朝廷軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 06:09 UTC 版)
藤原道長(ふじわらのみちなが) 声:まきいづみ 現摂政にして太政大臣。実質的には平安京の最大権力者。顕光の従姉であり、道満が彼女の気持ちがない限り彼女に対し手を出さないと唯一決めている相手。 柔らかい印象の才女。裏表のない性格で言うべきことはっきり言うタイプ。責任感が強い。対外的には気を張っているのかなるべく凛々しくしようと努めているが、油断すると地が出てしまう。蹴鞠の試合で出される菱餅が好物で良く観覧に出向くが、蹴鞠自体にはあまり興味がない様子。権力闘争の中で常に誰かに守られ、用意された道を歩いて来たため、自分の実力で戦える力を内心羨んでいる。なお、才女ではあるものの陰陽道の才能には恵まれておらず、一度陰陽師を志したものの断念している。顕光は従妹で、仲良くしたいと思いつつもあまり上手くいっていないらしい。 ルートによっては体を乗っ取られ敵となったり仲間になったりする。 源頼光(みなもとのよりみつ) 声:芹園みや 公式サイトによれば「ボクっ娘」もののふ。晴明も一目置く武術の達人ではあるが、朱・に負けて以降彼女を目標に頑張っている。女性だが家督を継ぐために男の子として育てられたために男らしい性格だが、内心は女の子らしくどうすれば可愛くなれるか悩んでいる。進め方によっては仲間にすることができる。 安倍晴明の本性をほぼ無意識で見抜いている。 紀長谷雄(きのはせお) 声:小池竹蔵 朝廷軍特殊治安管理官。検非違使と紛らわしい役職だが、公式サイトでの記述によるとあくまで別物らしい。実際の仕事は裏稼業の取り締まり。いわゆるギャンブラーで、特にチンチロリンを好む昼行燈(日和見主義者)。かなりの強運の持ち主で、サイコロで鬼から女を盗った。飄々としているが腹黒で、他人を自分の思い通りに誘導するのが得意。イベントを進めると仲間になる(ただし、ある程度双子関連のイベントも進めなければならない)。
※この「朝廷軍」の解説は、「シキガミ」の解説の一部です。
「朝廷軍」を含む「シキガミ」の記事については、「シキガミ」の概要を参照ください。
朝廷軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:01 UTC 版)
「うたわれるもの 二人の白皇」の記事における「朝廷軍」の解説
ライコウ 声 - 置鮎龍太郎 ヤマト八柱将の一人で「聖賢のライコウ」の異名を持つヤマト随一の智将。帝の崩御後に混乱に乗じ自らの策を巡らせ始める。 亡き先帝に対しては「比類なき英主」と本心から忠義と敬意を抱いていたが、「國とはそこに生きる人々の力によって繁栄と衰退を繰り返していくものであり、それが自然の摂理である」という考えから、帝の世の理を超越した権能と叡智にヤマトの民が過保護状態になっていることを危険とみなしており、帝の死を好機としてヤマトを帝という超越者の庇護から独り立ちさせることを目的に政権の掌握に乗り出す。 怜悧でスキのない戦略で幾たびもオシュトル(ハク)達を窮地に追い詰めるが、帝都防衛戦の重要局面で何者か(実はウォシス)の横やりで作戦を妨害され、追いつめられる中、シチーリヤから取り上げた仮面の力を行使し、オシュトル(ハク)達に倒される。 敗北を認めると対戦相手ながらオシュトルの智勇とアンジュの成長を認め、ヤマトの未来を託して自害する。 結果を性急に求めるところがある上、無能者には徹底的に辛辣な為、人望に欠けるところがあるが、献身的で有能な年少者や身内に対しては親身な人柄であり、また前帝が護り、愛した帝都を戦場とすることはしなかったことでミカヅチやシチーリヤから絶大な信頼と忠節を受けていた。 シチーリヤ 声 - 三宅麻理恵 ライコウの小姓(男子)にして腹心。女性的な線の細さを利用して偽の皇女役も務めていた。その正体はウォシスの密偵であり、長きに渡りライコウに仕える事でその信頼を得て、ライコウをウォシスの真の目的に利用するという使命を帯びていた。しかし、ライコウの誠実かつ思慮深い人柄に触れていく事でウォシス以上の敬愛を感じるようになっており、それが後に彼をウォシスに対する妄信から解放することになる。 ウォシス 声 - 菊池幸利 「影光(えいこう)のウォシス」の二つ名を持つ。個性が強い八柱将の纏め役でヤマトの実質的な大老。 帝やハク同様、旧人類に酷似した身体的特徴を持つ人物。 物腰は柔らかいが、その内心は自己中心的な価値観と我欲じみた目的意識で満たされており、他の同僚達を含めた一切の人物を滅ぼすべき敵か、使いつぶしていい道具と見なすほど冷酷極まりない。 その正体は帝の遺伝子を受け継ぐ“息子”であり、帝暗殺から始まる全ての災厄を引き起こした黒幕。自身を捨てた(と思った)帝や、新たな後継者となったハクを憎み、前作のヒロイン・エルルゥと前作の主人公・ハクオロが所持するマスターキーを奪取し、古代の遺産を蘇らせようとする。