三省堂 大辞林 |
おつ 【乙】
(1)十干の第二。きのと。
(2)二人以上の人、または二つ以上の物事があるとき、一番目を甲としてその二番目をさす。
「甲と―の二人」
(3)等級・成績などをつけるときに用いて、第一位を甲として第二位を表す。良。
「体操はいつも―だった」
(4) 0 邦楽で、低い音域。呂(りよ)。
⇔甲(かん)
(5)物事の状態。具合。調子。
「斯(こう)いふ―にして細おくなつて通るから/滑稽本・人間万事虚誕計」
(6)道理。理屈。[俚言集覧]
(1)ちょっと気がきいていて趣のあるさま。
「なかなか―な味だね」「―なことを言う」
(2)ちょっと変わっているさま。妙だ。
「―にすましている」
» (成句)乙に搦む
おと 【▽弟/▽乙】
〔同性の兄弟(姉妹)の年下の者の意〕
(1)兄から見たおとうと。また、姉から見たいもうと。
⇔兄(え)
「父母がなしのまにまに箸(はし)向かふ―のみことは/万葉 1804」
(2)末子。一番下の子。
「姉が手を引く―は抱く、中はてて親肩くまに/浄瑠璃・油地獄(上)」
(3)「乙御前(おとごぜ)(3)」に同じ。
名詞に付く。
(1)兄弟姉妹のうちで、年が若い、幼い、末の、などの意を表す。
「―おじ」「―ご」
(2)若く美しい、かわいい、などの意を表す。
「―たなばた(乙棚機)」「―たちばなひめ(弟橘媛)」
» (成句)弟は血の緒
きのと 2 【▽乙】
めり 0 【▽減り/▽乙】
〔動詞「減(め)る」の連用形から〕
(1)へること。損失。出費。
「一両や二両の、―の出るのは当然(あたりめえ)だ/人情本・雪の梅」
(2)日本音楽で、音高を標準よりも低めにすること。多くは管楽器、特に尺八でいう。
⇔かり
(1)へること。損失。出費。
「一両や二両の、―の出るのは当然(あたりめえ)だ/人情本・雪の梅」
(2)日本音楽で、音高を標準よりも低めにすること。多くは管楽器、特に尺八でいう。
⇔かり
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/27 22:54 UTC 版)
乙(おつ、きのと)は、十干の2番目である。陰陽五行説では木性の陰に割り当てられており、ここから日本では「きのと」(木の弟)ともいう。
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