「夫婦の絆」編(6巻)
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「不能犯 (漫画)」の記事における「「夫婦の絆」編(6巻)」の解説
源(みなもと) 源家の主人で、酒・ギャンブル・家庭内暴力を繰り返す最低の人物。冒頭で脳出血を起こして病院に搬送された。後遺症として麻痺が残っており、植物人間状態。それでも妻・早苗の希望で生かされており、それを不満に思った息子の隆之介が、宇相吹に依頼して殺すものと警察は断定。警察組織として操作する諏訪部と、独自に操作する多田・百々瀬から警護を受ける。 実はこの話の宇相吹の本当の依頼者であり、自身に陰湿な仕返しをしていた妻の早苗を殺すように頼んでおり、早苗が始末され次第、不倫相手と再婚するつもりだった模様。最終的に全てを知った早苗から積年の恨みを込めてナイフで滅多刺しにされ、死亡する。 源 早苗(みなもと さなえ) 源家の妻。長年夫の暴力やギャンブルに苦しめられながらも息子や世間体の為に離婚せずに耐えていたが、旦那が倒れる数日前に家に指輪が届き、結婚20年目の記念として用意されたものと悟った事から、植物人間となったどうしようもない旦那を憎みきれず、介護している。 実はこの話の宇相吹の殺しのターゲット。実は暴力に耐えながらも、食事に洗剤や害虫を混ぜ込むなど陰湿な仕返しをしていた。それを見てしまった夫は自身の命を守る事と、不倫相手との新しい人生を歩む為に宇相吹に自身を殺すよう依頼していた。自身へのプレゼントと思い込んでいた指輪も不倫相手に贈る為のものだった。 旦那が植物人間となった事で依頼を降りる事にした宇相吹から全てを明かされた結果、抑えていた憎悪を爆発させて旦那を滅多刺しにして殺害し、自身も自暴自棄になって宇相吹が本来殺しに使う為に用意していた“毒物”(と思い込まされた栄養ドリンク)を飲んで死ぬ。 源 隆之介(みなもと りゅうのすけ) 源家の1人息子。最低極まる父親を憎んでおり、その父親が倒れ、一生介護しなければならない事を告げられると「死なないんだったらいっその事、殺してやりたいくらいだぜ!」と吐き捨てて家出して行方不明となる。その為、警察は宇相吹に殺しを依頼した重要参考人としてマークしていた。 後に警察に身柄確保されるも当人は無関係であることを主張。実際に今回の依頼とは全く関係ない事が発覚する。
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