逆転裁判 その他作品

逆転裁判

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 16:10 UTC 版)

その他作品

レイトン教授VS逆転裁判

レベルファイブレイトン教授シリーズとのシリーズ初のコラボレーション作品。「今度のナゾムジュンに満ちている」がコンセプト。

逆転裁判側の主人公は成歩堂龍一が務める。これまでの逆転裁判と異なり、中世風の異世界「ラビリンス・シティ」が舞台となっており、成歩堂と同じく異世界へ飛ばされたレイトン教授と共に魔女裁判の謎に挑む。

携帯アプリ

カプコンのケータイサイトにて『逆転パズル いれかえる逆転』『逆転裁判ポーカー』『逆転花札』『クイズ逆転裁判』『昇進テスト』といったオリジナル作品が配信されていた。

登場人物

[ ]内はゲーム中に表示される名称。キャラクターのネーミングの由来について言及されている場合は、全て開発上の命名の由来を意味するものであり、劇中での設定ではない。

成歩堂 龍一編(『逆転裁判 蘇る逆転』-『逆転裁判3』)

成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)[ナルホド]
主人公。主に刑事事件を扱う弁護士で、「成歩堂法律事務所」の所長。ギザギザした髪型と青いスーツが特徴。矢張政志と検事の御剣怜侍とは小学校時代からの親友で幼馴染。正義感が強くお人よし。
大学時代に無実の殺人容疑で逮捕されたことがあるが、綾里千尋の弁護で無罪となった(『3』第1話より)。千尋から受け継いだ「発想の逆転」と「依頼人の無実を信じ通す心」が最大の武器である。
綾里 千尋(あやさと ちひろ)[チヒロ]
もう1人の主人公[60]。成歩堂の師匠にあたる凄腕の弁護士。『1』第2話にて撲殺されてしまう。
霊媒師として育てられたが、母が失踪した後に弁護士になって「星影法律事務所」に勤め、さらにその後独立して「綾里法律事務所」を開いた。死後も、真宵や春美の霊媒で度々登場し、成歩堂たちに協力する。
綾里 真宵(あやさと まよい)[マヨイ]
綾里千尋の10歳年下ので倉院流霊媒道の霊媒師(『1』では“修行中の”と自分で付け足していた)。
『1』第2話にて千尋殺害の容疑者として逮捕され、成歩堂と出会う。成歩堂の弁護によって無罪となって以降は、成歩堂と行動を共にしている。
『2』では修行が成功し、晴れて一人前の霊媒師となった。
『大江戸戦士トノサマン』シリーズの大ファン。従妹である綾里春美とは仲が良く、彼女の実力を認めている。好物はみそラーメン。
綾里 春美(あやさと はるみ)[ハルミ]
『2』から登場。
千尋・真宵の従妹にあたる礼儀正しい少女で、古風な口調で話す。真宵を姉のように慕っており「真宵さま」と呼ぶ。「分家」の娘でありながら、真宵の「勾玉」に霊力を込め、「サイコ・ロック」を見る力を与えられるほどの霊力を有している。ただし、作中では、春美が千尋を霊媒中に、真宵によって千尋をジャックされる場面が描かれており、真の実力では真宵に一歩及ばないようである。箱入り娘で里の外のことをあまり知らないため、男女の仲に敏感な面があり、成歩堂を真宵の「運命の人」だと思い込んでいる。
図画工作は壊滅的に苦手。真宵・千尋からは「はみちゃん」と呼ばれる。
矢張 政志(やはり まさし)[ヤハリ]
成歩堂の最初の依頼人で、小学校以来の親友。悪人ではないのだが、思考が短絡的でもめごとに巻き込まれやすく、「事件のカゲにヤッパリ矢張」と言われるほどのトラブルメーカー。ほれっぽく、さまざまな女性とつきあうが上手くいったためしがない。
『1』ではマンジュウ売り、『3』第2話では警備員など職を転々としていたが、しだいに芸術方面の能力を見出だし、『3』第5話では絵本作家・天流斎エリス(てんりゅうさい エリス)に弟子入りして「天流斎マシス」を名乗っている。絵は特に似顔絵が得意。
御剣 怜侍(みつるぎ れいじ)[ミツルギ]
天才検事。
