あがの_(護衛艦)とは? わかりやすく解説

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あがの (護衛艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/21 23:32 UTC 版)

あがの
就役後、三菱重工長崎造船所を後にする「あがの」
基本情報
建造所 三菱重工業長崎造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 多機能護衛艦(FFM)
級名 もがみ型護衛艦
建造費 約460~470億円
母港 舞鶴
所属 護衛艦隊第14護衛隊
艦歴
発注 2020年
起工 2021年6月24日
進水 2022年12月21日
就役 2024年6月20日
要目
基準排水量 3,900 t
満載排水量 5,500 t
全長 133.0 m
最大幅 16.3 m
深さ 9 m
機関 CODAG方式
主機 ロールス・ロイス MT30 ガスタービンエンジン × 1基
MAN社12V28/33D STC ディーゼルエンジン × 2基
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 30ノット
乗員 約90名
兵装 62口径5インチ単装砲 × 1門
Sea RAM × 1基
水上艦艇用機関銃架 × 2基
17式艦対艦誘導弾 (SSM-2) 4連装発射筒 × 2基
Mk.41 VLS(16セル)× 1基
07式 SUMほか)※後日装備
HOS-303 3連装短魚雷発射管 × 2基
搭載機 SH-60K 哨戒ヘリコプター × 1機
C4ISTAR OYQ-1 戦術情報処理装置
(リンク 22対応)
レーダー OPY-2 多機能型
ソナー OQS-11 対機雷戦用ソナーシステム
OQR-25 水上艦用ソナーシステム(VDS+TASS)
電子戦
対抗手段
NOLQ-3E 電波探知妨害装置
Mk.137 デコイ発射機 × 4基
その他 無人機雷排除システム(USV+UUVOZZ-5)+EMD)
簡易型機雷敷設装置
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あがのローマ字JS Agano, FFM-6)は、海上自衛隊護衛艦もがみ型護衛艦の6番艦。艦名は福島県を源流とし、新潟県を通って日本海に注ぐ阿賀野川に由来する[1][2]

この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍阿賀野型軽巡洋艦1番艦「阿賀野」に続き2代目にあたり、海上自衛隊の艦艇では初の命名である[2]

本記事は、本艦の艦歴について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはもがみ型護衛艦を参照されたい。

艦歴

中期防衛力整備計画に基づく令和2年度計画護衛艦として、三菱重工業に発注され、2021年6月24日三菱重工業長崎造船所で起工[3]2022年12月21日、「あがの」と命名され進水[4]艤装海上公試の後、2024年6月20日に就役し[5][注釈 1]護衛艦隊直轄第14護衛隊に編入され、舞鶴基地に配備された[6]

歴代艦長

進水時点では、クルー制導入のため艤装員長は決められなかった。

歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
1 藤原明永 2024.6.20 -

ギャラリー

脚注

注釈

  1. ^ 当初2024年3月に引渡し予定であったが延期されていた[4]

出典

参考文献

  • 海人社 編「海上自衛隊・海上保安庁 艦船の動向 令和5年度を顧みて」『世界の艦船』第1021号、海人社、143頁、2024年7月。 

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