なとり (護衛艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 01:29 UTC 版)
| なとり | |
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「なとり」の命名・進水式の様子
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| 基本情報 | |
| 建造所 | 三菱重工業長崎造船所 |
| 運用者 | |
| 艦種 | 多機能護衛艦(FFM) |
| 級名 | もがみ型護衛艦 |
| 建造費 | 約460~470億円 |
| 艦歴 | |
| 起工 | 2023年7月6日 |
| 進水 | 2024年6月24日 |
| 就役 | 2025年12月予定 |
| 要目 | |
| 基準排水量 | 3,900 t |
| 満載排水量 | 5,500 t |
| 全長 | 132.5 m |
| 最大幅 | 16.3 m |
| 深さ | 9 m |
| 機関 | CODAG方式 |
| 主機 | ロールス・ロイス MT30 ガスタービンエンジン × 1基 MAN社12V28/33D STC ディーゼルエンジン × 2基 |
| 推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
| 最大速力 | 30ノット |
| 乗員 | 約90名 |
| 兵装 | 62口径5インチ単装砲 × 1門 Sea RAM × 1基 水上艦艇用機関銃架 × 2基 17式艦対艦誘導弾 (SSM-2) 4連装発射筒 × 2基 Mk.41 VLS(16セル)× 1基 (07式 SUM) HOS-303 3連装短魚雷発射管 × 2基 |
| 搭載機 | SH-60K 哨戒ヘリコプター × 1機 |
| C4ISTAR | OYQ-1 戦術情報処理装置 (リンク 22対応) |
| レーダー | OPY-2 多機能型 |
| ソナー | OQS-11 対機雷戦用ソナーシステム OQR-25 水上艦用ソナーシステム(VDS+TASS) |
| 電子戦・ 対抗手段 |
NOLQ-3E 電波探知妨害装置 Mk.137 デコイ発射機 × 4基 |
| その他 | 無人機雷排除システム(USV+UUV(OZZ-5)+EMD) 簡易型機雷敷設装置 |
なとり(ローマ字:JS Natori, FFM-9)は、海上自衛隊の護衛艦[1]。もがみ型護衛艦の9番艦。艦名は宮城県の名取市及び仙台市を流れる名取川に由来する[1][2]。この名を受け継いだ日本の艦艇としては日本海軍の長良型軽巡洋艦の3番艦「名取」に続き2代目にあたり、海上自衛隊の艦艇では初の命名である[1]。
本記事は、本艦の艦歴について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはもがみ型護衛艦を参照されたい。
艦歴
中期防衛力整備計画に基づく令和4年度計画護衛艦として、三菱重工業に発注され、2023年7月6日に三菱重工業長崎造船所で起工、2024年6月24日に命名され進水した。今後、艤装や性能試験を経て、2025年度中に就役する予定[3]。
歴代艦長
| 代 | 氏名 | 在任期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 | 備考 |
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| 艦長 | ||||||
| 1 | ||||||
脚注
出典
- ^ a b c “いま何番艦? 最新護衛艦「なとり」進水 海上自衛隊では初の名前 由来は東北・宮城県”. 乗りものニュース. メディア・ヴァーグ (2024年6月24日). 2024年6月24日閲覧。
- ^ 防衛省 海上自衛隊 [@JMSDF_PAO] (24 June 2024). “本日、三菱重工株式会社 長崎造船所において、もがみ型護衛艦9番艦の命名式・進水式が行われ「なとり」 と命名されました。”. X(旧Twitter)より2024年6月24日閲覧.
- ^ 高橋浩祐 (2024年6月24日). “海上自衛隊の最新鋭もがみ型護衛艦9番艦「なとり」進水 艦名は宮城県の名取川に由来”. Yahoo!ニュース 2024年6月24日閲覧。
外部リンク
- なとり_(護衛艦)のページへのリンク