作品との関わりとは? わかりやすく解説

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作品との関わり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 15:47 UTC 版)

大塚明夫」の記事における「作品との関わり」の解説

メタルギアソリッドシリーズ ゲーム『メタルギアソリッド』シリーズでは、主人公ソリッド・スネーク声優をずっと務めているため、かなり思い入れがあるとTGS2006で語っている。同じくTGS2006で小島秀夫大塚との対談時にスネーク動作には大塚さんの癖、タバコを吸う所などを観察して取り入れている」と語っている。 スネーク役に抜擢され理由は、小島が『機動戦士ガンダム0083』のアナベル・ガトー役を観たことが決め手と、『HIDECHAN! ラジオ第11回にて語っているが、そのほかにもう1つ理由としてメタルギアシリーズ隠れたテーマである「父を超える」に、親子で同じ職種である大塚父子がぴったり当てはまったから、ということ明かされた。同シリーズの『メタルギアソリッド4』は、ソリッド・スネーク父親にあたるビッグ・ボス再登場するので、「ビッグ・ボスの声を周夫さんにやってもらいたい」と小島大塚との対談時に語り実現することとなったまた、同作ではモーションキャプチャーにも挑戦している。『メタルギアソリッド ピースウォーカー』では、「声優」というスキル持った本人モデル兵士登場する肩書きはベテランボイスアクター)。 2010年2月14日開設され自身公式ページでのコメント第一弾にもソリッド・スネークの「待たせたな」という台詞記載された。 元々は「ゲームをする大人に対して良い印象持っていなかったが、本作出会ったことがきっかけで、自身ゲーム好きになったそうである。その後、とある日深夜に庭に止めていたバイク盗まれそうになるも、たまたま寝ずテレビゲーム『バイオハザード』)をやっていたために物音気付き泥棒追い払うことができたという。 実写映画化発表され2012年12月16日の『週刊プレイボーイ』でのインタビューでは、「映画では、どんな俳優さんにスネーク演じてもらいたいですか?」との問いに、「演技がうまいけど、ほかの映画キャラのイメージがついていな俳優さんが理想かな。オールド・スネークなら、『エクスペンダブルズ2』出ていたチャック・ノリスヒゲを頬まで生やしていて、かなり雰囲気ありましたキャラクターの特性上、銃を乱射するわけにもいきません(笑)」とチャック・ノリス起用希望している。 スティーヴン・セガールの吹き替え セガール吹き替えは現在はテレビ、ソフト媒体問わず一貫して吹き替え担当しており、半ば使命感持って務めていると語っている。 最初に務めた作品セガールデビュー作、『刑事ニコ/法の死角』の『日曜洋画劇場』の再録で、演出家佐藤敏夫による抜擢であった当初セガール吹き替えは主に津嘉山正種玄田哲章谷口節などが務めており、自分違った持ち味でやろうと考えていた中で演出家佐藤に「あなたの好きなように演じなさい。評価されようとか考えずやりなさいと言われたことが力になりストレス感じずにぽんと喋ったハマった語っている。以後大塚にとって『刑事ニコ』は思い入れの深い作品となった語っている。 ほかのキャラクター吹きかえる際は相手恫喝する時はそういった声の出し方がセオリーを出す必要があるが、セガール場合は「常に自分が勝つ」というシチュエーションのためにそれを一切やらなくていいため、木管楽器のようなトーン心がけていると語っている。また、大塚以前合気道習っていたが、習っていた合気道師範日本滞在中のセガール指導していたことを知り、同じ師の下で武術習っていた共通点に非常に驚いたという。 ブラック・ジャック 当初俳優内藤剛志ブラック・ジャック役の声優としてキャスティングされていたが、急病のために降板別役出演のためスタジオにいた大塚音響監督山田悦司によって代役抜擢されそのまま声優変更されることはなく、OVA劇場版・テレビスペシャル・テレビレギュラー放送すべてのシリーズブラック・ジャック役をこなしている。アニメヤング ブラック・ジャック』ではナレーション(=現在のブラック・ジャック)を担当アニメ主人公若き日ブラック・ジャックの声は梅原裕一郎)。 セガサターン版『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』サントラCDでのコメントにて、代表作『ブラック・ジャック』挙げる際に「ピノコやりたかったな」などと冗談ほのめかしていた。 今日からマ王!今日からマ王!最終話後に監督西村純二から作品の裏話として、フォンヴォルテール卿グウェンダルの青年時の声をだめで元々願い出たところ、一応のアフレコ希望そのまま、声を担当することになった。しかし17歳前後の役に苦闘し、「声優人生最大ピンチと言っていたと監督楽しげ逸話披露している(この逸話作品関連書籍にも記述されており、先にこの話が出たのは関連書籍の方である[要文特定詳細情報])。 Fate/Zero ライダーイスカンダル)について「長年仕事をしていても滅多に出会えないホームラン級素敵な役」「神様ありがとう」と絶賛している。その理由として、普段スネークブラック・ジャックなど闇を抱えた男を演じることが多い中、闇は無いと豪語する役であったことや、実写映画舞台で表現しえないダイナミックな人物であることを挙げている。また、作中一番印象的だったシーンとして「言葉による全力戦い」である聖杯問答シーン挙げている。 スーパー戦隊シリーズ スーパー戦隊シリーズでは悪役として度々出演している。そのため『宇宙戦隊キュウレンジャー』チャンプ / オウシブラック役のオファーが来た際も最初悪役だと思いヒーロー役だと聞かされ驚いたという。同作メインライター毛利亘宏は、配役決定する前から大塚当て書きしていたと述べている。 中盤チャンプ大破し一時的に物語から離脱するという展開は、大塚スケジュール都合よる。 次元大介 『ルパン三世』シリーズにおいては2021年放送開始『ルパン三世 PART6』から次元大介役を担当。これは、1971年アニメ放送開始から50年以上にわたり次元演じた小林清志高齢勇退したことから、その後任という形での起用となった。なお、起用前に複数の作品ゲストキャラクターとして出演している。 起用に際しては、オーディションではなくオファー受けたという。大塚嬉し思い反面子供の頃から次元憧れていることや「次元大介はほぼ清志さん」と思っていることなどから「次元大介ビジュアルから清志さん以外の声が聞こえるのは、僕自身納得しかねる」と悩んだが、「人がやってるのを見て寂し気持ちになるよりかは、自分叩かれれば済む」と思い立ちオファー受諾した上述経緯から、演技に関しては、我流にせず小林築き上げた次元像を踏襲していきたいその中でシンクロできない部分自身個性としてにじめば良い、という姿勢である旨の発言をしている。また、収録小林会わないまま始まったが、1クール収録後発表され小林からのメッセージ詳細は「小林清志#勇退」を参照)で今後演じ方ヒントとなる言葉貰え先の道が見えたといい、「ありがたいですし……涙が出そうなりました」と語っている。 大塚は、上述小林メッセージへの返答として以下のコメント発表している。 身が引き締まりました。清志さんの想いたしかに掴んで離さないよう精進します思えば僕は大魔王シャザーンで清志さんの声に出逢い妖怪人間ベム経て、そして次元大介憧れました小学5年生だったと思います。清志さんが50年をかけて生命吹き込んだ次元大介は、もはや清志さんそのものだと思ってます。次元大介から清志さんじゃない声が聞こえてきたらイヤです。もしかしたら誰よりも。だからこそ、そんな自分さえも納得させ得る次元大介になろうと勝手乍ら心に決めました江戸の粋、江戸っ子JAZZ、胸にしっかり刻んで バトン受け取らせていただきます! — 大塚明夫

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