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全国経理教育協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/12/08 09:12 UTC 版)

(全経 から転送)

全国経理教育協会(ぜんこくけいりきょういくきょうかい)は、東京都豊島区に所在する社団法人であり、全国の約300校の専門学校が加盟している。「全経(ぜんけい)」と略されることが多く、主に経理関係の検定試験を実施している。

目次

沿革

  • 1956(昭和31)年 全国経理学校協会設立
  • 2005(平成17)年 全国経理教育協会に改称
  • 2006(平成18)年 創立50周年

現在の主催検定

現在、以下の8種類の検定試験が実施されている。

簿記能力検定

上級
商業簿記、会計学、工業簿記及び原価計算について高度な知識を有し、併せて複雑な実務処理能力を有する。
昭和58年度以降の合格者には、税理士試験の受験資格が与えられる。合格点は400点満点中、合計280点以上かつ各科目40点以上であること。
1級
商企業及び工企業における経理責任者として必要な商業簿記及び工業簿記に関する知識を有し、かつ高度な実務処理ができる。
2級
個人企業及び法人企業の経理担当者又は経理事務員として必要な商業簿記に関する知識を有し、かつ実務処理ができる。
3級
個人企業における経理担当者又は経理補助者として必要な商業簿記に関する知識を有し、かつ簡易な実務処理ができる。
4級
商業簿記の基礎的な知識を有し、かつ初歩的な実務処理ができる。

計算実務能力検定

各級とも帳票計算と商業計算の分野に分けて出題される。

1級
帳票計算(精算表、棚卸表、固定資産台帳、入出金伝票)
商業計算(比率、製造原価、利益処分、有価証券、株式、福利、年金、年割賦、積立金、減価償却)
2級
帳票計算(合計残高試算表、商品有高帳、入出金伝票)
商業計算(売買諸費用、手形割引、度量衡、貨幣の換算)
3級
帳票計算(仕訳帳、総勘定元帳、得意先元帳、仕入先元帳、入出金伝票)
商業計算(割合の表し方、損益、利息)
4級(平成21年1月24日実施の検定をもって廃止)
帳票計算(現金出納帳、当座預金出納帳、売上帳、入出金伝票)
商業計算(割合の計算、歩合算)
  • 受験料:1級1600円,2級1300円,3級1100円,4級900円
  • 試験開始:1と3は13時開始,2と4は14時開始
  • 制限時間:各級50分
  • 時間が重複しない限り複数級受験可能
  • 合格発表は試験施行後1週間以内。詳細は、試験当日、試験会場で聞くこと。

税務会計能力検定

1級・・各種税法,各種税法施行令,各種税法施行細則、租税特別措置法、同施行令及びこれらに関する通達並びに国税通則法
2級・・3級に掲げた法令のほか原則、各種税法施行規則及び基本通達のうち一般的なもの
3級・・原則、各種税法、税法施行令及び租税特別措置法のうち一般的なもの及び基本通達のうち基本的なもの
各種は、受験する税法に置換すること
    • 受験料:1級2100円,2級1600円,3級1400円,4級1100円
    • 制限時間:1級90分,2級~4級60分
    • 開始時間は、所得1と3及び消費4は9時開始,法人1と3及び消費2は10時40分開始,所得2と4及び消費3は13時開始,法人2と4及び消費1は14時10分開始
    • 試験時間が重複しない限り複数級受験可能
    • 合格点は全級70点以上、合格発表及び合格証書交付は試験会場にて実施

社会常識能力検定

文書処理能力検定 (ワープロ部門)

  • 1級及び2級・・・筆記試験(技術常識、国語力)、通信文作成(入力、文書作成)
  • 3級及び4級・・・通信文作成(入力、文書作成)
  • 受験料:1級5000円,2級4000円,3級3000円,4級2000円
  • 制限時間:筆記試験20分(3級と4級は、筆記は課さない)、実技試験は、入力全級10分、通信文作成1級~3級30分、4級20分
  • 試験開始:1と3は14時30分、2と4は11時開始。試験会場によって開始時間は異なる。
  • 試験時間が重複しない限り複数級受験可能
  • 合格点:筆記試験と通信文作成全級70点以上、入力1級690以上,2級490以上,3級290以上,4級240以上
  • 合格発表:試験施行後2週間以内。詳細は、試験会場へ聞くこと

文書処理能力検定 (表計算部門)

IT活用能力検定

  • ランク:1級~3級
  • 受験料:1級3600,2級2800,3級2000
  • 試験開始:1級と3級は13時、2級は14時20分
  • 制限時間:全級60分
  • 合格点:70点以上。
  • 合格発表は試験施行後1ヶ月以内であるものの、当日、試験会場で聞くこと。最速2週間程度。
  • 試験開始時間が、重複しない限り複数級の受験可能

電卓計算能力検定

段位
程度は1級とし、出題数は2倍とする。
1級
乗算(11桁)、除算(10桁)、見取算(5~10桁)、複合算(1題12桁以内)、伝票算(4~9桁)
2級
乗算(9桁)、除算(8桁)、見取算(4~8桁)、複合算(1題11桁以内)、伝票算(3~7桁)
3級
乗算(7桁)、除算(6桁)、見取算(3~6桁)、複合算(1題10桁以内)、伝票算(3~5桁)
4級
乗算(7桁)、除算(6桁)、見取算(3~5桁)、複合算(1題9桁以内)
合格条件
1種目100点満点とし、各種目とも得点70点以上で合格。
段位は1種目200点満点とし、各種目の得点が100点以上かつ総得点500点以上を初段、二段から50点ずつ加点して定め、全種目満点を名人とする。

コンピュータ会計能力検定

過去の主催検定

珠算能力検定

  • そろばんを使用した計算能力を測定する検定試験で、2004(平成16)年2月(第181回)検定をもって終了した。
  • 段位(10段~初段)及び1級~8級の18段階により、乗算、除算、見取算、伝票算の4種目で実施されていた。

情報処理能力検定

  • プログラミングやシステム開発等を中心とした情報処理能力を測定する検定試験で、2006(平成18)年2月(第55回)検定をもって終了した。
  • 1級~3級の3段階により、「プログラム作成(BASICCOBOLC言語)」と「EUCとEUD」の種目で実施され、いずれかの種目(プログラミング言語)を選択する形式で実施されていた。
  • 2006(平成18)年6月検定より、IT活用能力検定として実施され、試験内容も一新している。

秘書能力検定

  • 秘書業務を遂行するにあたって必要な資質、職務知識、マナー等を測定する検定試験で、2007(平成19)年1月(第46回)検定をもって終了した。
  • 1級〜3級の3段階により、秘書の資質、職務知識、一般知識、マナー・接遇、技能の5分野で実施されていた。
  • 2007(平成19)年9月検定より、社会常識能力検定として実施され、試験内容も一新している。

役員

2007(平成19)年5月現在


テキスト及び過去問

テキスト及び過去問集は、以下の出版社から販売されている。

その他

  • 一定の全経資格を取得すると経理実務士の認定申請ができる

関連項目

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