下衣とは? わかりやすく解説

した‐ごろも【下衣】

読み方:したごろも

上衣の下に着る衣。下着

「白たへのあが—失はず持てれわが背子(せこ)ただに逢ふまでに」〈万・三七五一〉


ボトムス

(下衣 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 14:03 UTC 版)

ボトムス: bottoms)は、下半身に着る[1]である。日本語の「下衣(かい)」に相当する[2]。対義語は「トップス」。

上記の意味になるのは複数形のbottomsのみであり、単数形のbottomはその限りではない[3]

なお、下衣を「したごろも」と読んでしまうと下着を指し[4]、ボトムズとは別概念である。

サイズ

既製服の場合は、主にウエストのサイズ(胴囲)によって分けられている。

日本製は男性用は70センチメートルから、女性用は52センチメートルから、それぞれ3センチメートル刻みで用意されていることが多い。

アメリカ系の輸入衣料のサイズ表記は、インチ表記され、1インチ(2.54センチメートル)刻みになっていることが多い。ジーンズはアメリカ発祥のボトムズなので、アメリカのメーカーのものだけでなく日本のメーカー製でもインチ表記が採用されていることが多い。

なお近年ではH&MZARAなど欧州系の店舗が日本各地で展開されていて比較的安価に商品を提供しており、日本でも若い世代は普通にそういう店舗でも購入するが、そういう店舗では、EUサイズ、USサイズ(インチ表示)、CA(カナダ)サイズ などが併記されていて、ジーンズを履きなれている人はインチ表示に慣れているのでそれを使い選べる。

通販などの女性ものではウエストだけでなく、ヒップや太もものサイズ展開もされていることがある。またローライズの流行後は、股上の深さを選べるものもある。

長ズボンの場合、かつては丈をやや長めのものを数種類だけ用意し、客が購入する時にフィッティングして丈詰め(裾上げ)をすることが一般的だったが、この方法だと手間がかかるうえに、丈詰めを完了したものを受取れるのがが翌日以降になることが多く、客は再来店しなければならないので、時代が変わり人々が忙しくなるにつれこの方式は嫌われるようになり、あらかじめ多種類の股下丈が用意されることが一般化してきている。

一般的に、ボトムスはトップスよりも細かいサイズ分けがされているが、ボトムズのサイズ分けが細かいのは次のような理由による。

  • ボトムズは、人体のウェストと尻の部分のサイズの差でずり落ちない構造になっており、ボトムズのウェスト部のサイズが数センチ大きいだけで着用時にずり落ちぎみになり、逆にサイズが数センチ小さいだけでウェストが入らないため。
  • スカートは、丈が長すぎると衣服としては使いづらく、短かすぎると肌の露出が多くなりすぎるため。長ズボンも、丈が数センチ長すぎるだけで裾が床や地面に接し汚れ、かかとで踏んで摩耗して破れてしまうため。(なおズボン(パンツ)の丈が短いことは、ジーンズなどカジュアルなパンツについては、やや基準が甘くて数センチ短くても許容されるが、フォーマルなパンツに関しては一種の《規範》(コード)のようなものがあり基準が厳しいのが一般的で、許容範囲が狭いので、10ミリメートル、場合によっては5ミリメートルの差も意識して慎重に決められることが多い。)

ボトムスの種類

脚注

  1. ^ 大辞泉小学館
  2. ^ JIS L0215
  3. ^ Wikt:en:bottoms#Noun
  4. ^ 下衣(したごろも)の意味 - goo国語辞書

下衣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/07 09:18 UTC 版)

戦闘雨具」の記事における「下衣」の解説

ウェストボタン止めで、ゴムで絞ることができる。正面ファスナー開閉するまた、裾から足首若しくは膝の高さまで開閉できるファスナー側面にあるため半長靴を履いた状態でも脱ぎきができるようになっている。裾はボタン若しくはマジックテープで絞ることができる。

※この「下衣」の解説は、「戦闘雨具」の解説の一部です。
「下衣」を含む「戦闘雨具」の記事については、「戦闘雨具」の概要を参照ください。

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