クーガー【cougar】
読み方:くーがー
⇒ピューマ
96式装輪装甲車 WAPC 愛称 クーガー
諸元・性能 | |||
乗員 | 10人 | ||
全備重量 | 約14.5t | ||
全長 | 6.84m | ||
全幅 | 2.48m | ||
全高 | 1.85m | ||
最低地上高 | 0.45m | ||
登板能力 | tanθ60% | ||
最高速度 | 100km/h | ||
エンジン | 水冷4サイクル6気筒 | ||
360ps/2.200rpm | |||
武装 | |||
96式40mm自動てき弾銃または12.7mm重機関銃 | 1 | ||
開発 | 防衛庁技術研究本部 | ||
製作 | 小松製作所 | ||
備考 | |||
主として普通科部隊などに装備し、作戦機動に引き続き、敵の脅威下に戦場機動して人員輸送などに使用する。コンバットタイヤを装着した装輪装甲車であり、高速機動力による接敵機動および敵の火力脅威下での戦場機動に優れている。自動てき弾搭載型の装輪装甲車は、効果的な面制圧性を有する。 |
【クーガー】(くーがー)
Cougar/puma(ピューマ).
主に南北アメリカ大陸に生息する、ネコ科の大型肉食獣。(原義)
- Aerospatiale(Eurocopter) AS532/EC725 Cougar.
フランス・アエロスパシアル(現ユーロコプター)社製の汎用ヘリコプター・AS332「シュペルピューマ」の軍用型「AS532/EC725」の愛称。
- 日本の陸上自衛隊が運用する装輪式装甲兵員輸送車「96式装輪装甲車」の公式愛称。
- Grumman F9F(F-9)Cougar.
グラマン社が1950年代に開発し、アメリカ海軍航空隊が運用したジェット艦上戦闘機。
1951年9月に初飛行し、1952年に部隊配備された。
F9F「パンサー」の改良型で、主翼を直線翼から後退翼に改良している。
また、大型フラップや自動スラット、スポイラーを導入することにより、パンサーの性能を凌ぐ機体となった。
戦闘機型は60年代初めに退役したが、練習機型や連絡機型はベトナム戦争でFAC(前線航空管制任務)に投入され、1974年まで使用された。
スペックデータ 全長 12.85m 全高 3.73m 全幅 10.51m 主翼面積 31.3㎡ 空虚重量 5,382kg 全備重量 9,116kg 最大離陸重量 11,232kg エンジン P&W J48-P-8Aターボジェット(推力38kN)×1基 飛行速度 1,041km/h 航続距離 1,690km 実用上昇限度 12,800m 上昇率 29.2m/s 武装 AN-M3 20mm機関砲×4門(弾数190発)
AN-M3 20mm機関砲×2門(F9F-8T)
1,000ポンド(454kg)爆弾×2発、5インチ(127mm)ロケット弾ポッド、
AIM-9「サイドワインダー」AAM×4発
【バリエーション(カッコ内は生産機数)】
・F9F-6(F-9F)(646機):
F9F-5を基に後退翼とした型。
・F9F-7(F-9H)(168機):
J33-A-16Aエンジン搭載型。
・F9F-8(F-9J)(662機):
胴体延長などを行った改良型。
・F9F-8P(RF-9J)(110機):
非武装の写真偵察機型。武装以外はF9F-8と同じ。
・F9F-8T(TF-9J)(400機):
練習機型。
- Beretta (M)8000"Cougar".
