夫役

デジタル大辞泉

ぶ‐えき【^▽夫役】

読み方：ぶえき

⇒ぶやく（夫役）

ぶ‐やく【^▽夫役／^▽賦役】

読み方：ぶやく

《「ふやく」とも》労働で納める課役。律令制では広く人身課税をさし、調・庸・雑徭(ぞうよう)などを総称したが、中世にはしだいに守護役・陣夫・伝馬役などの労役に限定され、江戸時代には助郷役・国役などがあった。ぶえき。

農林水産関係用語集

夫役

　関係農民などに義務として課せられた労働。用水の開発や維持にも当てられた労働。

歴史民俗用語辞典

夫役

読み方：ブヤク（ｂｕｙａｋｕ）

（１）律令制下では庸（歳役）・雑徭など。
（２）江戸時代の人夫役。

別名 賦役

ウィキペディア

夫役

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/31 10:01 UTC 版)

夫役（ぶやく）は、日本史上の各為政者が農民などに賦課した労働課役のこと。

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「夫役」の例文・使い方・用例・文例

• 駆け付け人足という,江戸近郷の村方に果せられた夫役
• 江戸時代において,水主役という,漁師に課せられたの夫役
• 中世において,領主が農民を使役した夫役
• 普請役という,江戸時代に課せられた夫役
• 江戸時代,夫役の代わりに上納する米
• 荘園の土地に課せられる夫役と雑税
• 荘園の土地に夫役と雑税を課する権利
• 村の維持などのため村民が負担した夫役や経費