「ビバあいづ」編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 11:57 UTC 版)
「国鉄485系電車」の記事における「「ビバあいづ」編成」の解説
1993年12月1日から郡山 - 会津若松・喜多方間で運転開始された特急「ビバあいづ」に充当された編成。同年7・8月に勝田電車区所属の6両編成を仙台運転所へ転出させ、同年11月までに郡山工場で以下の改造を施工した。 銀色をベースとした専用塗装。 先頭車運転室屋根上部前灯の撤去。 クハ481-1104の運転室寄り客室を定員16名のグリーン室に変更しクロハ481-1501に改造。 3号車に組み込まれたモハ485-1008を定員0名のフリースペース「インビテーションカー“赤べこ”」に改造。車内は会津若松市の歴史や観光案内、物産品の展示などが行われていたが、1998年12月には再び座席車に復元された。 運転時は常に会津若松滞留となることから、月1回帰所する際は運休もしくは代替快速列車で運転したほか、長期検査時には勝田電車区もしくは青森運転所から本系列を借入して充当した。 2001年12月に上野発着の「あいづ」復活運転に際し首都圏乗入となることからATS-P搭載工事を施工。2002年3月23日のダイヤ改正では磐越西線で土休日ダイヤを設定したことから、土休日の運転に限り列車名を「ホリデービバあいづ」に変更したが、同年11月30日をもって定期運用終了。同年12月7日に運転された「さよならビバあいづ」を最後にすべての運用が終了となり、2003年4月4日付でMM'ユニット1008が廃車。残存した4両は同年3月29日付で勝田電車区に再転出。塗装変更されK40編成として運用されたが2013年に廃車となった。 ← 郡山・喜多方 会津若松 → クハ481モハ484モハ485モハ484モハ485クロハ481345 1008 1053 1501
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