アウト (野球) 日本語におけるアウトの表現

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アウト (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 07:06 UTC 版)

日本語におけるアウトの表現

野球用語では、「殺」や「死」といった言葉はアウトを意味し、攻撃側プレイヤーをアウトにすることを「殺す」や「刺す」などと表現することもある。例えば、一度のプレイで2つのアウトをとるダブルプレイ (double play) は併殺、3つのアウトをとるトリプルプレイ (triple play) は三重殺といい、フォースアウトのことは封殺ともいう。捕手が一塁走者の盗塁を阻止するために二塁に送球してアウトにすることは「二塁で(一塁走者を)刺した」と表現することがある。

アウトになった攻撃側プレイヤーの数はアウトカウントといい、日本語では、ノーアウト、ワンナウト、ツーアウト、スリーアウトと数えるのが一般的であるが、文章に書く際にはしばしば、無死、一死、二死、三死と表す。また、野球記録におけるプットアウト (putout) は刺殺、アシスト (assist) は補殺という。

英語が敵性語であるとされた第二次世界大戦中は「それまで」や「ひけ」と表現された。

ひとつのイニングで、走者を出すことなく3人の打者で3つのアウトが記録されて攻守が交代することを三者凡退(さんしゃぼんたい)という。

関連項目


  1. ^ アマチュア野球内規(2024年)”. 一般財団法人全日本野球協会 アマチュア野球規則委員会. 2024‐1‐20閲覧。
  2. ^ “わざとアウトになる楽天に怒りの声が噴出”. livedoor ニュース (LINE). (2012年5月11日). https://news.livedoor.com/article/detail/6547385/ 2018年2月7日閲覧。 
  3. ^ 各塁間を結ぶ線分ではなく、タッグブレイが生じたときの走者と各塁とを結ぶ直線のこと。
  4. ^ 2020年度の改正までは、「内野手(投手を含む)に触れていないか、または内野手(投手を除く)を通過していないフェアボール」だった。
  5. ^ 二死のときは、打者がアウトになる。


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