《包含》の正しい読み方とは? わかりやすく解説

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《包含》の正しい読み方

「包含」の正しい読み方

包含」の正し読み方は「ほうがん」である。「ほうごう」と読むのはよくある間違いである。「包含」の「含」は、音読みで「がん」、訓読みで「ふくむ」と読むが、「ごう」という読み方出来ないため、「包含」を「ほうごう」と読むことは出来ない。「含」を「合」と混同しやすく、「包合」と見間違えられることが多いことや、語感近さなどによる間違いであろう

「包含」の意味解説

包含」は、つつみ込み中に含むこと、ひっくるめて併せ持つこと、という意味である。「包」は包むという意味があり、ひっくるむというニュアンス持ち合わせている。「含」は、それ自体でふくむ、という意味がある。この二つ漢字組み合わせ、つつみ込み中に要素などを含むという意味になるのだ。ここで「包含」は、ただ要素中に含んでいるのでは無く、Aの中にBを含むという意味など、複数要素同時に内に含むことを表しているため、注意が必要である。

なぜ「包含」と読むのか・理由

包含」は、「包」の音読みである「ほう」、「含」の音読みである「がん」を合わせてほうがん」と読む。音読み重ねた単純な熟語読み方である。

「包含」の類語・用例・例文

包含」の類語には、「内包する」「含む」「内蔵させる」「内在させる」「包有」などがある。どれも、何かしら要素を内に含むという意味である点で「包含」と近い意味を持っている使い分けの際の注意点としては、特に「包含」はAの中にBを含むという意味合いがあるので、ただ内部存在するという意味合いの語との区別が必要である。「包含」は「包含する・される」という使い方一般的である。

用例としては、
・この問題には、別の問題包含されている
矛盾包含している
など特に、複数要素ひっくるめて併せ持つニュアンスがあるため、何が包含させているかを明確にして使用するわかりやすい

「包含」の英語用例・例文

包含」を英語で表現するには、「include」や「contain」という単語を使うことができる。それぞれ、「包含する」「含む」という意味であり、日本語の「包含する」という熟語の意味ニュアンスがとても近い。どちらも純粋な動詞であるため、直接「AがBを包含する」という述語として表現することができる。違いとしては、「include」はある要素全体一部として含まれている様であり、「contain」は含まれているすべての要素を指す。
・This book contains all the information you require. (この本には、あなたが必要とするすべての情報含まれている)
・This price includes tax.(この価格税込みだ)
使い方としては、以上のように表現したい内容が、含まれている複数要素すべてなのか、含まれている要素一部なのかによって使い分けると良い



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