魔法少女関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 15:23 UTC 版)
「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」の記事における「魔法少女関連」の解説
カレイドライナー 2本1対の魔術礼装「カレイドステッキ」により魔法少女となった者の総称。ステッキの機能により、あらゆる並行世界にアクセスでき、これをもって無限の魔力と無限の可能性が顕現した姿を法則を飛び越えて現実の世界に呼び込む能力を持つ。またステッキそのものも、あらゆる偶発的な事象の結実によって制作されてしまった、本世界の魔術理論からしても決して創られえないはずの魔術品である。 無限の魔力をもって無限の可能性の中から因果と理論を越えて術者に望ましい現象を導き出し、魔術に加工されない純粋な「魔力」を練り上げて使用する、という作品世界の法則を完全に無視した能力から「カレイドの魔法少女は無敵」と称されるものの、その強大な力に振り回されることも多く、あくまでもカレイドの能力は「道具」に過ぎないために、術者の経験値・思考などもあいまって、決して万能の存在ではない(例えば美遊の場合は、その頭の固さゆえにカレイドステッキの機能をフル活用できずにいるし、イリヤの場合は精神の不安定さやクロの分離もあいまって弱体化する羽目に陥る。本編では「水(魔力)を無限に供給できてもそれを汲み出すバケツ(変身者)の容量が小さければ、それに見合うだけの活用しかできない」と解説された)。ステッキを手放して30秒経過後、あるいは50メートル以上ステッキから離れると強制的に転身が解除されてしまう。 また、カレイドステッキが2本1対の存在であることが示すように「カレイドの魔法少女は2人で1つ」と定義されている。これは並行世界からの無尽蔵の魔力は単身では制御不能であり、カレイドの魔法少女の連携で、ようやく制御可能となるため。それゆえに、その能力の完全な発動にはカレイドの魔法少女となった者たちによる正しい信頼に基づいた完全なチームワークと同期(シンクロ)が必須となる。 カレイドステッキ カレイドステッキは上記の通り「マジカルルビー」と「マジカルサファイア」の2本が存在し、これをもって変身した者はそれぞれ魔法少女たる「カレイドルビー・(個体名)」「カレイドサファイア・(個体名)」と呼称される。そのため本作の主人公であるイリヤが変身した際の正式名は「魔法少女 カレイドルビー・プリズマ☆イリヤ」となる。凛、ルヴィア、美遊がそれぞれ変身した際にもそれぞれの正式名が存在するはずだが、本作内では表記されていない。 マスター契約には、被契約者の体液採取・直接接触・名前の認識を必要とする。本来契約できるのはステッキ毎に一名のみだが、他の人間を一時的にゲスト承認する事は可能。 ツヴァイフォーム ルビーとサファイアの同時使役による両ステッキの融合化で顕現する形態。反則にも等しい裏形態とも言われる。上記のとおり並行世界からの無尽蔵の魔力は単身では制御不能なのだが、このツヴァイフォームをもってすれば単身でも制御は可能となる。ただしツヴァイフォームは魔力制御のために、自前の魔力回路のみならず、体中の全器官(主には神経・骨格・筋肉・血管および血液・リンパ節の全経路と身体の物理的構造素体そのもの)を魔術回路へと疑似承認させ、これらを物理消費することで自らの意志を集中させた魔力へと投じている。それはいわば自らの体を少しずつ魔力で焼き切っているのと同義であるため、体への負荷は尋常ではなく、この形態を長時間使用する事はゆるやかな自殺行為とほぼ同義である。
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魔法少女関連
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「キャンディポップナイトメア」の記事における「魔法少女関連」の解説
ぱにぽにの登場人物、新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃんの登場人物も参照のこと。 ニャーさん 声 - 久野美咲 喋る猫として白姫学園周辺で噂になっていた黒猫。その正体は『新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん』にも登場したマーメイドプリンセスが、普通の猫と共生関係を結んだ姿である。なお、嗅覚の優れた生き物と共生しているつもりで猫と一体となっていたが、それは犬のことであるとアリスに指摘されるまで勘違いをしていた。本人は「プリンセス」と名乗ったものの、アリス達からは初対面からずっと「ニャーさん」と呼ばれている。 UNKNOWNとの戦闘を目にしたことから真希奈達と接触し、UNKNOWNについての情報を提供する代わりに“次の”魔法少女を探している、と真希奈達に助力を求める。 UNKNOWNとの戦いぶりから、アリスが味方である魔法少女だ、と踏んでいたが、実際はアリスこそが敵である侵略者であり、それなのに何故か味方側についているというカオスな状況を嘆いている。 初音 こころ(はつね こころ) アリスが街を散策している途中で出会った女の子。小学5年生。 エイトに追いかけまわされているところをアリスに助けられる。自分が力を失った魔法少女であることをほのめかし、自身の現在の無力さを憂いているが、それを察したアリスなりのゆるい励ましを受けて元気を取り戻し、アリスに“次の”魔法少女の存在と、その手強さに注意するよう告げている。 初音 みこと(はつね みこと)/魔法少女ミコト 桃月学園2年B組の女子生徒で、生徒会会計を務めている。特別編『AQ×AK』では彼女の学園生活が描かれている。 「水」の魔法少女であり、UNKNOWN・正義との交戦中に、遅れて駆けつけてきた真希奈と口論になりそのまま衝突する。槍を主体とした近接格闘を主戦法とする。水をかぶることによりスピード・パワー等の戦闘能力が向上するほか、水の形状を操り相手の足を絡め取る等の奇襲戦法が可能となる。魔法少女でありながら、一般の人々から見れば侵略者やUNKNOWNといった化物と対等に渡りあっている時点で、自分もそれら「化物」となんら変わらないという事実を皮肉り、一つ目のデザインがされた眼帯で両目を覆い自らを「サイクロプス」と名乗り、一般的な「魔法少女」のイメージである“可愛らしさ”、“爽やかさ”等とはかけ離れた姿でUNKNOWNと戦闘を繰り広げている。魔法少女に起こる、何らかの「侵食」がかなり進んでいる。 普段はフレームレスのメガネをかけ、後ろ髪を三つ編み巻きでまとめたサンダル姿(生徒会室では裸足で職務にあたっている)。理知的かつ非常にドライな物言いが特徴の美女。胸の大きさにかなりのコンプレックスを抱いており、巨乳である真希奈や奈々には嫉妬にまみれた皮肉やセクハラ、罵倒を容赦なくぶつけまくっている。 互いの情報を交換するため普段の真希奈と接触するが、UNKNOWNとの戦いの責任を真希奈側に押しつける、真希奈の胸の発育具合にケンカを売るなど、対面では友好的とは言い難い雰囲気となるものの、その後に訪れた喫茶エトワールでは、店長に真希奈のことを「行き別れの姉妹」、「会ったことのない幼馴染」と表現しており、それ以来会う度に悪態を吐きつつもなんだかんだとつるんでおり、悪友のような関係性を築いている。 魔法少女ミライ 「火」の魔法少女。最近は専ら行方不明と噂されていたが、UNKNOWN・力と遭遇し狼狽するアスカと蓮の前に現れる。 力を制御し切れておらず、反動でボロボロになりながらもなお戦おうとする健気な姿と、純粋無垢な行動原理は、本来ならば敵対する存在である上原の考え方をも変えさせている。 司る力が「火」であること、変身時のコスチュームなど、新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃんに登場した魔法少女との共通点がみられるが、先述の力の制御やベホイミのものらしきマフラーを巻いている等の相違点がみられるほか、時系列関係についても明示はされていない。
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