グラビティフォールズ住民
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「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」の記事における「グラビティフォールズ住民」の解説
スーザン(Lazy Susan) 英 -ジェニファー・クーリッジ Greasy's Dinerのウェイトレス。猫を大量に飼っている。 30年前にスタンがミステリーハウス見学ツアーを初めて開催した際に左目に光線があたったため、常時左目を閉じたままでレストランでの仕事に従事している。 スタン大叔父さんに告白され、自分の電話番号を書いたメモを渡してデートをしたことがあるが、近くで見ると不細工と思われた挙句デート中に逃げられてしまった。 第27話では「見えない目の秘密結社」に記憶を消去される所をディッパー達に目撃されている。 ブラブス保安官(Sheriff Daryl Blubs) 声 - 北村謙次 / 英 - ケビン・マイケル・リチャードソン グラビティフォールズ地域を担当している保安官。小柄で恰幅の良い黒人男性。 働くのがあまり好きではなく、コーヒーを飲んでいることが多い。相棒のダーランドとはとても仲が良く、警官になる前(ダーランドが10代の頃)から一緒にいた。 30年前のエピソードではコンビニのアルバイトをしていた。 最終回でダーランドと恋人同士であることが明かされ、ディズニーアニメーションでは初めてのゲイカップルである。 ダーランド(Deputy Edwin Durland) 英 - キース・ファーガスン 保安官代理。長身でひょろりとした白人男性。 ブラブス保安官の部下で、間抜けで子どもっぽい性格をしている。字が読めないらしく、メイベルに指摘されていた。クリエイターのアレックスによると彼の名前は知人のある人からとったらしい。そしてその人は名前が使われていることを知らない。 グレンダ(Grenda) 声 - 北村謙次 / 英 - Carl Faruolo 第7話で初登場。「COOL」と書かれたTシャツを着ていて、左目の下にほくろがあり、がっしりした体格と野太い声を持つ女の子(日本語版声優、原語版声優とともに男性が演じている)。 外見通り性格も豪快だが、概ねメイベル同様にボーイズバンドや流行のTV番組を好む今時のミーハーな女子である。パシフィカとその取り巻きら人気者の女子たちには見下されており、パシフィカに面と向かって立ち向かったメイベルの親友となる。 30話ではオーストリア男爵のマリウスに見初められ、連絡先を交換した。ただし33話ではイケメンエルフに現を抜かしていたり、37話ではオーストリア旅行にしつこく誘うマリウスを疎ましく思っていたりと、交際にはそれほど乗り気でない。 キャンディー(Candy Chiu) 声 - 森千晃(キャンディー) / 英 - ニキ・ヤン 第7話で初登場。眼鏡をかけた、内気な韓国系アメリカ人の女の子。 独特の感性を見せることもあるが、概ねメイベル同様に今時のミーハーな女子である。パシフィカとその取り巻きら人気者の女子たちには見下されており、パシフィカに面と向かって立ち向かったメイベルの親友となる。 12話のサマーウィーンでは文字通りキャンディの仮装をしていた。36話では観光パンフレットが好きという一面が明らかになり、ミステリーマウンテンでの危機を救った。 パシフィカ・ノースウェスト(Pacifica Elise Northwest) 声 - 須藤沙織 / 英 - Jackie Buscarino 第7話より登場。フルネームは「パシフィカ・エリス・ノースウェスト」。裕福な町の人気者。年齢は不明だがおそらくディッパーやメイベルと同じくらいであると思われ、ウェンディよりは確実に年下である。シリーズの前半と後半で最も印象の変化が大きかったキャラクターである。 意地悪な自信家でプライドが高く、なにかにつけてメイベルをこけにしたがる。1863年にグラビティフォールズを開拓したナサニエル・ノースウェスト初代町長の玄孫。家柄を鼻にかける一方で厳しく躾けられており、父親には逆らえない。また、虚栄心の強い両親からあまり関心を持たれていないことや、心を許せる友達がいないことで悩んでいる。 ミステリーハウスで開かれたパーティに参加した時には、メイベルやメイベルの新しい友達のグレンダとキャンディーを馬鹿にした。メイベルとどちらがパーティを盛り上げるかで対決し、メイベルが優勢になると会場の子供たちを威圧し、自分に拍手を送らせて優勝した。 開拓者の日の祭り会場ではメイベルを公然と侮辱するが、ディッパーからノースウェスト家が町の開拓者の一族ではないと知らされるも、のちに「お金でなかったことにした」と反論する。 第17話ではセヴラルタイムズのファンであることが判明。ライブ会場にいた(ただしセリフは無し)。 