国内最年少の20歳で検事になる。その後5年間、有罪判決を得るためなら手段を選ばないやり方で無敗を誇っていたが、親友の成歩堂と再会し、彼との法廷での戦いを経て、その考えを徐々に改めていく。赤いスーツとフリルタイが特徴。小学生のころは優秀な弁護士だった父の影響で弁護士を志していたが、父が殺害された「DL6号事件」を境にして犯罪者を憎むようになり、検事となった。また、その時のトラウマで地震を苦手とする。劇中では「欠点のないカンペキな男」と表現されているが、前述の地震の他、人付き合い、折紙、世間話など、身近なもので苦手なことが多い。
成歩堂の代わりに特別弁護人として弁護人席に立ったことがある。
『逆転検事』シリーズでは主人公として登場。
狩魔 冥(かるま めい)[メイ][カルマ]
『2』『3』に登場。『1』に登場した狩魔豪の娘。アメリカで育ち、13歳の時に検事となった。
『2』では成歩堂に対しあからさまな敵意を向けており、成歩堂から有罪判決を得ることに執念を燃やしていた。父親同様「カンペキな立証」に強くこだわり、証拠の隠滅や証言の操作を主戦法とする。
『3』でも「カンペキな立証」をモットーとするが、考えを改めたらしく『2』で見られたような不正は一切行っていない。
常にムチを携えており、何者に対しても一撃を与える。他人をフルネームで呼ぶ癖があるが、自分自身が他人からフルネームで呼ばれることは嫌っている。
『逆転検事』シリーズにも登場。
ゴドー[ゴドー]
『3』に登場。白髪と赤く発光するバイザーが入った仮面が特徴の検事。
ハードボイルドな性格で、独特のわかりにくい比喩を多用する。本名、素顔、年齢、経歴などが一切不明の謎の人物で、なぜか成歩堂に対し敵対的な態度を見せ、彼を「まるほどう」と呼ぶ。有罪判決を得ることよりも「真実を暴く」ことを最大の目的としており、非合法な手段を使わずに正々堂々と立証を行う。コーヒーが大好物で審理中にもしばしば飲んでおり、その際に飲んでよい量は17杯までと決めている。理由は様々だが、時折コーヒーが入ったままのカップを成歩堂に投げつけることもある。
ゲーム内の音声は神谷英樹が担当。
糸鋸 圭介(いとのこぎり けいすけ)[イトノコ]
いかつい風貌と完璧に程遠い頭脳を持つ刑事。26歳で刑事課に配属。殺人の初動捜査を担当しており、通称「イトノコ刑事」。
気は強くないが、部下には威厳のある話し方をする。御剣のことを「尊敬できる上司」として厚く信頼している。常に着用しているコートは、最初はベージュ色だったが、時間が経つにつれ段々と色あせていき、緑色とカーキ色を混ぜたような色になった。失敗をよくするため、過去に何度も減給されている。ソーメンが主食らしい。無精髭を生やしているので、狩魔冥や春美から散々な呼び方をされる。見た目に反して機械には強く(ただしパソコンは苦手)、成歩堂の調査を助けることもある。
裁判長(さいばんちょう)[サイバンカン][サイバンチョ](『蘇る』では[サイバンカン]で『2』以降『サイバンチョ』)
つるりとした頭と髭が特徴の地方裁判所の裁判長。名前と年齢は不明(『2』で裁判長の名刺が登場するが、成歩堂いわく名前が達筆すぎて読めないとのこと)。
本編では屈指のボケをかます人物。弁護士・検事の意見に左右されやすく、すぐに判決を下そうとすることから「移り気で浮気な裁判長」と言われている。ただし、人情味溢れる性格の持ち主でもあり、彼が担当した裁判は結果的に良い方向に収束するらしく、「不思議で不気味な裁判長」とも言われている。
「コンピュータ」すら知らないほど、機械関係の横文字に弱い。木槌に思い入れを持っているようである。弟がおり、彼も裁判官を務めている。カタカナ表記が「サイバンチョウ」でなく「サイバンチョ」なのはGBA版のゲームシステムでは名前表示に6文字制限があったためだが、制限がなくなったDS版以降も、そのまま慣例となっている[61]

成歩堂 龍一・王泥喜 法介・希月 心音編(『逆転裁判4』-『逆転裁判6』)

