『DRAGONBALL- 放たれた運命の子供』でのバーダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 22:38 UTC 版)
「ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜」の記事における「『DRAGONBALL- 放たれた運命の子供』でのバーダック」の解説
『銀河パトロール ジャコ』では単行本のおまけマンガとして惑星ベジータ消滅の一ヶ月前を描いた『DRAGONBALL- 放たれた運命の子供』に主役として登場しているが、フリーザの帰還命令に従い惑星ベジータに戻ったり、息子のカカロットを生き延びらせるため宇宙船の丸型ポッドを盗んで乗せ地球へと脱出させて優しい言葉をかけたり、ラディッツがベジータと組んで活動していると知った時は心配したり、カカロットも裸ではなく戦闘服を着た姿で描かれていたりと、テレビスペシャルとは異なるストーリとなっている。また、原作およびアニメには登場せずベジータやラディッツの口から惑星ベジータ消滅時に死亡したと語られるのみだった妻のギネも登場している。鳥山明によると、その昔バーダックたちと4人のチームを組んで闘ったことがあり、ギネが危機を何度もバーダックに救われ、その頃に恋愛感情が生まれたことが語られている。鳥山の設定では好戦的ではあるが、冷血で単純な思考の他のサイヤ人に比べて冷静な判断力やわずかな人間性も持ち合わせており、サイヤ人にしては珍しく「仲間を救う」という行為で一部の下級戦士たちからは強く慕われている。また、サイヤ人は持って生まれた潜在的な戦闘力で階級が決められ、バーダックは下級戦士としては上位にいるが中級戦士にはなれていない。鳥山は「バーダックはとっくに死んでいるので活躍は過去話でしか見られないでしょう。生き返っても戦闘力が足りないのでちょっと難しい」と語っている。サイヤ人には恋愛や結婚、家族という概念はあまりなく、バーダックとギネは繁殖目的以外でも絆で結ばれた珍しいサイヤ人だが、バーダック、ギネ、ラディッツ、カカロットの家族4人が揃ったことはなく、バーダック自身も自分の兄弟の存在についてよく分っておらず興味もない。
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