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演出家
概要解説 素晴らしい脚本と人気俳優がそろうなら、それだけでいい演劇や映画、TVドラマができるわけではありません。全体の構成や舞台設定、テンポのいい会話などすべての条件が整い、観る者に訴えかける迫力を秘めてこそ、高い評価が得られるのです。作品を仕上げていく過程で、核となるイメージを各スタッフに伝え、それぞれの持ち場でイメージどおりの表現ができるように務めるのが演出家です。仕事内容は、舞台と映像とではかなり異なります。映画やTVドラマなどの映像作品には監督がいて、全体のイメージや照明、音響効果についても監督自身が決定する場合が多く、演出家は監督のイメージにそって登場人物をつくりあげ、役者に演技指導などを行います。なかには監督自身が演出家を兼ねる場合も少なくありません。一方、演劇などの舞台作品では、全体のイメージづくりから俳優、照明、音響にいたるまで演出家が担当し、台本の読み合わせから衣装合わせ、そして本番にいたるまで、すべての指揮権がゆだねられます。その権限は絶対的。影響力も大きく、同じ小説を舞台化しても、人気のある演出家の作品はロングランを続け、人気のない演出家の作品は早々に上演を打ち切られる、ということもあるようです。職場は劇団の演出部や映画・TVドラマの制作会社などですが、演出家が劇団を主宰するケースもめずらしくありません。 必要な能力・資格など 関連する職業
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演出家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/01/21 12:21 UTC 版)
演出家(えんしゅつか)は、演劇、オペラ、舞踊等の舞台作品や、ラジオドラマ、テレビドラマ、アニメーション等の音声・映像作品の演出をする人。
目次 |
概要
演出家の職務は、劇を作品的成功に導いていくことである。そのために俳優の演技や、舞台に必要な様々な要素をコーディネートし、演出していく。
演劇は複数の人間・芸術分野のコラボレーションから成り立つ芸術だが、一つの劇をつくる際に必要な様々な部門の中でも、演出家は戯曲の解釈、コンセプトや作品の芸術的方向性、表現手法などについて具体的なヴィジョンを持ち、なおかつ最終的な決定権を握っている。
演出家のすべき第一の仕事は戯曲、脚本の解釈である。その解釈に基づき、演出家は作品づくりにたずさわる他の人々、即ち俳優や、舞台美術家・衣装デザイナー・舞台照明家・舞台音響家などの舞台スタッフ、制作者らと共同で作業を進めていく。
通常、演出家が最も長い時間過ごすことになる仕事の現場は稽古場である。演出家は稽古場での稽古を取り仕切り、俳優の戯曲の解釈をサポートしたり、彼らの演技を演出家の持つヴィジョンに沿う方向へと導いていく。この稽古の過程で、俳優の演技や他の舞台スタッフの提案したプランに影響されたり、時には予算の問題などによって、初期コンセプトに変更が加えられることもある。
演出家の仕事は通常、本番開始後には舞台監督に引き継がれる。その場合、舞台監督は演出家の定めたコンセプトや劇の進行を、公演期間中維持する責任を持つ。
以上の説明は、カンパニーの持つ方法論によってかなり異なる場合があることも付け加えておく。例えば、主演俳優である座長が最終的決定権を握っているような場合もあり得るし、戯曲を用いずに集団創作していくカンパニーでは、当然ながら演出家の第一の仕事は戯曲の解釈ではない。また、公演期間中における作品クオリティの維持を、舞台監督ではなく演出家が管理するカンパニーも少なくない。
アニメにおける演出家
「演出」とクレジットされることが多いが、「監督」「ディレクター」「アニメーション・ディレクター」などと呼ばれることもある。アニメにおける演出家の仕事は映画監督同様、脚本を映像化するにあたっての指揮・監修である。まず、監督は脚本を咀嚼し、場合によっては脚色を行なう場合もある。次に脚本を元に絵コンテを作成する。演出家の他に絵コンテ担当がいる場合もあるが、そういった場合でも絵コンテの作成には監督の意向が深く及んでいることがふつうである。絵コンテを元に作画監督によりキャラクター・デザイン(専門職がいる場合も)、レイアウト設定(専門職の場合も)が、美術監督により美術設定が行なわれる。作画監督の責任下で、原画、動画が作成され、美術監督の責任下で背景画が作成される。その後、撮影、特殊効果、録音、編集と進むが、すべてにおいて演出家は完成度の責任を持つ。特に編集や録音は作品の出来映えと大きくかかわるため、演出家は深く関与することが一般的である。
なお、テレビシリーズでは作品全体の統一性を持たせるため、「チーフディレクター」「シリーズディレクター」「総監督」(近年はもっぱら単に「監督」と呼ばれる)といった役職を設けることが一般的である。
シリーズのキーとなるような重要な回では彼ら自身が直接、演出を行なうことが多い。専門ではないが、アニメ界で演出に携わる人物としては大隅正秋、高畑勲、押井守、富野由悠季などが有名である。反対に、シリーズを通し、1話も演出を担当しない人物には新房昭之がいる(ただし、『月詠 -MOON PHASE-』以降のことである)。
作業内容
- 作画の打ち合わせ
- 原画チェック
- 撮影出し
- ラッシュを見て作画、仕上、撮影のミスがないかチェック、もし見つかったらカットの取り直しの指示を出す。
- その場に立ち合い音響監督に注文を出す。
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