成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)[ナルホド]
これまで、数多の事件を解決して多くの被告人を無罪にした敏腕弁護士。天然の後ろに尖ったギザギザ髪と青スーツが特徴。
『4』時点の7年前に担当したある事件の裁判で重大な失敗を犯し、法曹界から追放された。以降、ロシア料理店「ボルハチ」でピアニスト兼無敗のポーカー勝負師としての裏の顔を持つ傍ら、御剣の計らいで司法の仕事の手助けもしていた。弁護士の資格を剥奪されてから、「ピアノを弾けないピアニスト」と名乗っている。
『4』では旧作と比べ雰囲気が変わっており、皮肉屋的な言動が多く謎めいた行動を取るため、王泥喜から苦手意識を持たれているが、根本的な性格は変わっていない。義娘のみぬきには非常に甘く、お小遣い15年分の前借りを許したりしている。
『4』第1話の被告人として王泥喜に弁護を依頼した。みぬきのお手製の「PaPa」と書かれた青いニット帽子をかぶっている。
『4』の出来事の後、『5』である人物との約束を果たすため、再び司法試験を受け合格し、弁護士に復帰した。
王泥喜 法介(おどろき ほうすけ)[オドロキ]
『4』から登場する熱い性格の新米弁護士。角のように尖らせた2本の前髪と赤スーツが特徴。「牙琉法律事務所」に所属していたが、ある事件の解決後、成歩堂の事務所で働くこととなった。
証人のしぐさをみぬき、ウソや隠し事を見破る能力を持つ。常に左腕に「腕輪」をはめているが、それが前述の力と関係する特別なものとは知らなかった。成歩堂と同様に高所恐怖症で運動神経が悪い。発声練習を頻繁に行っているため声が大きく、そのせいで喉を痛めたり近所から苦情を受けたりしている。牙琉響也からは「おデコくん」と呼ばれている。
希月 心音(きづき ここね)[ココネ]
『5』から登場する勝ち気な新人弁護士。茶髪の髪に前髪が右上に跳ね上がり左横の大きなツインテールと黄色いスーツが特徴。アメリカの大学で心理学を勉強し、18歳で弁護士資格を取得。オレンジジュースが好物。
当時、弁護士資格を失いながらも司法の仕事を手伝う目的のために渡米していた成歩堂と、ある事件をきっかけに出会ったことで成歩堂に憧れ、「成歩堂なんでも事務所」に就職して王泥喜の後輩となる。
学んだ心理学と自身の持つ特別な聴力、そして母親から受け継いだ「モニ太(もにた)」を活かし、心に「ノイズ」が混じっている証人をカウンセリングするシステム「ココロスコープ」を駆使して、証言を引き出す。
成歩堂 みぬき(なるほどう みぬき)[ミヌキ]
『4』から登場する成歩堂の養子。成歩堂のことを「パパ」と呼ぶ。
『4』では、中学生でありながらマジシャンとして活動しており、「ビビルバー」でマジックを行い収入を得ている。「成歩堂芸能事務所」(後に「成歩堂なんでも事務所」に改称)の所長であり、彼女がほとんど生計を立てている。人生の最期は「脱出マジック中に行方不明」になると決めているらしい。得意芸は「ぼうしクン」と「マジック・パンツ(マジック用のパンツから様々なものを取り出す芸)」。とことん明るい性格。王泥喜と同様に相手のしぐさをみぬく能力を持っており、王泥喜にもその能力があることに気づき、能力覚醒の手助けをする。
牙琉 霧人(がりゅう きりひと)[ガリュウ][キリヒト]
『4』で登場。凄腕弁護士。王泥喜の師匠。
法曹界で最もクールな弁護士とも呼ばれている。成歩堂とは7年前からの親友。落ち着いた振る舞いをしており、王泥喜に助言をしてくれる。非常に几帳面な性格をしている。
牙琉 響也(がりゅう きょうや)[ガリュウ][キョウヤ]
『4』から登場する検事。王泥喜の師匠である牙琉霧人に風貌がよく似た弟。
「私立テミス法律学園」で学んだ後、アメリカで検事になり、17歳で初めて法廷に立つ。検事でありながら、ロックバンド「ガリューウエーブ」のボーカルギター担当のリーダーであり、女性からも人気が高い。法律学園時代に出会った恩師の影響で、真実を知ることを第一に考えているため、勝ち負けにはこだわらず、王泥喜の手助けをすることもある。普段はクールで大人びているが、愚痴をこぼすこともある。見かけによらずとても真面目な性格で、成歩堂が弁護士資格を剥奪された事件の担当検事であった。
