装輪装甲車
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装輪装甲車(そうりんそうこうしゃ、wheeled armored vehicle)は、タイヤ付き車輪によって走行する装甲車のことである。
- 1 装輪装甲車とは
- 2 装輪装甲車の概要
装輪装甲車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 15:52 UTC 版)
「陸上自衛隊の装備品一覧」の記事における「装輪装甲車」の解説
名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数注釈82式指揮通信車 コマンダー※CCV、シキツウ 231 戦後初の国産装輪装甲車。普通科・機甲科・特科他で本部指揮車として使用。富士教導団隷下部隊より96式装輪装甲車による更新が開始されている。 87式偵察警戒車 ブラックアイ※RCV 111 82式指揮通信車の派生型。発煙弾発射機の異なる前期型と後期型が存在する。前期型は順次後期型に改修されている。 96式装輪装甲車 クーガー※WAPC 389 96式40mm自動てき弾銃を装備した「A型」(画像上)と、12.7mm重機関銃M2を装備した「B型」(画像中)の二種類が存在する。派生型に海外派遣仕様として装甲を追加したII型(画像下)がある。 軽装甲機動車 ライトアーマー※LAV(ラブ)、ケイキ 1,818 2001年度より調達開始。海外派遣仕様を始め、異なる複数の仕様がある。航空自衛隊でも警備車両として導入され、現在、戦後最も生産された国産装甲車両となっている。 輸送防護車 8 在外邦人等輸送用に平成25年度補正予算で初めて調達された歩兵機動車。調達情報にはタレス・オーストラリア社製のブッシュマスターであることが記載されている。宇都宮駐屯地に駐屯している中央即応連隊に配備。 化学防護車 ※CRV、化防車 約30 82式指揮通信車の派生型。1987年制式採用。装備と細部が改修されたB型も存在する。 NBC偵察車 ※NBC RV 19約50(調達予定総数) 化学防護車および生物偵察車の後継装備。2010年度より装備開始。1両でNBC(核/生物/化学兵器)兵器汚染状況に対応可能。 16式機動戦闘車 ※MCV、キドセン 19799(26中期防調達予定数) いわゆる「装輪戦車」として有事の際に迅速な展開能力を持つ戦闘車両として開発。2015年度に開発完了、2016年度(平成28年)より装備開始。 退役 名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数注釈M3A1装甲車 ※ハーフトラック、APC 36(警察予備隊供与分) 警察予備隊、保安隊より継続装備。主に戦車部隊や特科部隊の本部車両として使用。1950年導入、1981年全車退役。 M8装甲車 8(警察予備隊供与分) 警察予備隊、保安隊より継続装備。大量導入が予定されたが、特車(戦車)の本格導入により少数供与に終わる。1950年導入、1967年全車退役。 M20装甲車 4(警察予備隊供与分) 警察予備隊、保安隊より継続装備。M8装甲車と併せて大量導入が予定されたが、少数供与に終わる。1950年導入、1967年全車退役。
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装輪装甲車
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「朝鮮人民軍の兵器一覧」の記事における「装輪装甲車」の解説
BA-64 - 朝鮮戦争時に使用。 BTR-152 BTR-60 BTR-80 - BTR-80Aを10両のみ保有とされる。 M1992 - 北朝鮮国産の装輪装甲車、制式名称不明。4輪で、9K111「ファゴット」(AT-4「スピゴット」)対戦車ミサイル4連装発射機とAGS-17と思われるグレネードランチャー装備のタイプと、107mm24連装ロケットランチャーを装備したタイプが確認されているほか、6輪で車体側面に出入口があるタイプもある。 BRDM-2 - 米軍呼称でM1996とも呼ばれる。改良型も有。 Mー2010 - 2010年初頭頃から姿を現し始めた装甲車。6輪と8輪タイプが確認されていて,BTR系列によく似た構造。武装はKPV 14.5mm機関銃を2門回転式銃塔に装備、更に携行対空ミサイルを装備した物もある。なお2018年に対戦車ミサイル6基連装で搭載した車両も確認されており(M-2018と呼ばれる)、2020年10月の軍事パレードでは砂漠系迷彩を施されて登場。同時に登場した米軍ストライカー装甲車によく似た新型装甲車との関係性も指摘されている。 8輪装甲車 - 2020年10月の軍事パレードに登場したストライカー装甲車に類似した装輪装甲車。5連装対戦車ロケット発射機を搭載するM1134に似た戦車駆逐車型と、D-30 122mm榴弾砲を搭載するM1128に似た自走砲型がある。なお5連装対戦車ミサイル発射機を搭載したものは、発射機ごと必要に応じて展開と格納ができるものと思われ、搭載するミサイルに関してはソ連、ロシア製9M113(コルネットミサイル)か、またその類似品を搭載していると推測されている。 4輪装甲車 - 2019年の軍事パレードに登場した軽装甲機動車やVBL装甲車に類似した装輪装甲車。ホイールの形状がホンダ・シビックハイブリッドFD3用ホイールに類似する。さらに2021年1月に行われた閲兵式では内部映像も公開されており、三菱・パジェロ4代目をベースにしたと思われるレイアウトになっていた。
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装輪装甲車
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「大日本帝国陸軍兵器一覧」の記事における「装輪装甲車」の解説
オースチン装甲車(輸入) ウーズレー装甲自動車 ヴィッカース・クロスレイ装甲車(輸入) 九三式装甲自動車(海軍) - 多くの海外文献では「九二式」として誤って伝わる。
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