軍服とは? わかりやすく解説

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ぐん‐ぷく【軍服】

読み方:ぐんぷく

軍人制服


軍服

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 13:31 UTC 版)

軍服(ぐんぷく)とは、軍隊の構成員(軍人)が着用する衣類をいう。広義においては近代以前の戦闘員の服装も含むが、通常はヨーロッパで近代的軍隊が整備された17世紀以降の軍隊で定められた制服を指す。本項では後者の意味の軍服について記述する。


  1. ^ 17世紀頃は染色技術が未熟であったため、すぐに色あせした。そのためフランス軍の場合、当初はエリート部隊のみが青色の上着を着用し、他の部隊は灰色の上着を着用し、順次青色の上着へ切り替えられていった。それに対してプロイセンは粗末な生地を連隊でまとめて染め、フランスに比べて生地の使用量が少なくて済むよう細身に仕立てた。そして、短期間の使用で更新された。
  2. ^ 日露戦争旅順攻囲戦、第3回総攻撃において、夜襲の際、一部の隊では味方を識別するために将士ともに白襷を掛けていたが、それがロシア軍の探照灯照射によって反射し目立ったため大損害を受けた(白襷隊)。



軍服

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:44 UTC 版)

ジオン公国」の記事における「軍服」の解説

ジオン公国軍では、名を上げた者(例えシャア少佐など)には軍服のカスタマイズや、パーソナルカラー使用許された。これは士気高揚プロパガンダ両方兼ねており、彼らの活躍異名総帥府プロパガンダ放送通じて地球全域広く宣伝された。 第二種戦闘服は、ジオン公国軍基本的な制服である。下士官士官用には、襟に階級を示す紋様施されている。ヘルメット前面に庇があり、側面後部左右に広がった形状をしている(ドイツ軍ヘルメットにそっくり)。兵科によってバリエーションがあり、またシャアほどではなくても、個人好みによって細かいカスタマイズが行われていた。例えば第603技術試験隊のクルー着用する第二種戦闘服は、ポケット位置と形状全員違っている。 突撃機動軍海兵隊は、第二種戦闘服とは異なる独自の制服採用していた。シーマ艦隊所属兵の海兵隊軍服は、袖をちぎった仕様が多い。 ジオン公国軍佐官級軍服は、地球連邦軍将校軍服と全く異なり個人好み全面出た仕様となっている。シャア・アズナブルの赤い軍服はもちろん、ドズル・ザビキシリア・ザビマ・クベエギーユ・デラーズシーマ・ガラハウ、ギニアス・サハリンなど枚挙に暇がない。カスペン大佐のように、独自のコート着用する将校もいた。 ジオン公国軍モビルスーツパイロット用のノーマルスーツM-73よばれるジオン軍軍服の例に洩れずエース達は普段着用す将校軍服以上にカスタマイズ行ったシャアピンク黒い三連星の黒、ガトーやノリス・パッカードの紫などが有名である。スーツにあわせるかの如くヘルメット対する独自の改造横行しトゲツノ定番改造となったこの他テストパイロットノーマルスーツ(第603技術試験着用)、ニュータイプノーマルスーツジオン軍一般用ノーマルスーツ存在した一般用ノーマルスーツは、テレビ版第33話でシムス・アル・バハロフブラウ・ブロ修理中に着用している。

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軍服

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 09:16 UTC 版)

襟カラー」の記事における「軍服」の解説

諸軍隊の軍衣においても第一次世界大戦頃から立襟型から立折襟型への移行進んだが、襟の形状変わって基本的にカラー使用された。例として昭和期日本陸軍では、将校准士官は(立襟襦袢を下に着たうえで)専用カラーを襟内に装着した立折襟ジャケット着用下士官兵三角形の薄い布を畳み細長くした物を内襟に仮縫い要領縫い付け着用している。また、日本海軍では、将校准士官平折襟襦袢の上カラーの無い立襟ジャケットを、下士官同じく襦袢の上から専用カラーを襟内に装着した立襟ジャケット着用している。 詰襟ではない開襟型のジャケットでは、襟付ドレスシャツを下に着用するためカラー付されない水兵についても襟なし丸首襦袢セーラー服であるためカラー使用しないアメリカ海兵隊員は「レザーネック」(leatherneck)と俗称されるが、これはかつて制服一部であった革製カラーにちなむ。革製カラー着用者の首筋直立させて姿勢良くし、加えて首筋を守る防具としても機能した旧ソ連その影響受けた諸国では、野戦服や作業服の襟にもカラー用いられた。

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軍服

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 19:35 UTC 版)

チュニック」の記事における「軍服」の解説

12世紀出現し13世紀普及したチェインメイルなどの甲冑の上着用する陣羽織チュニックもしくはサーコート(Surcoat)という。リンネルウールなど高価な生地仕立てられ、首から膝下くらいの丈で袖は無いのが通例であり、騎乗するために腰から下の前後スリット入れられた。身分の証である紋章印してあり、騎士戦場敵味方の識別をするためや、官服としてチュニックを纏った。やがてタバード(tabard)と呼ばれる丈の短いものや、袖のあるチュニック現れたが、15世紀には廃れ始めた19世紀中半欧米では、軍服の上着が従来テールコート型から燕尾取り去られ詰襟で裾がフラットな腰丈の上着(現代日本学ラン形状)が用いられるようになり、イギリスでもクリミヤ戦争中から使用されるようになった。これらの上着(独: Waffenrock)も英語圏では「チュニック」と呼ばれるようになり、日本書籍でもそう表記しているものが見られるまた、転じて現在主流となっている背広型軍服の上着もそう呼ばれている。

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軍服

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 08:14 UTC 版)

発音

ぐ↗んぷく

名詞

(ぐんぷく)

  1. (軍事, 衣類) 軍人制服

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翻訳


「軍服」の例文・使い方・用例・文例

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