NHK福岡放送局 スタジオ

NHK福岡放送局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 04:41 UTC 版)

スタジオ

テレビ

  • T-1スタジオ 「The Life」、「#てれふく」、「六本松サテライト」など
  • よかビジョンホール 特別番組の公開収録などに使用される
  • パークサイドスタジオ 1階 ガラス張りでロビーから中が見え、観客を入れて公開放送可能 「はっけんTV」
  • ニューススタジオ 「おはよう九州沖縄」、「ロクいち!福岡」、「ニュース845福岡」、定時ニュース、選挙特番

ラジオ

  • R-1スタジオ 公開収録可能
  • R-2スタジオ
  • R-3スタジオ
  • R-4スタジオ FM用
  • DJブース 1階 「はっけんラジオ」

沿革

  • 1928年昭和3年)
    • 6月16日 - 社団法人日本放送協会熊本放送局開局。
    • 9月16日 - 熊本放送局福岡演奏所開設(福岡放送局の前身、現在の天神岩田屋新館東側、きらめき通りスタジオの位置)。
  • 1930年(昭和5年)12月6日 - 福岡放送局開局(呼出符号JOLK、周波数680kHz、出力500W)。
  • 1931年(昭和6年)12月21日 - 小倉放送局開局(呼出符号JOSK)、福岡県東部を移管(現在の北九州局。以降の歴史については北九州局の項を参照)。
  • 1946年(昭和21年)9月1日 - ラジオ第2放送開始(呼出符号JOLK、1948年7月1日にJOLBに変更)。
  • 1950年(昭和25年)
  • 1951年(昭和26年)1月25日 - 開局20周年記念事業として西日本新聞社、福岡市・久留米市・大牟田市と合同で「福岡市の歌」「久留米市の歌」「大牟田市の歌」を選定[注釈 3]
  • 1956年(昭和31年)
    • 3月21日 - 総合テレビ放送開始(九州初のテレビ局、送信所は福岡市中央区天神、後の福岡放送会館の西側に設置)。
    • 12月6日 - 春日ラジオ放送所大電力化(50kW、1957年4月10日から100kWに増力)。
  • 1957年(昭和32年)6月1日 - NHKの九州管内放送関係業務を熊本中央放送局(当時)から移管。
  • 1959年(昭和34年)10月12日 - 福岡放送会館落成(5月15日竣工、現在の岩田屋新館の位置)。
  • 1962年(昭和37年)
    • 2月 - 「NHK福岡放送局史」発行(NHK福岡放送局 編、406ページ)。
    • 9月1日 - 教育テレビ(現:Eテレ)放送開始(北九州に次いで九州2番目)[注釈 4]
    • 9月17日 - FM放送実用化試験局開局。
  • 1964年(昭和39年)8月31日 - 久留米テレビ中継局UHFで開局[注釈 5]
  • 1969年(昭和44年)3月1日 - FM放送本放送開始。
  • 1971年(昭和46年)10月10日 - 総合テレビ、全時間カラー化。
  • 1981年(昭和56年)3月 - 「NHK福岡放送局50年史」発行(福岡放送局50年史編集委員会事務局 編、229ページ)。
  • 1985年(昭和60年)11月 - テレビ文字多重放送開始。
  • 1992年平成4年)
    • 6月5日 - NHKの組織改正により、九州の地方統括機能が熊本放送局から福岡放送局に完全移管する[3]
    • 11月20日 - NHK福岡放送センタービルが現在地(福岡市中央区六本松)に落成、翌年の2月15日から運用を開始[4]
  • 1993年(平成5年)6月14日 - テレビとFMの送信施設を天神旧局舎から福岡タワーに移転。移転後、天神の送信アンテナは1996年初頭に解体されたが、旧局舎ビルは残され1996年3月8日から1999年まで福岡西鉄名店街仮店舗のにしてつカリテンとして活用されていた。
  • 2000年(平成12年)12月 - 「NHK福岡放送局開局70周年記念 1930~2000年の記録」を発行(NHK福岡放送局編集、34ページ)。
  • 2005年(平成17年)3月20日 - 福岡県西方沖地震発生、局ビルも一部被災の状況で災害報道にあたる。
  • 2006年(平成18年)4月1日 - テレビの地上デジタル放送開始。
  • 2011年(平成23年)7月24日 - 正午(午後0時)をもってテレビのアナログ放送終了(その後7月25日午前0時までに完全停波)。
  • 2012年(平成24年)10月 - マスコットキャラクター「ふっく」制定。
  • 2016年(平成28年)9月1日 - インターネットラジオ放送サービス「NHKネットラジオ らじる★らじる」に於いて、福岡局(ラジオ第1放送・ラジオ第2放送・FM放送)の配信を開始[5][6][注釈 6]
  • 2017年(平成29年)10月2日 - 民放ラジオポータルサイト『radiko』の第1次実験配信(一部地域限定)に於いて、福岡局(ラジオ第1放送・ラジオ第2放送・FM放送)の配信を、2018年(平成30年)3月30日まで実施[7]
  • 2018年(平成30年)4月12日 - 『radiko』の第2次実験配信(全国規模)を開始[8]
  • 2019年令和元年)6月14日 - 組織改正により福岡拠点放送局に改称[9][10]
  • 2020年(令和2年)
    • 3月 - NHK福岡放送局開局90周年を迎えるにあたり、合言葉は「みんなが出るテレビ」と発表された[11][12]
    • 12月6日 - 開局90周年[13]
  • 2021年(令和3年)3月3日 - NHKプラスで地域向けのテレビ番組の見逃し配信が開始[14]
  • 2022年(令和4年)4月1日 - 名称を福岡放送局に戻した。
  • 2023年(令和5年)4月1日 - 令和改革により、部制(放送部・営業推進部等)からセンター制に見直され、経営管理センター(九州沖縄地方各放送局統括管理)、コンテンツセンター(旧:放送センター)、視聴者リレーションセンター(旧:視聴者センター)へ再編された。