第23話ではメイベルとミニゴルフ対決をするが、そこで起きた騒ぎを解決するためにメイベルとディッパーと協力し、メイベルとは事実上和解した。 第30話ではノースウェスト家への呪いによる怪奇現象を解決しようとディッパーを呼び、条件としてメイベルとグレンダとキャンディーをパーティーに招待した。この頃からディッパーを頼りにするようになり、両親と共に嘘を付いたことをディッパーに罵られてショックを受けたり、両親の支配や一族の悪しき習慣から脱して自立に踏み出すなど大きな変化がみられた。 最終話でノースウェスト家は「ビル・サイファーに忠誠を誓った罪」を問われて破産し、ポニーを買えるくらいの財産が手元に残った。 マクガケットじいさん(Fiddleford Hadron McGucket) 声 - 平野俊隆 / 英 - アレックス・ハーシュ グラビティフォールズの廃車置場に住む発明家。フルネームは「フィドルフォード・H(ハドロン)・マクガケット」。 かつては子持ちの妻帯者だったが離婚しており、息子はグラビティフォールズ湖の管理所に勤務している。 その正体は日誌の著者の助手であり、「見えない目の秘密結社」の創設者でもある。記憶を消去する「記憶銃」の発明者であり、悪い事が起きる度に自分の記憶を消去し続けた結果、正気を失った。 自分の過去の記録を知ると共に記憶を取り戻すが、今の自分を気に入っていると話す。手伝っていたはずの日誌の著者についてはどうしても思い出せなかったが、終盤でその日誌の著者は大学時代の友人だったフォードこと本物のスタンフォード・パインズと判明する。 ミョウマゲドンが発生した中でもさいのうを発揮し、バリアの張られたミステリーハウスごとロボットに改造し、ビルと手下を一時的にノックアウトさせた。 その後 、第40話の「ミョウマゲドン3:グラビティフォールズを取り戻せ」のクライマックスシーンでフォードと再会し、喧嘩別れした過去を「忘れることにした」と水に流して仲直りした。 最終話では製作した発明品の数々の特許が認められて大金持ちになると共に、売り出されたノースウェスト家の屋敷を買い取って移り住んだ。 ギデオン・チャールズ・グリーフル(Gideon Charles Gleeful) 声 - 河田吉正 / 英 - サーオップ・バン・オーマン(英語版) 見世物小屋「テレパシーテント」を経営している超能力者で、「ちっちゃなギデオンくん(リル・ギデオン:Li'l Gideon)」という愛称を持つ。 年齢は不詳だが少なくとも成人ではなく、また10年前には既に生まれていた。背丈はディッパーと同じくらいで、髪型は白髪リーゼント。水色のスーツを着ていて肥満体。超能力はすべてトリックを使っているが、人心掌握力は本物。普段は可愛いみんなのアイドルを演じているが、本性はわがままかつ暴力的で、両親から恐れられている。 実はディッパーと同じく日誌の拾い主であり、日誌の続きがミステリーハウスの周辺にあると踏んで土地の権利を狙っていた。 最初はメイベルに近づき、自身を警戒するディッパーを特殊なペンダントを使って妨害した。しかしメイベルが、ギデオンと友達のままでいる振りをして彼に近づき、ペンダントを破壊して事なきを得る。 その後、ミステリーハウスの権利書を手に入れようと、スタンの金庫の暗証番号を知るため悪魔のビル・サイファーを召喚する。その時は失敗してビルとの契約を打ち切るが、その後権利書を盗んでミステリーハウスを手に入れることに成功する。しかしパインズ家の活躍により超能力のインチキがバレて詐欺容疑で逮捕され、権利書を取り返される。有罪判決を受けた後はベファフトルファンプター市長の権限により、未成年にも関わらず成人用刑務所に送られた。 ミニシリーズ「グラビティフォールズ地域テレビ」では収監後の様子が描かれ、刑務所内で他の受刑者らをカウンセリングで掌握し脱獄を図ろうとしていた。 34話では父親を市長に当選させ、前市長の権限による投獄の撤回を図ろうとしたがスタンの活躍により阻止される。計画が失敗した後は、最後の手段として再びビルの召喚を決心した。ミョウマゲドン編ではメイベルのバリアを守りきれればメイベルがもらえるとビルに約束され、囚人達と共にビルの下で保安官をしていた。しかしディッパーに説教されて改心し、ビルを倒す手伝いをする。 エピローグでは普通の男の子として暮らしているが、自分の悪口を言う子供には囚人にお仕置きさせていた。 バディ(バド)・グリーフル(Buddy "Bud" Gleeful) 英 - スティーブン・ルート ギデオンの父親で、中古車店を経営している。 息子を溺愛しており、見世物小屋ビジネスは息子の才覚頼みなので逆らえずにいる。 27話では「見えない目の秘密結社」のメンバーであることが判明した。 ギデオンの母 英 - グレイ・デライル 息子であるギデオンを恐れてか常に不安げな表情をしており、家の床に掃除機をかけている事が多い。 ミョウマゲドン編ではグリーフル家で唯一、石に変えられていた。 