宝月 茜(ほうづき あかね)[アカネ]
『4』『6』で登場する初動捜査担当の刑事。
『蘇る』第5話で16歳の高校生として成歩堂の助手を務めたことから、成歩堂とは面識がある。『蘇る』第5話の事件後から9年間、アメリカで科学捜査について学び、帰国して科学捜査官の試験を受けたが落ちてしまい、刑事課に配属された。
『4』では不機嫌で不貞腐れた様子でいることが多く、黙々とかりんとうを食べ続け、ストレスを発散しようとしている。『4』では自称科学捜査官を名乗り、科学捜査と称し通信販売で買ってきた私物の道具を使って、色々な実験を行っている。
『6』では無事試験に合格し、彼女の念願だった科学捜査官として登場。王泥喜や成歩堂に調査の協力をする。
『5』では登場しない。
夕神 迅(ゆうがみ じん)[ユガミ]
『5』から登場する検事。検事局長となった御剣の計らいで、囚人でありながら、手錠を掛けたまま現役検事として法廷に立っている。本来の髪の毛の色は黒髪だが、長い間刑務所で服役していたストレスの影響で髪の毛の右半分が白髪になっている。服装もそれに合わせて白黒で愛用している様子。心理操作で被告人や証人、果ては裁判長の心証を操作し、有罪判決を勝ち取ろうとしている。その名前やムジュンした肩書き、法廷で異端児と言える行動や、殺人を犯した罪で有罪判決を受けた経歴から「法曹界のユガミ」、通称“ユガミ検事”と呼ばれている。法廷には彼の相棒である鷹の「ギン」が住み着いており、無駄な足掻きを見せる相手へ嗾けたり、証拠品を運ばせたりする。異議を唱える際は「異議あり!」の他に「黙りなァ!」と叫び、身に付けた居合いの技で相手を牽制する。
番 轟三(ばん ごうぞう)[バン]
『5』で登場。正義に熱く「ジャスティス」を合言葉に捜査に勤しむ、初動捜査担当の刑事。希月から「情報がないから困る」と言うと「困る人を助けるのが正義だ」と捜査情報を流すなど、とにかく正義にうるさい。ねじまがった夕神の性格を矯正することにも、躍起になっている。
御剣 怜侍(みつるぎ れいじ)[ミツルギ]
成歩堂と何度も法廷で戦ったことがある、成歩堂の親友。その友情は厚く、成歩堂が法曹界を追放された後も力を尽くし、仕事を回すなどできる限りのサポートをしていた。『5』の1年前に検事局長に就任。囚人となった夕神迅を特別に法廷に立たせている。「被告人を徹底的に追及するのが私のルール」と公言している。
綾里 春美(あやさと はるみ)[ハルミ]
成歩堂と深い縁のある千尋、真宵の従妹にあたる霊媒師のタマゴ。『5』で再登場し、『3』から8年が経ったことで身長も伸び、より家庭的になっている。成歩堂とは真宵共々『3』以降からも付き合いは続いていた。
レイファ・パドマ・クライン [レイファ]
『6』で登場する、クライン王国の姫巫女。法務大臣インガの娘。裁判で霊媒の力によって死者の言葉を代弁する「御魂の託宣」を行う能力を持つ。厳格な性格。一人称は「ワラワ」で、古風な口調が特徴。
ナユタ・サードマディ [ナユタ]
『6』で登場する、クライン王国出身の僧侶。国際検事の資格を持ち、世界中を飛び回り数々の難事件を解決している。「裁判は被害者の魂を弔う儀式であり、罪人を裁くことが魂の救済となる」「弁護士は魂の救済を阻む者である」という持論を持つ。穏やかで礼儀正しい性格だが、犯罪者と弁護士にはその性格はそのままに、容赦のない一面を持つ。背中の羽衣が特徴的。
綾里 真宵[マヨイ]
『6』で再登場。本編で直接登場するのは『3』以来。クライン王国で綾里家の家元になるための修行をしている。年齢は生前の姉・千尋を越して28歳となったが、みそラーメンや「トノサマン」が好きなのは相変わらずで、性格もあまり変わっていない。『5』では成歩堂を励ますため彼に手紙を送った。
裁判長(さいばんちょう)[サイバンチョ]
旧シリーズと同一人物であり、容姿に変化はない。

