INORAN INORANの概要

INORAN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 05:09 UTC 版)

INORAN
2013年のシンガポール公演にて
基本情報
出生名 井上清信
別名 イノラン
生誕 (1970-09-29) 1970年9月29日(53歳)
出身地 日本神奈川県秦野市
ジャンル ロック
オルタナティヴ・ロック
ガレージ・ロック
シューゲイザー
ドリーム・ポップ
アンビエント
職業 ミュージシャン
シンガーソングライター
音楽プロデューサー
モデル
担当楽器 ボーカル
ギター
レーベル KING RECORDS
共同作業者 LUNA SEA
FAKE?
Tourbillon
Muddy Apes
SUGIZO
公式サイト INORAN official web site

略歴

人物

  • 神奈川県秦野市出身。神奈川県立大秦野高等学校(現・神奈川県立秦野総合高等学校)出身。身長170cm。自らのファンクラブ「NO NAME?(ノー・ネーム)」を持つ。
  • INORAN」の芸名の由来は、最初のあだ名だった「井上ちゃん」が変化していったものと思われ、本人も「気が付いたら(いつの間にか)そう呼ばれていた」とのこと。
  • 中学時代にJと出会い、LUNA SEAの原型となる「LUNACY」を高校1年生の頃に学祭バンドとして結成し、活動をスタートさせた。当時はコピー中心で、高2辺りからオリジナル楽曲を演り始めた。LUNA SEAのメンバーのSUGIZOも同じ中学校に通っていたが、学年が異なっており(SUGIZOが1歳年長)、また、マンモス校だったために気付かなかったという。(SUGIZOはINORANのことを知っていた)。
  • INORAN本人曰く、中学3年生の時にギターを最初にINORANに教えたのはJ。その時に教わった曲はマイケル・ジャクソンの「ビートイット」とアクションの「アメリカンキッス」。それから色々と洋楽を耳コピするようになり、よくコピーしていたのはデフ・レパードモトリー・クルーWASPなどで、Jの影響で日本のインディーズ物のムルバスやサヴラベルズ等々。土台はハードロックだが、チェッカーズなどジャンルに捉われずに、いい物はいいという感じで演っていたのがLUNACY。幅広く色々と演っていた。SUGIZOは当時のINORANについて、「この男は中3の時から長髪でした。俺の頭はチリチリでした」と語っている。[3]
  • LUNACYでオリジナルを演るようになった頃に「運命的」に昔のD'ERLANGERを聴き、「そこからパーッと一直線で、そっちの方へと走っていった」[4]。その流れで憧れだったギタリストはD'ERLANGERのCIPHER(瀧川一郎)で、青紫色のシングルコイルピックアップのレスポールタイプのギターはメーカーこそESPとフェルナンデスと違うもののほぼズバリで、初期にはステージングにもリスペクトしている事がうかがえる動き等があった。CIPHERとはデビュー後には交流も生まれ、D'ERLANGER再結成後の2008年主催のイヴェント「ABSTINENCE'S DOOR #002」、2015年にはLUNA SEAの主催ロックフェス「LUNATIC FEST.」にて、それぞれゲストギタリストとしてD'ERLANGERとの共演を果たした。
  • LUNA SEA時代はギターソロなどはSUGIZOが担当し、本人は「ベーシックな部分をしっかり出す」ということを意識しており、「サイドギターって意識はある」と言っていた。しかし、INORANがずっとリズムを刻むということもなく、お互いにリードにもサイドにもなる[5]。また、作曲も手がけ、シングルのカップリングの曲にINORAN原曲のものが多い。
  • 左利きだが、ギターを弾き始めた当時は左利き用のギターは種類が少なく、かつ値段も高かったため(これは現在も同じで、いわゆる「特注扱い」になるため、同じ機種であっても、大体右利き用よりも2〜3割増しの価格になる)、右利き用のギターを使用している。後にMonophonicにて、左利き用のギターを試奏してみたが、全く弾けなかったと語っている。
  • LUNACY時代の楽曲「JUNK」ではSUGIZOではなくINORANが唯一ギターソロを披露しているが、公式に音源化はされていない。
  • 近年のソロ活動では、ギターソロを披露することも少しずつ増えている。例として、海外イベントにて「I for You」をカバーした時に、イントロとソロパートを弾いていることを、動画サイトで確認できる。また、Muddy Apesのレコーディングにソロを弾いている動画も確認できる。
  • 車はフェラーリ(色は黒)を好み、F1好きでもある。1998年日本GPのスペシャルゲストとして招かれたことがあり、観戦のために海外まで足を伸ばすことも多い。またF1解説者の片山右京と仲が良い。
  • サッカーファンでもあり元日本代表選手の田中隼磨中田浩二らの選手とも交流がある。
  • JUDY AND MARYTAKUYA西川貴教と仲が良い。
  • ヘビースモーカーである。
  • LUNA SEA結成初期からESPエンドーサーであったが2009年頃に契約を解消して、自身のシグネイチャー・モデルであるレスポールタイプのギターを持つことが無くなり、その後はギブソン・レスポールフェンダー・ストラトキャスターフェンダー・ジャズマスター等を使うようになる。2010年12月にフェンダー社とのエンドースメント契約を結び、本人所有の59年製のジャズマスターを元にしたモデルをベースにした、INORANシグネイチャー・モデルが制作され、現在はこちらをメイン・ギターとして使用している。
  • 2019年のLUNA SEA武道館公演にて「FACE TO FACE」でパーカッションプレイを披露。

