軍服
軍服
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:44 UTC 版)
ジオン公国軍では、名を上げた者(例えばシャア少佐など)には軍服のカスタマイズや、パーソナルカラーの使用が許された。これは士気高揚とプロパガンダの両方を兼ねており、彼らの活躍と異名は総帥府のプロパガンダ放送を通じて地球圏全域に広く宣伝された。 第二種戦闘服は、ジオン公国軍の基本的な制服である。下士官・士官用には、襟に階級を示す紋様が施されている。ヘルメットは前面に庇があり、側面~後部が左右に広がった形状をしている(ドイツ軍ヘルメットにそっくり)。兵科によってバリエーションがあり、またシャアほどではなくても、個人の好みによって細かいカスタマイズが行われていた。例えば第603技術試験隊のクルーが着用する第二種戦闘服は、ポケットの位置と形状が全員違っている。 突撃機動軍海兵隊は、第二種戦闘服とは異なる独自の制服を採用していた。シーマ艦隊所属兵の海兵隊軍服は、袖をちぎった仕様が多い。 ジオン公国軍の佐官級軍服は、地球連邦軍の将校軍服と全く異なり、個人の好みが全面に出た仕様となっている。シャア・アズナブルの赤い軍服はもちろん、ドズル・ザビ、キシリア・ザビ、マ・クベ、エギーユ・デラーズ、シーマ・ガラハウ、ギニアス・サハリンなど枚挙に暇がない。カスペン大佐のように、独自のコートを着用する将校もいた。 ジオン公国軍モビルスーツパイロット用のノーマルスーツはM-73とよばれる。ジオン軍軍服の例に洩れず、エース達は普段着用する将校軍服以上にカスタマイズを行った。シャアのピンク、黒い三連星の黒、ガトーやノリス・パッカードの紫などが有名である。スーツにあわせるかの如くヘルメットに対する独自の改造も横行し、トゲ、ツノは定番の改造となった。 この他にテストパイロット用ノーマルスーツ(第603技術試験隊着用)、ニュータイプ用ノーマルスーツ、ジオン軍一般用ノーマルスーツが存在した。一般用ノーマルスーツは、テレビ版第33話でシムス・アル・バハロフがブラウ・ブロ修理中に着用している。
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軍服
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 09:16 UTC 版)
諸軍隊の軍衣においても第一次世界大戦頃から立襟型から立折襟型への移行が進んだが、襟の形状が変わっても基本的にカラーは使用された。例として昭和期の日本陸軍では、将校准士官は(立襟の襦袢を下に着たうえで)専用のカラーを襟内に装着した立折襟のジャケットを着用、下士官兵は三角形の薄い布を畳み細長くした物を内襟に仮縫いの要領で縫い付け着用している。また、日本海軍では、将校准士官は平折襟の襦袢の上にカラーの無い立襟ジャケットを、下士官は同じく襦袢の上から専用のカラーを襟内に装着した立襟のジャケットを着用している。 詰襟ではない開襟型のジャケットでは、襟付のドレスシャツを下に着用するためカラーは付されない。水兵についても襟なし丸首の襦袢にセーラー服であるためカラーは使用しない。 アメリカ海兵隊員は「レザーネック」(leatherneck)と俗称されるが、これはかつて制服の一部であった革製カラーにちなむ。革製カラーは着用者の首筋を直立させて姿勢を良くし、加えて首筋を守る防具としても機能した。 旧ソ連やその影響を受けた諸国では、野戦服や作業服の襟にもカラーが用いられた。
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軍服
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 19:35 UTC 版)
12世紀に出現し13世紀に普及した、チェインメイルなどの甲冑の上に着用する陣羽織をチュニック、もしくはサーコート(Surcoat)という。リンネルやウールなど高価な生地で仕立てられ、首から膝下くらいの丈で袖は無いのが通例であり、騎乗するために腰から下の前後にスリットが入れられた。身分の証である紋章が印してあり、騎士は戦場で敵味方の識別をするためや、官服としてチュニックを纏った。やがてタバード(tabard)と呼ばれる丈の短いものや、袖のあるチュニックも現れたが、15世紀には廃れ始めた。 19世紀中半の欧米では、軍服の上着が従来のテールコート型から燕尾が取り去られ、詰襟で裾がフラットな腰丈の上着(現代日本の学ランの形状)が用いられるようになり、イギリスでもクリミヤ戦争中から使用されるようになった。これらの上着(独: Waffenrock)も英語圏では「チュニック」と呼ばれるようになり、日本の書籍でもそう表記しているものが見られる。また、転じて現在主流となっている背広型軍服の上着もそう呼ばれている。
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軍服
「軍服」の例文・使い方・用例・文例
- 制服で;軍服を着て;軍に所属して
- その兵士たちは全員カーキ色の軍服を着ていた。
- 冬期用軍服を着た兵士たち
- (軍服の)正装, 礼装.
- 彼は軍服を着て堂々と見えた.
- カーキ色の軍服を着て[た].
- カーキ色の軍服.
- 軍服[平服]で.
- 凛々しい軍服を着た軍人があの家に出入する
- 皆軍服を着ている
- 軍服の上着
- 軍服の手前、黙過することができぬ
- 軍服
- 野戦活動用に考案された軍服
- 軍服に対する一般市民の服装
- 黄味がかった茶色の丈夫な綾織り布で、特に軍服用に用いられる
- カーキ色の織物で作られた軍服
- 軍服を着る資格がある人が着る私服
- 軍服に使用されるオリーブブラウン色の布
- 米国陸軍の軍服
軍服と同じ種類の言葉
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