テレビ放送

総合テレビ

NHK総合のリモコンキーID
  • コールサイン:JOLK-TV(アナログ)、JOLK-DTV(デジタル)
  • デジタル放送リモコンキーID:「3」
    福岡市では、テレビ朝日系列の九州朝日放送(KBC)テレビのアナログ放送が1chとなっていることと、福岡地区では「3ch=NHK」のイメージが定着しているため、NHK総合が「3」になった。北九州局もこれに倣っている。
局名 種別 チャンネル 空中線電力 送信所
福岡 アナログ 3 映像10kW/音声2.5kW 福岡タワー
デジタル 28 3kW
宗像 アナログ 53 映像30W/音声7.5W 許斐山
デジタル 28 21W
糸島 アナログ 53 映像30W/音声7.5W 可也山
デジタル 28 30W
太宰府 アナログ 42 映像10W/音声2.5W 高雄山
デジタル 38 10W
久留米 アナログ 46 映像300W/音声75W 九千部山
デジタル 17 30W
大牟田 アナログ 53 映像100W/音声25W 甘木山
デジタル 17 10W
※福岡局は唯一のVHFチャンネル。
※三郡山にFPU基地局を設置している。

教育テレビ

  • コールサイン:JOLB-TV(アナログ)、JOLB-DTV(デジタル)
  • デジタル放送リモコンキーID:「2」(全国共通)
局名 種別 チャンネル 空中線電力 送信所
福岡 アナログ 6 映像10kW/音声2.5kW 福岡タワー
デジタル 22 3kW
宗像 アナログ 55 映像30W/音声7.5W 許斐山
デジタル 22 21W
糸島 アナログ 55 映像30W/音声7.5W 可也山
デジタル 22 30W
太宰府 アナログ 40 映像10W/音声2.5W 高雄山
デジタル 49 10W
久留米 アナログ 54 映像300W/音声75W 九千部山
デジタル 13 30W
大牟田 アナログ 50 映像100W/音声25W 甘木山
デジタル 13 10W