だが、自身も気付けなかった重大な秘密に直面し、決定的な蹉跌を迎えることとなる。 シャスリカ 声 - 浅利遼太 ウォシスが側に置いている3人の冠童(ヤタナワラベ)のうちのひとりで、栗色の髪をしている。小姓かつ護衛としてウォシスを補佐する。3人の冠童のリーダー的な存在。 ウォシスを妄信しているが同時に、見返りを求めずに仕えようとする真摯さも持っている。 リヴェルニ 声 - 田丸篤志 ウォシスが側に置いている3人の冠童のうちのひとりで、青い髪をしている。 ラヴィエ 声 - 鈴木晴久 / 梅田修一朗(ゲーム『斬2』) ウォシスが側に置いている3人の冠童のうちのひとりで、癖のある茶色の髪をしている。 マロロ 声 - 杉山大 ヤマトの殿学士で八柱将デコポンポの下で雇われ、采配師をしている。デコポンポの敗北後、オシュトル(ハク)によって自らの傘下に加わるよう言われるが、戦いにおける容赦ないオシュトルの采配を目にし、さらにハクの死を聞いてショックを受け、ひとり帝都へ戻る。 その後、ライコウの指示を受けたウォシスの手によって洗脳され、修羅の如き形相へと変貌。洗脳が未調整だった時に実家を焼き払い、父と祖父を含む家中の者達を惨殺し、“親友であるハクを殺したオシュトル”に復讐を果たそうとする。 帝都奪還後に洗脳が解け、介抱するオシュトルの言葉から彼の正体を察するが、直後に襲い掛かってきたシチーリヤからハクを庇って致命傷を負う。そして友の死の場面に立ち会えず何もできなかったと思っていた最大の後悔を晴らすことができ、親友を救えた事に安堵しながら息を引き取った。 ミカヅチ 声 - 内田夕夜 ヤマトの左近衛大将。仮面の者の一人でオシュトルと共にヤマトの双璧と呼ばれている。オシュトル、ヴライと同じく大いなる姿へと変貌することが可能。兄は八柱将であるライコウ。 先帝とその皇女であるアンジュには強い忠誠心を抱いてはいるが、オシュトルとアンジュの排除を決意した兄と袂を分かつこともできず、先帝の遺した「帝都とアンジュを守る」という最後の命を可能な限り遵守すべく、「(今、帝都に戻ろうとしても内戦の火種になりかねない立場の)アンジュはオシュトルに託し、自分は兄の下で帝都を脅かす者を排除する」という判断の下、敢えてエンナカムイとは敵対する道を選ぶ。そしてアンジュとオシュトルに、エンナカムイから出ずに穏やかに余生を過ごすよう警告に訪れる。この時のオシュトル(ハク)との対決で、彼がオシュトルではないことを見抜くが、仮面の力を引き出したハクの力と覚悟から彼を“オシュトル”と認める。 その場は撤退するも、その後もライバルとして幾度と無く激闘を繰り広げることになるも、ウォシスの裏切りで兄を失った後にオシュトル達と意外な形で再会し、ヤマトの安寧をために忠臣としてアンジュに帰順してオシュトル軍に参戦、ヤマト復興のために尽力する。そして年相応に童子だったアンジュが数々の修羅場を越えて帝に相応しい威厳を持つ程に成長した姿に、此処まで育ててくれたオシュトル(ハク)に感謝している。 エピローグではアンジュの世直し道中の御供として同伴、「ミカさん」と呼ばれている。時折アンジュに「息抜き」と称して賭場などに連れて行き、アンジュに丁半賭博などを教え、その度にムネチカに説教されている。 ミルージュ 声 - 高森奈津美 ミカヅチの小姓。シチーリヤと同じ部族の出身であり、彼もシチーリヤ同様、ウォシスの手のものとしてミカヅチを監視する役目を負ってもいる。シチーリヤとは違い、ミカヅチの手によって粛正された。 デコポンポ 声 - 大川透 / 浜田賢二(ゲーム『斬2』一部代役) ヤマト八柱将の一人。エンナカムイの擁する「本当の姫殿下」の身柄を確保すべく猪突猛進してエンナカムイを襲撃するが、愚鈍ぶりは相変わらずでありオシュトルの策によって敗北。切り札としてウズールッシャの猛獣ガウンジを放つも、ライコウの策略で命令を聞かず暴れ狂うガウンジに生きながら貪り食われ、彼の死はライコウのプロパガンダとして、「死して」初めて役に立つ事となる。 ボコイナンテ 声 - 中西としはる デコポンポの腹心。キウルの手引きによって帝都から脱出したオシュトルの手兵やその家族を追撃するが撃退される。その後デコポンポのエンナカムイ攻撃に同行するが、デコポンポと運命を共にする。 ヴライ 声 - 乃村健次 「豪腕のヴライ」と呼ばれるヤマト八柱将の一人。前作でオシュトルに敗れて谷底に落ち、瀕死の状態となっていたが、ヴライを見つけて放っておけなかったエントゥアに介抱されて徐々に回復。それでも自分に残された命と力が残りわずかなことを悟っていたが、なおもオシュトルとの決着を求め、オシュトルとしてエンナカムイの軍を率いていたハクに無理心中を図るかのような勢いで襲い掛かる。
※この「朝廷軍」の解説は、「うたわれるもの 二人の白皇」の解説の一部です。
「朝廷軍」を含む「うたわれるもの 二人の白皇」の記事については、「うたわれるもの 二人の白皇」の概要を参照ください。
- 朝廷軍のページへのリンク