履正社中学校・高等学校
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教育課程の類型
履正社中学校
放課後には進学講座または部活動に出席することができる。
履正社高等学校
- 集約文理コース
- S類
- I類
- II類
- 普通コース(III類)- 強化クラブ(硬式テニス部、硬式野球部、サッカー部、陸上競技部、剣道部(男・女)、柔道部(男・女)、女子バレーボール部、吹奏楽部、女子硬式野球部)生のみで構成される。
設備
部活動
- 中学
社会科部や理科部、空手部などには合宿もある。鉄道研究会は、2011年度に部に格上げされた。空手部は文化祭時に板割りなどの演舞を行う。
- 高校
部活動 普通コースIII類以外を対象とした部活動。対外試合を目的としたり、大阪高体連に加盟したりするものではない
強化クラブは以下の通りで、所属できるのは高校のIII類の生徒のみである。
高等学校硬式野球部
- 選抜高等学校野球大会(「春の甲子園」)出場10回(2006年,2008年,2011年,2012年,2013年,2014年,2017年,2019年,2020年,2023年)、準優勝2回(2014年,2017年)、ベスト4:1回(2011年)
- 第78回選抜大会(2006年)に初出場。1回戦で同大会優勝の横浜高校(神奈川)に0-1で敗戦。
- 第80回選抜大会(2008年)に2年ぶり2回目の出場。2回戦(初戦)で下関商業高校(山口)に延長10回の末3x-2でサヨナラ勝ちを収め、念願の甲子園大会初勝利。3回戦で同大会準優勝の聖望学園高校(埼玉)に5-7で敗戦。
- 第83回選抜大会(2011年)に3年ぶり3回目の出場。1回戦で総合技術高校(広島)に4-0で完封勝利。2回戦で大塚尚仁を擁する九州学院高校(熊本)に8-2、準々決勝で智弁和歌山高校(和歌山)に10-3で圧勝。準決勝で同大会優勝の東海大相模高校(神奈川)に2-16と大敗し、甲子園大会初の決勝戦進出はならず。
- 第84回選抜大会(2012年)に2年連続4回目の出場。1回戦で地球環境高校(長野)に5-2で勝利。2回戦で濱田達郎を擁する愛工大名電高校(愛知)に2-9で敗戦。
- 第85回選抜大会(2013年)に3年連続5回目の出場。1回戦で岩国商業高校(山口)に0-1で完封負けを喫する。
- 第86回選抜大会(2014年)に4年連続6回目の出場。1回戦は21世紀枠で出場した小山台高校(東京)の伊藤優輔を打ち崩して11-0と大勝、2回戦で伊藤大海を擁する駒大苫小牧高校(北海道)に最大5点のリードを奪われながらも7x-6で逆転サヨナラ勝ち、準々決勝で福知山成美高校(京都)に6-2、準決勝で豊川高校(愛知)に延長10回の末12-7で勝利を収め、初の決勝進出。決勝では高橋奎二を擁する龍谷大平安高校(京都)に2-6で敗れて準優勝。
- 第89回選抜大会(2017年)に3年ぶり7回目の出場。1回戦で櫻井周斗を擁する日本大学第三高校(東京)に12-5、2回戦で呉高校(広島)に1-0、準々決勝で盛岡大付属高校(岩手)に8-1、準決勝で西垣雅矢を擁する報徳学園高校(兵庫)に6-4で勝利し、3年ぶり2度目の決勝進出。史上初の大阪勢同士の対戦となった大阪桐蔭高校との決勝では、3-3で迎えた9回に5点を奪われて3-8で敗れ準優勝。
- 第91回選抜大会(2019年)に2年ぶり8回目の出場。1回戦で星稜高校(石川)の好投手奥川恭伸に17三振を喫し、0-3で敗戦。
- 第92回選抜大会(2020年)に2年連続9回目の出場を決めるが、新型コロナウイルス感染症の流行により直前に開催中止が決定(なお交流試合では星稜高校に6-1で勝利している)。
- 第95回選抜大会(2023年)に3年ぶり10回目の出場。2回戦(初戦)で高知高校に2-3で敗戦。
- 全国高等学校野球選手権大会(「夏の甲子園」)出場5回(1997年,2010年,2016年,2019年、2023年)、優勝1回(2019年)
- 第79回選手権大会(1997年)に初出場。2回戦(初戦)で専大北上高校(岩手)に1-2で初戦敗退(9回裏2死2・3塁とサヨナラの絶好機に、3塁走者が同点を狙いホームスチールの奇襲に出るも失敗)。
- 第92回選手権大会(2010年)に13年ぶり2回目の出場。2回戦(初戦)で中村奨吾を擁する天理高校(奈良)を、山田哲人がホームスチールを決めるなど4-1で下して夏の甲子園大会初勝利。3回戦で聖光学院高校(福島)の歳内宏明に10三振を喫し、2-5で敗戦。