成歩堂 龍ノ介編(大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-〜大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-)

成歩堂 龍ノ介(なるほどう りゅうのすけ)[ナルホド]
『大逆転裁判』の主人公で成歩堂龍一の先祖。勇盟大学2年生。『大逆転裁判』第1話で被告人となるが、亜双義の手ほどきを受けながら自分を弁護して無罪となる。その後、『大逆転裁判』第2話で亜双義の誘いで英国へ向かう船に乗るが、そこである事件が発生し再度容疑者となってしまう。しかし、無事に無実を証明し、このことがきっかけで彼は弁護士になることを決意。船内での40日間の勉強とヴォルテックスの認可により、弁護士資格を勝ち取った。
御琴羽 寿沙都(みことば すさと)[スサト]
法務助士で、勇盟大学医学部教授の娘。法廷に関する証拠集めや知識を備えており、成歩堂のサポートをする。危機を感じた時は相手に「寿沙都投げ」をするなど、武道の心得もある。ホームズの物語が大好きで、英国から取り寄せている。
亜双義 一真(あそうぎ かずま)[アソウギ]
勇盟大学2年生。成歩堂の親友。赤いハチマキを風になびかせている。学生ながら弁護士資格を持ち司法留学生として英国へ留学する予定だった。
シャーロック・ホームズ[ホームズ]
英国では知らぬ者はいない名探偵。性格は気分屋で、自らの推理が外れてもどこ吹く風で笑っている。また、捜査に関するアイテムを自らの手で発明している。
アイリス・ワトソン[アイリス]
ホームズの下宿に居候している10歳の少女。医学博士号を受賞している。さらにホームズの解決した事件を自分の脚色の元、娯楽小説として雑誌に連載している。
バロック・バンジークス[バンジークス]
『大逆転裁判』『大逆転裁判2』のライバル検事で英国の検事。彼の法廷の被告人は、たとえ無罪になったとしても何らかの形で罰を受けることから、「死神」という異名を持つ。法廷でワインを飲むが、興奮するとグラスを壁に叩きつけたり、ボトルを傍聴席に投げ入れたりする。

用語

裁判

異議あり!(いぎあり)
本作品の代名詞と言える台詞。ほとんどの場合は法廷パートで登場する。通常の台詞と違い、ギザギザの吹き出しが出てきてその中に赤文字で表現される。GBA版では縦書きで発言者寄りもしくは中央に表示されるが、DS版以降横書きに画面一杯で表示され、他言語と吹き出しの大きさが同じになっている。『4』までは弁護士と検事の場合のみスタッフの声が当てられ、『検事』『レイトン教授VS逆転裁判』では弁護士と検事ではない人にも当てられるようになった。音声が当てられていない人物が発言する時は効果音と共に吹き出しが表示される。『5』『レイトン教授VS逆転裁判』ではスタッフではなくそれぞれのキャラクターの声を担当した声優と俳優の声が当てられている。各作品の最後はこの言葉で締めくくられ、そのままスタッフロールに入る。
法廷パートでは「ゆさぶる」で「待った!」という語も同様の表現方法で使われ、証拠品を示す際やDS版以降から問題のあるポイントを示す際に「くらえ!」という語が使われる。その他、作品や発言する人物によって異なる言い方をすることもある。
地方裁判所
「法廷パート」で裁判が行われる裁判所。東京都にある。DL6号事件(『蘇る』)・神乃木荘龍弁護士殺害事件(『3』第1話)・『検事』第4話・『5』第1話にて殺人現場となった。法廷は複数存在し、「第○法廷」のように番号で振られている。劇中の裁判は全て単独の裁判官で行われ、『4』の裁判員制度を除き合議制の裁判は行われない。
法廷内は証言台、被告席、弁護人席、検事席、書記官席、裁判長席、傍聴席があり、裁判長席と傍聴席は特に高い位置に作られ、傍聴席は弁護人席と検事席の後ろにあり、法廷の左右に設置され、裁判長席と同じ高さにある。ただし書記官席は『4』以降設置されなくなる。『5』で証言台の後ろにも傍聴席が法廷の左右に設置される。また、弁護人席と検事席の後ろの傍聴席は横一列に座るように設置され、証言台の後ろの傍聴席は階段型で設置される。被告人席に相当するものは見当たらず(漫画版では弁護人席の左隣に被告人席がある)、劇中では証言や判決の際に証言台に出てくる以外はほとんど被告人の姿は映されないが、『2』第1話・『4』第1話・『5』第5話では被告人が弁護人席に立つことがある。背が低い人が証言台に立つ際は、踏み台代わりに控え室に置いてあるみかん箱の木箱が用意される。法廷の扉は7つで証言台の後ろ、証言台の右側と左側、裁判長席の右側と左側、弁護席と検事席の後ろの傍聴席に1つずつある。弁護士と検事は証言台の後ろの扉から入廷し、『検事』第4話で裁判長は裁判長席の右側の扉から入廷することが判明した。なお、作品ごとに裁判所の模様替えが行われ、細かい装飾が変更されている。
作中では現実の裁判所同様、本来は法廷内へのカメラの持ち込み(『蘇る』第3話・『4』第1話・『5』第3話)、鞭を持ち込んで人を叩く(『2』『3』第5話の狩魔冥)、飲食(『3』のゴドー)、動物持ち込み(『5』の夕神)、上記の被告人が弁護人席に立つことなどが禁止されている旨の発言があるが、いずれも特例扱いが認められており、事実上これらのルールは形骸化されている。
実写映画版では小法廷は現実のものとほぼ同じ質素な作りで、大法廷は傍聴席が証言台の背後に用意され、被告席も弁護人席の近くにあるなど現実の法廷に近い構造になっているが、装飾はゲーム版同様、豪華でさらに証拠品などのデータを表示・分析する立体映像装置が天井からせり出してくる。劇中ではその映像を成歩堂が証人に投げつけたり(当然映像なのですり抜け、証人を少し通り過ぎた位置で止まる)、投げつけられた映像を検事が手をかざして止めたりするなど、バトル漫画や特撮ドラマの戦闘描写のような演出がされている。15年前の法廷もわずかに登場するが、こちらはブラウン管のディスプレイが天井から現れ、立体映像装置は出てこない。
高等裁判所
地方裁判所の序審裁判で有罪判決を受けた被告人は、1か月以内に高等裁判所で「通常の裁判」(現在の日本における普通の裁判)を受けることになっており、量刑が決定される。
判決
普通語とほぼ同義。プレイヤーは弁護側であるため、本作品では被告人を無罪にすることが目的となる。法廷パートでペナルティを受け続けることにより、被告人に有罪判決が下されゲームオーバーとなる。

