みだれ

デジタル大辞泉

みだれ【乱れ／^×紊れ】

読み方：みだれ

１ まとまっていないこと。整っていないこと。「裾の—をなおす」「電波の—」

２ 秩序などが崩れること。「世の中の—」

３ 心が平静さを失って混乱すること。「心の—を静める」

４ 能の舞事(まいごと)の一。笛を主に、大鼓・小鼓・太鼓ではやす緩急の変化の激しい舞。「猩々(しょうじょう)」と「鷺(さぎ)」にあるが、曲も型も異なる。

５ 歌舞伎下座音楽の一。太鼓と能管による鳴り物。時代物の御殿の場で、局(つぼね)や姫などの女方の出入りに用いる。乱れの鳴り物。

６ 「乱れ焼き」の略。

７ 天候が悪くなること。

「頭さし出づべくもあらぬ空の—に」〈源・明石〉

８ 《近世上方語》乞食(こじき)のこと。

「ええ、—めが言ふやうなことぬかしけつかる」〈滑・膝栗毛・六〉

箏曲(そうきょく)。「乱輪舌(みだれりんぜつ)」の略称。純器楽曲の段物の一つで、八橋検校(やつはしけんぎょう)作曲と伝える。各段の拍数が不規則。

日本語活用形辞書

乱れ、紊れ

読み方：みだれ

ラ行四段活用の動詞「乱る」「紊る」の命令形。

終止形

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乱れ、紊れ

読み方：みだれ

ラ行下一段活用の動詞「乱れる」「紊れる」の連用形である「乱れ」「紊れ」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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紊れる  » 「紊れる」の意味を調べる

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ピティナ・ピアノ曲事典

尾高 尚忠 ：みだれ

	英語表記/番号	出版情報
尾高 尚忠 ：みだれ		作曲年: 1939年

短編小説作品名辞典

みだれ

作者細谷美火

収載図書如何なる星のもとに
出版社近代文芸社
刊行年月2001.6
シリーズ名現代日本の短編作家シリーズ

隠語大辞典

乱れ

読み方：みだれ

1. １　乞食をいふ。大阪の方言。２　芝居にては太鼓入りの囃子をいふ。
2. 乞食のこと。〔大阪の方言〕
3. 乞食のこと。〔大阪〕

分類 大阪、大阪の方言、大阪／芝居

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漢字辞典

宄

宄	画数：5 音読み：キ 訓読み：みだれ、 みこしま、 よこしま ピンイン：gui3 対応する英語：traitor, villain

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「みだれ」の例文・使い方・用例・文例

• 生魚を新鮮に保つ漬け込みだれ
• 特製漬け込みだれが千葉県旭(あさひ)市(し)で開発された。