モノコック構造とは? わかりやすく解説

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モノコック構造

英語 monocoque body structure

シャシーフレームを車体取り込んだ体構造で、応力外皮構造とも呼ばれ航空機やバスボディの技術から発達した卵殻強度剛性理想とする。しかし実際ボディには前後ウインドウドアエンジンルームトランクルームなど大きな開口部があり、卵殻構造にはなり得ない。完全な応力外皮構造とはいえず、セミモノコック構造とも呼ばれる軽量全体での剛性高く床面低くできるので全高重心高も低いことや、薄板溶接構造ロボット組立て活用でき、量産性が高いなどの特徴がある。反面路面エンジンからの振動騒音には十分な対策が必要。

モノコック構造

反対語 フレーム付き構造
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

モノコック

(モノコック構造 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 09:02 UTC 版)

モノコックフランス語monocoque)、モノコック構造(モノコックこうぞう)とは、自動車鉄道車両ミサイル・一部の航空機などの車体・機体構造の一種で、車体・機体の外板に応力を受け持たせる構造のことをいう。応力外皮構造(おうりょくがいひこうぞう)、または張殻構造(はりがらこうぞう)ともいう。


  1. ^ a b モノコックボディ”. 日本の自動車技術330選. 自動車技術会. 2020年5月18日閲覧。
  2. ^ JAL 航空実用事典 胴体構造
  3. ^ 水木新平・櫻井一郎監 『飛行機のしくみ』 ナツメ社、2003年、p66。
  4. ^ 檜垣和夫『インディ500』二玄社、1994年、95頁。ISBN 4544040469 
  5. ^ ただし2018年(平成30年)現在、日本で販売されているバスのうち、ヒュンダイ・ユニバースはモノコック車体を採用している。外国バス最前線!現代自動車「ユニバース」が売れている‼︎ バス観光マガジン


「モノコック」の続きの解説一覧

モノコック構造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:16 UTC 版)

装甲」の記事における「モノコック構造」の解説

過去には兵器外枠となる構造体とは別に装甲だけが付加されたこともあったが、全体重量考慮すれば装甲車体船体の構造体も兼ねた方が軽くなるため、装甲だけを付け加えることは少なくなり、モノコック構造がとられる事が多い。

※この「モノコック構造」の解説は、「装甲」の解説の一部です。
「モノコック構造」を含む「装甲」の記事については、「装甲」の概要を参照ください。

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