ポンテシティアパート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 00:40 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ポンテシティアパート Ponte City Apartments | |
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施設情報 | |
所在地 | 南アフリカ共和国ハウテン州ヨハネスブルグ市都市圏F区 |
状態 | 完成 |
建設期間 | 1975年 |
用途 | 住居用 |
地上高 | |
最頂部 | - |
屋上 | 173m |
各種諸元 | |
階数 | 54階 |
延床面積 | - m² |
エレベーター数 | - |
関連企業 | |
設計 | - |
施工 | - |
所有者 | - |
ポンテシティアパート(英語: Ponte City Apartments)は、南アフリカ共和国ハウテン州ヨハネスブルグ市都市圏F区のヒルブロウ地区にある超高層マンション。通称、「ポンテタワー」。
概要
サラトガ通りとハロウ・ロードの交差側に面し、173m、54階建てで、住居用ビルとしてはアフリカ最高の高さを誇る。またアフリカで最初の円柱形の高層ビルでもある[1]。中央の空洞部分は『コア』と呼ばれている。ヨハネスブルグを見渡す絶好の位置にある。ビル上部の広告は、南半球で最大かつ最高層に位置するものである。
1975年に建造された。主設計者はMannie Feldmanで、Manfred HermerおよびRodney Grosskopfらとチームを組んで設計した[2][3]。かつては白人富裕層の象徴とまで言われたが、アパルトヘイト終了後の1990年代にギャングが侵入し治安が荒廃してかつての住民はほとんどが退去してしまい、ヒルブロウ地区の犯罪の象徴となってしまった。コア部分は5階までゴミで埋まっている。90年代中頃には刑務所にする、という計画もあったが、1999年に管理会社が変わり、セキュリティーは改善されている。
2007年5月、所有者が変更されて、467の居住・商業エリアに改修するとともに周辺地域の開発もあわせて行う再開発計画が公表された。しかし世界金融危機の影響で資金提供が得られなくなり、再開発計画は中止となった。
周囲の治安状況の改善と共に住民が戻っているものの、設備の老朽化による事故が発生しゴミの撤去も完了していなかったが[4]、現在はほとんど完了している[5]。
関連作品
- ドキュメンタリー『デンジャーゾーン!潜入マル秘ルポ2』シリーズ 『世界の犯罪首都 ヨハネスブルグ』(ナショナルジオグラフィックチャンネル) - アパルトヘイト撤回後、ポンテシティアパートが急激にスラム化する過程、及び再開発される様子を採り上げている。
- チャッピー (映画) - 2015年に公開されたアメリカ合衆国のSF・アクション映画。監督と脚本はニール・ブロムカンプ、主演はシャールト・コプリー。作中では地元ギャングが集う建物として登場。
脚注
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- ^ Hanes, Stephanie (2008年2月12日). “Ponte City – a South African landmark – rises again”. The Christian Science Monitor. 2009年11月21日閲覧。
- ^ Chipkin, Clive, Johannesburg in Transition, STE Publishers, 2008
- ^ Editors note in Housing in Southern Africa, 2006, “アーカイブされたコピー”. 2006年5月25日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2010年3月4日閲覧。
- ^ “「犯罪者の巣窟」と呼ばれたヨハネスブルグの「ポンテタワー」の現状がわかるドキュメンタリー”. GIGAZINE. (2015年5月15日)
- ^ きたむ (2019年7月24日). “【犯罪者の巣窟?】ポンテタワーの内部潜入レポート【ヨハネスブルグ】” (日本語). よろめき. 2021年1月15日閲覧。
- 1 ポンテシティアパートとは
- 2 ポンテシティアパートの概要
固有名詞の分類
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