あきづき【アキヅキ】(果樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9401号 |
登録年月日 | 2001年 10月 18日 | |
農林水産植物の種類 | なし | |
登録品種の名称及びその読み | あきづき よみ:アキヅキ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 町田裕、壽和夫、佐藤義彦、阿部和幸、栗原昭夫、緒方達志、齋藤寿広、寺井理治、西端豊英、小園照雄、福田博之、木原武士、鈴木勝征 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「162-29(「新高」×「豊水」)」に「幸水」を交配して育成されたものであり、果形が扁円、果実の大きさが大、果皮色が黄赤褐の育成地(茨城県つくば市)では9月下旬に成熟するやや晩生種である。樹姿は中間、枝梢の長さは中、太さは太、節間長は短、皮目の大きさは中、新梢の色は淡緑褐、短果枝の着生は中、花芽の形は楕円、大きさは小である。成葉の形は卵、先端の形は鋭、基部の形は楕円、葉縁の鋸歯の角度は鈍、葉の大きさ及び葉柄の長さは中、葉柄比率は大である。花弁の大きさは中、開花直前の花色は白、形は卵、切れ込みは少、色は白、花粉の有無は有である。果実の形は扁円、果形指数及び梗あの深さは中、広さは広、ていあの深さ及び広さは中、有てい果の有無は有、果実の大きさは大、果皮色は黄赤褐、果点の大きさは中、密度は密、果面の粗滑は中である。果梗の長さ及び太さは中、肉梗の有無は無である。果芯の形は短紡錘、大きさは中、果肉の色は白、硬さは軟、粗密は密、切口の褐変は中、甘味は高、酸味は弱、香気は少、果汁の多少は多、種子の形は卵、大きさは中である。開花期は晩、成熟期はやや晩で育成地においては9月下旬、後期落果は無~僅か、裂果は無、貯蔵性は中である。「幸水」と比較して、花色が白であること、果実が大きいこと、成熟期が遅いこと等で、「豊水」と比較して、花色が白であること、果形が扁円であること、開花期が遅いこと等で、「生水」と比較して、梗あが広いこと、果芯が大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和60年に農林水産省果樹試験場(現独立行政法人農業技術研究機構果樹研究所(茨城県つくば市))において、「162-29(「新高」×「豊水」)」に「幸水」を交配し、平成3年に一次選抜、4年から系統適応性検定試験を実施して特性の調査を行い、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ナシ筑波47号」であった。 |
このページでは「品種登録データベース」からあきづきを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からあきづきを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からあきづきを検索
Weblioに収録されているすべての辞書からあきづきを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からあきづきを検索
- あきづきのページへのリンク