最終話ではパインズ姉弟の誕生日パーティに参加し、初めて柔和な表情を見せた。 ロビー・V(Robert "Robbie" Stacy Valentino) 声 - 新田英人 / 英 - T・J・ミラー フルネームは「ロビー・ステイシー・ヴァレンティノ」。ウェンディの友達であるゴスの少年。 ウェンディに気があるらしく何かとディッパーを敵視するが、ウェンディと付き合うようになりディッパーの正式な恋のライバルになる。猫背で傷口が縫われたハートのパーカーを着ている。ギターが得意で手を大事にしており、愛用する指無し手袋を馬鹿にされると怒る。 約束を破るなどで激怒したウェンディに別れを告げられかけ、催眠作用のある自作CDでよりを戻そうとするが、ディッパーの告発により失敗に終わる。その後もウェンディが忘れられずに落ち込んでいたが、不憫に思ったメイベルがキューピッドに頼んだことでタンブリーと付き合うようになる。 家は葬儀屋で、両親は明るくひょうきんな性格だがその矛盾が気に入らない。小さい頃から悪ガキだったが、両親には猫を被っていた。 リー(Lee)、ネイト(Nate)、トンプソン(Thompson)、タンブリー(Tambry) 英 - マイケル・リアンダ(リー、トンプソン)、スコット・メンヴィル(ネイト)、ジェシカ・ディ・シコ(タンブリー)、 ウェンディの友達。 リーは仲間の中で最も背が高く、ブロンドでロングヘア。ツートンカラーの帽子をかぶったネイトはタンブリーに好意を持っていた。小太りのトンプソンはコメディアンに扮してみんなを笑わせる縁の下の力持ち。紅一点のタンブリーはワインレッド色の髪にメッシュが入ったSNS中毒で自撮り好きの少女。 典型的な若者たちであり、無意味な破壊活動や規則からの逸脱を好む。ロビーとタンブリーが付き合い始めたことで友情に亀裂が入り、パインズ姉弟はキューピッドの力を取り消してもらおうと騒ぎを起こすのだが、トンプソンが体を張って笑いを取ったことで自然と仲直りした。 マンリー・ダン("Manly" Dan Corduroy) 英 - ジョン・ディマジオ 第2話で初登場。ウェンディの父親である大男で、木こりをしている。 豪快な性格をしている。子供たちを強く教育する事に熱心で、度々キャンプを開いたり、アルバイトを課したり、訓練を施したりするサバイバリスト。セヴラルタイムズのファンという意外な一面もある。 タイラー・キュートビカー(Tyler Cutebiker) 英 - ウィル・フォーテ 第2話で初登場。野球帽にタンクトップ姿で「やっちまえ!やっちまえ!(Git 'em! Git 'em!)」と誰かを応援するのが大好きな野次馬気質の住人。 30年前のエピソードに少年期の彼が登場している。 34話ではグラビティフォールズの新市長に当選し、タンクトップの代わりにスーツを着るようになった(帽子と下半身のジーンズはそのまま)。 6話の時点では名前が無く、かわいいバイカー(Cute Biker)と呼ばれていた。それをもじってキュートビカーになったのだろう。 タッツ(Tats) 英 - ケビン・マイケル・リチャードソン 第3話で初登場。バーのバウンサーを務める黒人男性。 全身入れ墨だらけであり、頭に「HEAD」、顎に「CHIN」と文字が入っている。 27話では「見えない目の秘密結社」のメンバーであることが判明した。 トビー・ディターミンド(Toby Determined) 英 - グレッグ・ターキントン 第3話で初登場。グラビティフォールズゴシッパー新聞の記者。 報道記者として格上のシャンドラ・ヒメネスに憧れている。名前は号外や速報の決まり文句である「To be determined(追って報告する)」のもじり。 実は「見えない目の秘密結社」のメンバーで、超常現象の報道を意図的に差し止めていた。ミョウマゲドンでは「ぶっとびT(Bodacious T)」というパンクなキャラクターに目覚め、シャンドラ・ヒメネスと同じ番組にコーナーを持っていた。 シャンドラ・ヒメネス(Shandra Jimenez) 英 - カリ・ウォールグレン 第3話で初登場。グラビティフォールズのローカル局リポーター兼ニュースキャスター。 基本的には淡々とニュースを読み上げる冷静なキャスターだが、34話では久しぶりにまともなニュース(訃報)を読めた事に感涙していたり、ミョウマゲドン中も報道に従事していたりと非常に職務熱心な一面を持つ。 スプロット(Sprott) 英 - ディー・ブラッドリー・ベイカー 第9話で初登場。麦わら帽子と蝶ネクタイ姿の酪農家。劇中では主に「農場のおじさん」と呼ばれる。 9話ではミステリーハウスの祭りで「子豚の体重当て」の屋台を催し、メイベルとよったんの出会いを作った。27話では「見えない目の秘密結社」のメンバーであることが判明した。
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