- 第98回選手権大会(2016年)に6年ぶり3回目の出場。1回戦で山野太一、椋木蓮を擁する高川学園高校(山口)に5-1、2回戦で藤平尚真、石川達也を擁する横浜高校に5-1で勝利。3回戦で鈴木昭汰を擁する常総学院高校(茨城)に4-7で敗戦。
- 第101回選手権大会(2019年)に3年ぶり4回目の出場(初の春夏連続出場)。1回戦の霞ヶ浦高校(茨城)戦では大会タイ記録の5本塁打を放つなど鈴木寛人を打ち崩し、11-6で勝利。2回戦は津田学園高校(三重)の前佑囲斗を攻略して7-3、3回戦で高岡商業高校(富山)に9-4、準々決勝で関東第一高校(東東京)に7-3、準決勝で中森俊介、来田涼斗を擁する明石商業高校(兵庫)に7-1で勝利し、夏の甲子園初の決勝進出。決勝戦で春に完封負けを喫した星稜高校に5-3で勝利し初優勝を果たした。
- 国民体育大会高等学校野球競技 - 優勝1回(2016年)
- 明治神宮野球大会 - 優勝1回(2016年)
進学指導
大学合格実績水増し問題
進学実績が、1990年代後半より急激に数字の上では向上したが、学校が一部の優秀な生徒に、有名大学の入試を数多く受験させ、学校側が全額受験料を負担して合格実績を水増ししていたことが背景にある。このことについて学校側は、2007年(平成19年)7月23日付けの読売新聞上で、「経済的支援が必要な生徒への奨学金のようなもの。合格実績を上積みした認識はなく、今後も続ける」と説明。
注釈
出典
- ^ a b “履正社学園豊中中学校 パンフレット”. 学校法人 履正社. 2020年5月21日閲覧。
- ^ a b c d e f “履正社高等学校 パンフレット”. 学校法人 履正社. 2020年5月21日閲覧。
- ^ “教育理念 | 履正社中学校・高等学校”. www.riseisha.ed.jp. 2021年2月20日閲覧。
- ^ “選手権大会出場校一覧(第75回~第80回大会)”. 日本高等学校野球連盟. 2016年3月24日閲覧。
- ^ a b “選抜大会出場校一覧(第76回~第80回大会)”. 日本高等学校野球連盟. 2016年3月24日閲覧。
- ^ “選手権大会出場校一覧(第91回~第95回大会)”. 日本高等学校野球連盟. 2016年3月24日閲覧。
- ^ “試合日程 - 第92回夏甲子園 - 高校野球 - SANSPO.COM”. SANSPO.COM (サンケイスポーツ/産業経済新聞社). 2017年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月24日閲覧。
- ^ a b c d “選抜大会出場校一覧 (第81回~第85回大会)”. 日本高等学校野球連盟. 2016年3月24日閲覧。
- ^ “選抜大会出場校一覧(第86回~第87回大会)”. 日本高等学校野球連盟. 2016年3月24日閲覧。
- ^ a b “第89回選抜高等学校野球大会準優勝|履正社高等学校”. 履正社高等学校. 2018年7月31日閲覧。
- ^ “施設”. 履正社高等学校. 2019年12月23日閲覧。
- ^ “【試合結果】履正社、夏の甲子園初優勝! 星稜エース奥川を攻略”. SANSPO.COM(サンスポ) (2019年8月22日). 2019年8月22日閲覧。
- ^ “履正社、星稜破って初優勝 大阪勢が2大会連続V飾る:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “「うそだろ」「豪華すぎ」履正社高校の新校舎がスゴイ”. リセマム. 2019年12月23日閲覧。
- ^ “2021年3月15日 【4月1日(木)より】豊中東西線の新設および豊中病院線・クリーンランド線の廃止について” (PDF). 阪急バス (2021年3月15日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “新校長よりごあいさつ”. 学校法人 履正社. 2020年5月21日閲覧。
- ^ “ニュース | 履正社学園豊中中学校”. riseisha.ed.jp. 2021年3月11日閲覧。
- ^ 『鉄道ジャーナル』第21巻第5号、鉄道ジャーナル社、1987年4月、124頁。
- ^ “ヤクルト・山田、宮本ら履正社OBがセンバツ出場の母校にプレゼント 多田監督、感謝「自分たちも日本一を目指して」”. デイリースポーツ online (デイリースポーツ). (2023年3月23日) 2023年3月23日閲覧。
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