特記

デジタル放送について
  • 福岡親局は、2006年4月1日にスタート。当初は30Wで運用。同年11月1日から数日をかけて試験的に定格出力まで上げ、そのまま12月1日から本格運用となる。
  • 久留米局は、2006年12月1日に本放送スタート。当初は3Wで運用し、2007年1月15日から定格出力で放送。
  • 大牟田局は2007年6月1日に本放送スタート。当初は1Wで運用。
  • 糸島局・宗像局は同年9月1日、それぞれ放送開始。
  • 太宰府局などは2008年以降、必要な地域に順次整備。アナログ中継局全てがデジタルに転換されるわけではない。
  • 個別受信の地デジチューナー搭載テレビ等で、「佐賀県」と設定した場合、デジタル教育が「021-1」デジタル総合が「031-1」と、枝番が付く。

注釈

  1. ^ なお、福岡局も出力は他の在福局同様3kWのため、北九州エリアでも実質的に受信可能。
  2. ^ 公共交通機関 地下鉄 六本松駅
  3. ^ このうち久留米市と大牟田市の市歌は現行で使用されているのに対し「福岡市の歌」は福岡市側に一切の記録が残っていない。
  4. ^ 現在の拠点局では最も遅かった。
  5. ^ 福岡県筑後地方の大部分は、熊本局親局のVHF波が容易に届く地形的な事情から福岡局のVHF中継局の設置が困難だった。
  6. ^ 但し、ラジオ第2放送は、「JOAB、NHK東京第2放送です」とアナウンスされる。
  7. ^ 九州・山口でラジオ第2放送の出力が小さいもしくは中継局自体が存在しないケースがある理由は、このためである。
  8. ^ ただし、前者は番組編成上では『NHKニュース おはよう日本・6時台』の内包番組扱い。
  9. ^ 5:56枠・6:28枠は冒頭『おはよう九州沖縄 気象情報』とタイトル表示がある。
  10. ^ ただし、沖縄局は県域ニュース・気象情報に差し替え(一部例外あり)。2023年7月17日(海の日)は18:05 - 18:59に『ニュース(九州沖縄)「記録的大雨から1週間」』として同月9日 - 10日の九州北部の大雨から1週間を迎えた状況を伝えるニュース特番として放送(ただし、沖縄局は18:45に飛び降り同時刻以降は県域ニュースに差し替えた)。
  11. ^ 宮崎県(2022年12月28日を除く)、鹿児島県、沖縄県の3県は、非ネット。
  12. ^ 2023年5月1日・2日は、新井秀和が出演。
  13. ^ 熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の4県は、非ネット。尚、沖縄県は通常通り『おきなわHOTeye』を放送。
  14. ^ 宮崎県、鹿児島県、沖縄県の3県は、非ネット。
  15. ^ 2023年8月14日 - 18日は、一橋忠之が出演。
  16. ^ 熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の4県は、非ネット。
  17. ^ 宮崎県、沖縄県の2県は、非ネット。
  18. ^ 2023年12月25日 - 28日は、新井秀和が出演。2024年1月4日は、姫野美南が出演。2024年1月5日は、井原陽介が出演。
  19. ^ 大分県(2024年1月4日 - 5日)、鹿児島県(2023年12月25日・2024年1月4日 - 5日)、宮崎県、沖縄県(2023年12月25日 - 28日)の4県は、非ネット。
  20. ^ なお、EPGやNHKのウェブサイトに掲載される番組表では『気象情報(九州沖縄) ▽松永貢予報士の「茶柱てんき」』という番組名で独立番組としてクレジットされているが、新聞番組表には全くクレジットされず、18:00まで『ニュースLIVE! ゆう5時』(月曜日 - 木曜日)『ニュース きん5時』(金曜日)が放送されている堤の記載になっている。
  21. ^ 佐賀局と長崎局は非ネット。2021年度までは熊本局も非ネットだった。
  22. ^ 2022年3月3日は『ロクいち!福岡』キャスターの野口葵衣が出演。
  23. ^ 2021年度までは九州沖縄の放送局(福岡放送局以外)に所属しているアナウンサーが『はっけんラジオ』に出演する関係で引続き出演する場合が稀にあった。
  24. ^ サガン鳥栖との九州ダービーの場合、福岡県域と佐賀県で放送。九州ダービーでサガン鳥栖ホームの場合、佐賀局が制作。カードによってはアウェイ側地元局でも同時ネットで放送される場合がある。
  25. ^ 総合テレビでの一部カードは九州沖縄地方向けで放送。カードによってはビジター側地元局でも同時ネットで放送される場合がある他、山口局でも放送される場合がある。
  26. ^ ペナントレース優勝がかかる試合の際、福岡局アナウンサー2名(福岡局以外の九州沖縄各局アナウンサーも含める)が実況とリポートをビジター側主催試合でも担当する場合がある。
  27. ^ 福岡県は福岡・北九州2局ネットで県域ニュースを放送。
  28. ^ ただ、2022年度は平日と重なる祝日についても18:45枠は県域ニュースとなっていた(一部例外あり)。なお、沖縄局に限っては2023年度以降も平日と重なる祝日の18:45枠は5月3日 - 5日の3連休を除き沖縄県域ニュースを放送している。
  29. ^ 平日水曜15時台は、九州沖縄に所属している各放送局(福岡局以外)のアナウンサーが担当することが稀にある。
  30. ^ 福岡局には通算3度目の勤務になる。
  31. ^ 2021年度まで放送されたプレマップの福岡版『ふく!なび』の2022年2月から休演中、辻本彩乃が代演した。番組担当時は、ふっくの「お守り」役のひとりとして活躍。

