『COYOTE』の誕生とは? わかりやすく解説

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『COYOTE』の誕生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:37 UTC 版)

佐野元春」の記事における「『COYOTE』の誕生」の解説

2005年9月から新作レコーディング作業開始するバンド盟友The Hobo King Bandではなくノーナ・リーヴス小松シゲルDr.)、GREAT3高桑圭Bass)、Mellowhead深沼元昭G.)という、佐野元春音楽聴き続けてきた若い世代ミュージシャンとのレコーディングセッション続けられた。その最初成果として2005年12月に3トラックEP星の下 路の上』がリリースされるこうした世代超えたミュージシャンソングライター同士連帯は、翌年ポッドキャスト番組MUSIC UNITED」を経て深沼元昭山口洋ヒートウェイヴ)、藤井一彦ザ・グルーヴァーズ)の三人ボーカルとして参加した音楽プロジェクト「MusicUnited.」にまで発展していく。 新作レコーディング続け一方全国ツアー精力的に展開。The Hobo King Band女性コーラスグループ「T.T.Sisters」を加え2006年1月から4月まで全国ツアー星の下 路の上」を全13公演行う。千秋楽となった東京国際フォーラム公演では3時以上に及ぶステージ披露、その模様2枚組DVD「TOUR2006 星の下 路の上」にてノーカット完全版として発表同年11月には「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ2006」に出演しザ・ビートルズの「カム・トゥゲザー」を演奏年末には音楽雑誌ロッキング・オン」の主催する音楽イベントCOUNTDOWN JAPAN 06/07」に出演した2007年新作レコーディング並行して札幌市民会館 最後の日」や東京新宿コマ劇場での「サンボマスター vs 佐野元春」で演奏するなど、精力的な活動続けられた。6月には新レーベル体制になってから2作目となるフルアルバム『COYOTE』が発表される前作THE SUN』で見せたさまざまな登場人物喜怒哀楽スケッチする手法から大きく転換し、「コヨーテ」と呼ばれるアウトロー的な男の視点描かれた「架空ロードムービーサウンドトラック」というコンセプト・アルバムとなっている。収録された全12はいずれも、ビート・ジェネレーション的であり、サウンドの面でも今まで佐野元春作品とは違った形の現代性を持っている。特にタイトルトラックである「コヨーテ海へ」という7分にも及ぶロックバラッドは、一定の評価得た。 この「コヨーテ」というコンセプトアルバムだけに留まらずそれまでスポークン・ワード作品をすべて集めたボックス・セット『BEATITUDE』、佐野元春言葉音楽について纏めた書籍ビートニクス - コヨーテ荒れ地往く」でも共通のコンセプトとなっている。

※この「『COYOTE』の誕生」の解説は、「佐野元春」の解説の一部です。
「『COYOTE』の誕生」を含む「佐野元春」の記事については、「佐野元春」の概要を参照ください。

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