  1. ^ LUNA SEAのINORAN、テキーラに満足 日刊スポーツ(2015年10月10日)
  2. ^ INORANテキーラ、発売 BARKS(2015年10月10日)
  3. ^ SHOXX. 音楽専科社. (1991年5月21日) 
  4. ^ SHOXX. 音楽専科社. (1991年5月21日) 
  5. ^ SHOXX. 音楽専科社. (1991年5月21日) 
  6. ^ INORAN、1stアルバム『想』音源が配信スタート”. BARKS. 2022年1月26日閲覧。
  7. ^ INORAN、ソロ25周年アルバムのダイジェスト試聴トレーラー公開”. BARKS. 2022年7月1日閲覧。
  8. ^ INORAN、<TOKYO 5 NIGHTS>を収めた映像作品よりライブ映像公開”. BARKS. 2022年3月10日閲覧。
  9. ^ SUGIZO vs INORAN、第三弾<BEST BOUT>が映像作品化”. BARKS. 2022年3月10日閲覧。
  10. ^ INORAN、『IN MY OASIS Billboard Session』ダイジェスト映像公開”. BARKS. 2022年12月10日閲覧。
  11. ^ INORAN、Billboard Liveを舞台にアコースティック・ツアー開幕「ここは自分の“オアシス”」”. BARKS. 2022年7月12日閲覧。
  12. ^ INORAN、ツアー"BACK TO THE ROCK'N ROLL 2022"開催記念し特別企画スタート!ライヴ映像を4日間毎日1曲ずつプレミア公開!ツアー特設Instagramも登場!”. 激ロック. 2022年9月8日閲覧。
  13. ^ INORAN、FC発足記念日にアコースティックライブ開催「美しい場所をつくっていくのでついて来てね」”. BARKS (2024年3月25日). 2024年3月27日閲覧。
  14. ^ TOKYO MX FES.2019 vol.2「イケダンMAXのつなげる つなげる つなげる」”. TOKYO MX (2019年). 2019年9月19日閲覧。
  15. ^ イケダンMAX INORAN公式ブログ(2019年9月18日)
  16. ^ 12月11日 (土) Char Live 日本武道館「Char 45th anniversary concert special」
  17. ^ RyoYamagata.com






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