出典

  1. ^ 北九州地方・筑豊地方はNHK北九州放送局の放送対象地域
  2. ^ NHKの放送技術2016 番組を全国あまねくお届けする 31ページ (PDF) - NHKデジタル
  3. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送情報調査部『NHK年鑑'93』日本放送出版協会、1993年、34,60頁。 
  4. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送情報調査部『NHK年鑑'93』日本放送出版協会、1993年、44,379,491-492頁。 
  5. ^ NHKラジオのネット配信、広島/福岡/札幌/松山の地域放送も全国で聴取可能に AV Watch 2016年7月8日
  6. ^ NHK経営委員会|最新の議事録|第1252回
  7. ^ NHKラジオ「radiko」に期間限定で配信 10月2日から半年間 ORICON NEWS 2017年9月20日
  8. ^ ラジコでNHKラジオが聴ける4月12日(木)より、全国を対象に2018年度の実験配信を開始,株式会社radiko,2018年3月22日
  9. ^ 2019年度第1四半期業務報告” (PDF). 日本放送協会. 2021年1月7日閲覧。
  10. ^ 日本放送協会2019年度業務に関する監査委員会の活動結果報告書” (PDF). 日本放送協会. 2021年1月7日閲覧。
  11. ^ みんなが出るテレビ
  12. ^ テレビ神奈川TVKテレビ)でかって放送されていた『みんなが出るテレビ』と直接の関係はない。
  13. ^ NHK福岡放送局の歩み” (PDF). NHK福岡放送局. 2023年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月2日閲覧。
  14. ^ 「ご当地プラス」配信開始! - お知らせ - NHKプラス”. 日本放送協会 (2021年3月3日). 2021年3月3日閲覧。[リンク切れ]
  15. ^ NHKオンライン 2024年度前半期 定時番組の部門種別(九州沖縄ブロック)” (PDF). NHK. p. 9. 2024年3月29日閲覧。
  16. ^ NHKオンライン 2022年度前半期 定時番組の部門種別(九州沖縄ブロック)” (PDF). NHK. p. 9. 2022年3月25日閲覧。
  17. ^ NHKオンライン 2022年度後半期 定時番組の部門種別(九州沖縄ブロック)” (PDF). NHK. p. 10. 2023年5月7日閲覧。
  18. ^ この2人の共通点は? | 中山庸介 | ロクいち!福岡ブログ:NHK”. archive.is. NHK福岡放送局 (2020年8月6日). 2021年6月12日閲覧。






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