たつた (護衛艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 06:05 UTC 版)
たつた | |
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「たつた」の命名・進水式の様子
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基本情報 | |
建造所 | 三菱重工業長崎造船所 |
運用者 | ![]() |
艦種 | 多機能護衛艦(FFM) |
級名 | もがみ型護衛艦 |
建造費 | 約460~470億円 |
艦歴 | |
起工 | 2024年7月3日 |
進水 | 2025年7月2日 |
就役 | 2026年12月予定 |
要目 | |
基準排水量 | 3,900 t |
満載排水量 | 5,500 t |
全長 | 132.5 m |
最大幅 | 16.3 m |
深さ | 9 m |
機関 | CODAG方式 |
主機 | ロールス・ロイス MT30 ガスタービンエンジン × 1基 MAN社12V28/33D STC ディーゼルエンジン × 2基 |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
最大速力 | 30ノット |
乗員 | 90~100名 |
兵装 | 62口径5インチ単装砲 × 1門 Sea RAM × 1基 水上艦艇用機関銃架 × 2基 17式艦対艦誘導弾 (SSM-2) 4連装発射筒 × 2基 Mk.41 VLS(16セル)× 1基 (07式 SUM) HOS-303 3連装短魚雷発射管 × 2基 |
搭載機 | SH-60K 哨戒ヘリコプター × 1機 |
C4ISTAR | OYQ-1 戦術情報処理装置 (リンク 22対応) |
レーダー | OPY-2 多機能型 |
ソナー | OQS-11 対機雷戦用ソナーシステム OQR-25 水上艦用ソナーシステム(VDS+TASS) |
電子戦・ 対抗手段 |
NOLQ-3E 電波探知妨害装置 Mk.137 デコイ発射機 × 4基 |
その他 | 無人機雷排除システム(USV+UUV(OZZ-5)+EMD) 簡易型機雷敷設装置 |
たつた(ローマ字:JS Tatsuta, FFM-11)は、海上自衛隊の護衛艦。もがみ型護衛艦の11番艦[1]。艦名は奈良県生駒市付近を流れる大和川の支流竜田川に由来する[2]。この名を受け継いだ日本の艦艇としては、大日本帝国海軍の水雷砲艦「龍田」、天龍型軽巡洋艦の2番艦「龍田」に続き3代目にあたり、海上自衛隊の艦艇では初の命名である[3]。
本記事は、本艦の艦歴について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはもがみ型護衛艦を参照されたい。
艦歴
中期防衛力整備計画に基づく令和5年度計画護衛艦として、三菱重工業に発注され、2024年7月3日に三菱重工業長崎造船所で起工、2025年7月2日に命名され進水した。今後、艤装や各種試験を実施したのち、2026年12月に就役する予定。
歴代艦長
進水時点では、クルー制導入のため艤装員長は決められなかった。
代 | 氏名 | 在任期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 | 備考 |
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艦長 | ||||||
1 |
脚注
出典
- ^ “海上自衛隊の最新鋭もがみ型護衛艦11番艦「たつた」進水 艦名は竜田川に由来 旧海軍軽巡洋艦の名を継承(高橋浩祐) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2025年7月2日閲覧。
- ^ 防衛省 海上自衛隊 [@JMSDF_PAO] (2 July 2025). “本日、三菱重工業株式会社長崎造船所おいて、もがみ 型 護衛艦「たつた」の命名式・進水式が執り行われました。”. X(旧Twitter)より2025年7月2日閲覧.
- ^ “自衛隊で初の艦名! 最新護衛艦「たつた」進水 由来は海なしの内陸県です”. 乗りものニュース (2025年7月2日). 2025年7月2日閲覧。
外部リンク
- たつた_(護衛艦)のページへのリンク