イタリアの銃器メーカー・ベレッタ社が1990年代に開発・生産した半自動式拳銃「ベレッタM8000」の通称。
詳しくは当該項目を参照。
- スイス・モワグ社製の装甲兵員輸送車・「ピラーニャ1」のカナダ国防軍向け仕様の愛称。
- アメリカの兵器メーカー「フォース・プロテクション」が2000年代に開発した4輪/6輪駆動の装甲兵員輸送車。
「MRAP(エムラップ)」と呼ばれる車両のひとつで、対戦車地雷とIEDに対応できるよう設計されている。
車体はモノコック構造で、底面がV型成形されており、車体下方からの爆風の直射を受け流す様になっている。
アメリカ陸海空軍・海兵隊、ブラックウォーターUSAの他、イギリス陸軍・カナダ陸軍・イラク陸軍でも使用されている。
スペックデータ クーガーH 乗員 2名+兵員4名 全長 5.91m 全高 2.64m 全幅 2.74m 全備重量 17.2t 懸架方式 装輪式4輪駆動 エンジン キャタピラーC-7 ディーゼルエンジン(出力330hp) 最高速度 105km/h 航続距離 966km 武装 12.7mm重機関銃または7.62mm機関銃×1挺(「CrowsII」汎用遠隔操作兵器システムに装備) クーガーHE 乗員 2名+兵員10名 全長 7.08m 全高 2.64m 全幅 2.74m 全備重量 23.59t/24.5t(マスティフ) 懸架方式 装輪式6輪駆動 エンジン キャタピラーC-7 ディーゼルエンジン(出力330hp) 最高速度 105km/h 航続距離 670km 武装 12.7mm重機関銃または7.62mm機関銃×1挺(「CrowsII」汎用遠隔操作兵器システムに装備)
【バリエーション】
・クーガーH:
4輪型。
・クーガーHE:
6輪型。
・クーガーHEV(強化工兵車両):
工兵作業車型。アメリカ海兵隊が使用。
・クーガーJERRV:
3軍(空軍・陸軍・海兵隊)共通運用型。
・リッジバッグPPV(防護警備車両):
クーガーHの英国軍向け仕様。
・マスティフPPV(防護警備車両):
クーガーHEの英国軍向け仕様。
・ウルフハウンド(重補給支援車両):
クーガーHEを、砲兵部隊での砲の輸送と補給任務に用いるため改修した型。
英国軍で使用されている。
・バジャーILAV:
クーガーをベースにしたイラク軍向け軽装甲車型。
クーガー
ピューマ
(クーガー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/13 01:11 UTC 版)
ピューマ(Puma concolor)は、哺乳綱食肉目ネコ科ピューマ属に分類される食肉類。英名はcougar(クーガー)。
- ^ Appendices I, II and III (valid from 26 November 2019)<https://cites.org/eng> (downroad 07/27/2020)
- ^ a b c UNEP (2020). Puma concolor. The Species+ Website. Nairobi, Kenya. Compiled by UNEP-WCMC, Cambridge, UK. Available at: www.speciesplus.net. (downroad 07/27/2020)
- ^ a b c d e f g h i Nielsen, C., Thompson, D., Kelly, M. & Lopez-Gonzalez, C.A. 2015. Puma concolor (errata version published in 2016). The IUCN Red List of Threatened Species 2015: e.T18868A97216466. doi:10.2305/IUCN.UK.2015-4.RLTS.T18868A50663436.en, Downloaded on 27 July 2020.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak Luke Hunter 「ピューマ」山上圭子訳『野生ネコの教科書』今泉忠明監修、エクスナレッジ、2018年、155-164頁。
- ^ a b Mary Jean P. Currier, "Felis concolor," Mammalian Species, No. 200, American Society of Mammalogists, 1983, Pages 1-7.
- ^ a b c d e 成島悦雄 「ネコ科の分類」『世界の動物 分類と飼育2 (食肉目)』今泉吉典監修、東京動物園協会、1991年、150-171頁。
- ^ a b c d Anupama Shivaraju, 2003. "Puma concolor" (On-line), Animal Diversity Web. Accessed February 28, 2020 at https://animaldiversity.org/accounts/Puma_concolor/
- ^ a b c IUCN SSC Cat Specialist Group, "Puma concolor," Cat News, Spacial Issue 11, 2017, Pages 33-34.
- ^ 特定動物リスト (動物の愛護と適切な管理) (環境省・2020年7月27日に利用)
- ^ “クスコ/ ペルー”. NHK. 2024年4月17日閲覧。
- ^ 今泉忠明. “ピューマ”. 日本大百科全書(ニッポニカ)(コトバンク). 2021年8月9日閲覧。
- ^ 南方熊楠. “十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗”. 青空文庫. 2021年8月9日閲覧。
クーガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/23 09:51 UTC 版)
「ミスマルカ興国物語の登場人物」の記事における「クーガー」の解説
聖騎士長。白髪混じりのアッシュグレイの髭と長髪をしており、左右の目は眼帯で覆われている壮年の男。
※この「クーガー」の解説は、「ミスマルカ興国物語の登場人物」の解説の一部です。
「クーガー」を含む「ミスマルカ興国物語の登場人物」の記事については、「ミスマルカ興国物語の登場人物」の概要を参照ください。
クーガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/25 06:11 UTC 版)
通称「キリング・クーガー」および「クーガーおじさん」。フェリオールの後任として異端審問会第二部部長となった司教。ランディルが殺害したことになっている異端者で、視姦魔人マリーチの使徒。人間と魔人との間に生まれた「雑種」で、魔人狩りの神器「エーテル結晶」を持つ。両目は無く、片目は自分でえぐりとり、もう片方はセリアの願いを叶えるためにえぐった。目の色は鈴蘭や、マリーチと同じく赤。
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