アフレコとは? わかりやすく解説

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アフ‐レコ


アフレコ 【after recording】

映像先に記録しておき、これを再生しながら画面合わせて音を録音すること。

【参】プレスコ

アフレコ

【英】post recording

アフレコとは、映像撮影した後から、映像合わせてセリフ音楽など音声追加することである。

アフレコは、屋外撮影などで同時に音声収録することが難し場合などに行われる実写映像場合は、映像登場した本人がアフレコを担当するが、アニメーション作品洋画の吹き替えでは別人がアフレコを担当する別人担当することを、本人によるアフレコを区別して、特にアテレコと呼ぶ場合もある。

アフレコに対して、あらかじめ音声情報作成し映像音声情報合わせて作成する手法は、プレスコ呼ばれている。プレスコ楽器演奏シーンや、着ぐるみショーなどで多い手法である。

アフレコはアフターレコーディングAfter Recording)の略とされるアフターレコーディング和製英語であり、米国などではPost Recording呼ばれる

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アフレコ[after recording]

映画テレビなどで、画面のみを先に録画編集し、それに合うように後からセリフ音楽効果音などを録音すること。

アフレコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 21:20 UTC 版)

アフレコとはアフター・レコーディングの略で、映画テレビドラマなどで撮影後に俳優台詞)だけを別途録音すること[1]


注釈

  1. ^ a b 'dubbing','post-synch'には台詞のほかに効果音 (foley) や音楽のポストプロダクションでのミキシングの意も含まれる。日本でのMA(マルチ・オーディオ)と同様。

出典

  1. ^ a b c d 伊丹十三『「マルサの女」日記』文藝春秋、1987年、261頁。ISBN 978-4163414102 
  2. ^ a b c d e f g Russell, Gary 著、安原和美・花田知恵 訳「「ぴかぴかに新しい音」音響効果」『『ドクター・フー』オフィシャル・ガイド 3 インサイド・ストーリー』キネマ旬報社、2007年、123-126頁。ISBN 978-4873766508 
  3. ^ a b c 小西友七(編)『ジーニアス和英辞典 ハイブリッド式 2色刷』(4版)大修館書店、2001年4月1日、1930頁。ISBN 4-469-04150-5 a……注意すべきカタカナ語とも。
  4. ^ a b c d Adventures in Voice Acting Volume One”. IGN. 2023年1月23日閲覧。
  5. ^ Buttrick, Kelley. “What Voice Actors Should Know About Looping, ADR + Walla” (英語). Backstage. 2023年1月23日閲覧。
  6. ^ a b c 西正「高価格の日本語版、低価格の日本語版」『コンテンツホルダー優位の時代―ムービーテレビジョンの挑戦』中央経済社、2002年、179 - 180頁。ISBN 978-4502581007 
  7. ^ a b c d e f g h 松田咲實「第2章 業界の仕組み」『声優白書』オークラ出版、2000年3月1日、124 - 133頁。ISBN 4-87278-564-9 
  8. ^ 『ファミコン通信 no.240』アスキー、1993年7月23日、12頁。 
  9. ^ a b 石子順「子どもの文化ジャーナル アニメーションに本当の生命を吹き込むために」『子どもの文化』5月号、文民教育協会子どもの文化研究所、1991年5月、52 - 53頁。 
  10. ^ a b 石子順「アニメ文化が危ない」『前衛』5月号、日本共産党中央委員会、1991年5月、180頁。 
  11. ^ a b c d 今野健一「アニメやドラマの創り手たちはいま」『月刊民商』6月号、全国商工団体連合会、1991年6月、47頁。 
  12. ^ a b 「言語文化の担い手に聞く--声優三十年」『月刊ことば』、英潮社、1980年6月、63頁。 
  13. ^ 週刊読売』1991年4月7日号、読売新聞社、1991年4月7日、232頁、NDLJP:1815044/117 
  14. ^ Hokuto.K (2010年1月17日). “業界関係者が本音を明かした「オタク文化の10年」PD(明大アニ研シンポ後編part1) アキバ総研編集部”. アキバ総研 (カカクコム). http://akiba.kakaku.com/column/1001/17/120000.php 2010年2月4日閲覧。 [リンク切れ]


「アフレコ」の続きの解説一覧

アフレコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 22:30 UTC 版)

有妖気」の記事における「アフレコ」の解説

2013年8月1日15日限定漫画アフレコ機能追加された。ユーザー好きな作品のアフレコを自由にすることができる。この機能は、ユーザー体験の向上や優秀な新人声優発掘するために追加された。さらに、お気に入りのアフレコに「いいね」することができ、いいね数によるランキングもあった。15日間でアフレコ作品総数10万超える人気見せた

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アフレコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 02:28 UTC 版)

ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!」の記事における「アフレコ」の解説

キャストのアフレコはわずか1日行われた主人公プス夫役演じた鈴木やすし(現・鈴木ヤスシによれば高桑慎一郎からの演出指導は特になく、自由に演技任せてくれたそうである。また選ばれ演者についても「アドリブ対応できる人たちだけで固めていた印象があるね。この作品も高組のメンバーばかりでしょう勝手知ったる仲間達かりだから、アットホームな感じでやれているんですよ」とインタビュー語っている。 ただし、出演者過激なアドリブワンシーンが全カットとなった場合考慮し場面によって「過激なアドリブ抑えた大人しいもの」と「言いたい放題やったハイテンションなもの」の2パターン事前に録音しておいたという。また台本自体卑猥な言葉載っておらず、鈴木は「こちらの方で載せるだけ載せておいた」と述懐している。 音楽面では高人選日本語ハンナ・バーベラ作品主題歌担当した橋場清と島村葉二両者揃って登板している。

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