「ビッグ・スターズ・サード」公演
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 01:14 UTC 版)
「ビッグ・スター」の記事における「「ビッグ・スターズ・サード」公演」の解説
チルトンの死から4か月後、2010年7月19日にハメルが癌で死去した。チルトンとハメルの死去以降のバンド予定について尋ねられたスティーブンスは「私達みんなが本当に大好きで楽しんでいたのが音楽であり、それを一緒に演奏するのが大好きだったので、私達はそれを続けていける前向きな方法を模索しています」とビルボード誌に語った。ローリングストーン誌のインタビューで、スティーブンスは2010年5月のトリビュート演奏がビッグスターとしてのグループ最後の公演になると述べた。 オウアやストリングフェロウとの最後の公演ではなかったが「私はビッグスターとして(舞台に)自分達が出て行くことを承諾できない...しかし、と言ってアレックスを失ったことを悪く捉えるのも良くないことだと思う。 そのことはケンやジョンにとっても同じです。彼らと演奏するなんて想像できない。とても楽しくはあるけれど、感情的な後ろめたさもある」と語った。 2010年12月、「ビッグ・スターズ・サード」(第3期)の名義で、スティーブンスは、ミッチ・イースター、クリス・ステイミー、マイク・ミルズと弦楽器のチームを組み、アルバム『Third / Sister Lovers』のトリビュートをチャペルヒル (ノースカロライナ州)で生演奏した 。マシュー・スウィートなどの演奏家も加わり、2011年3月26日にビッグスターズ・サードは同様のトリビュートコンサートをニューヨーク市で演奏 、翌年5月28日にはロンドンのバービカン・センターでも行われた。このプロジェクトは2013年にシカゴとニューヨークで、2014年1月にオーストラリアのシドニーで、同年8月にはシアトルでのバンバーシュートなど、一連の米国公演で継続された 。2014年11月、オウアとストリングフェロウがアセンズ (ジョージア州)での無料特典公演のため、このグループに再加入した。2017年時点で、ビッグ・スターズ・サードは公演を継続中である。 2017年4月21日、コンコード・レコードはビッグ・スターズ・サードのライブコンサートドキュメンタリーを2枚組DVD、そして3枚組CDのライブアルバムをリリースした。どちらも『 Thank You, Friends: Big Star's Third Live... and More』の題名である。コンサートは、2016年4月にグレンデール (カリフォルニア州)で行われた。
※この「「ビッグ・スターズ・サード」公演」の解説は、「ビッグ・スター」の解説の一部です。
「「ビッグ・スターズ・サード」公演」を含む「ビッグ・スター」の記事については、「ビッグ・スター」の概要を参照ください。
- 「ビッグ・スターズ・サード」公演のページへのリンク