組織・捜査機関など

弁護士
現実の制度とほぼ同様の存在。『1』の取扱説明書では、成歩堂は刑事事件専門であるが、『6』第5話では民事事件の原告側弁護人となった。所属は各地の弁護士協会だが、成歩堂曰く「弁護士は検事などと違ってまとまりがない」とのこと。資格の取得には年齢の下限が存在するが、現実と異なり海外で資格を有すれば未成年でも日本で弁護士として活動可能。現場での捜査権限は有しておらず、成歩堂たちは劇中で捜査を制限され、周囲の助力で現場を調べるという展開になることが多い。
弁護士にはそれぞれにバッジが配られ、これが身分証明の代わりとなる(通常の身分証があるのかは不明)。バッジはねじ止め式で、裏には所属する弁護士協会と会員ナンバーが刻まれているため、通常なら偽物が出現することはありえないが、『3』第3話ではあまりにも稚拙な偽物に裁判所の面々がだまされており、さらに『3』第5話では成歩堂から弁護士バッジを借りた御剣が特別弁護人で弁護人席に立っているなど、身分確認は徹底されておらず、成歩堂と御剣双方からこの国の司法制度について疑問を投げられている。バッジの材質は銀で金メッキが施されており、成歩堂のものは『蘇る』第5話時点でメッキがややはがれているものの、硫化物による腐食はない。バッジの模様は現実同様、向日葵に天秤をあしらった模様だが、成歩堂は「一見して意味が分からない」と発言している。
物語で収入について明確に言及されてはいないが、成歩堂は収入が不安定で金銭面での苦労をしている描写が時折はさまれる一方、星影宇宙ノ介や牙琉霧人のように高級な物品を扱う者も多く、人物ごとに差がある。千尋の収入については「小さな事務所だけど、結構儲かっていた」とされている。
検察官
物語では主に「検事」と呼ばれる。現実と違い所属する官公庁が「検事局」(長は検事局長)になっており、警察とは直接の上司という関係になっている。そのため現場の刑事の失態などについて担当検事が減給処分を下すという展開も多く、「来月の給与査定を楽しみにしておくことだ」というセリフがシリーズの定番となっている。しかし警察局長が御剣以上の権限を持っていると思われる描写もあり、警察との詳細な関係は不明。人事によっては警察局の捜査官から検事になったり、弁護士から検事になるという例もある。検事局においては年ごとに最も優秀な検事に贈られる賞として「検事・オブ・ザ・イヤー」がある。『1』時点では20歳で就任した御剣が日本で最年少の検事だったが、『2』以降の作品では狩魔冥(『2』当時18歳)、牙琉響也(就任当時17歳)、一柳弓彦(就任当時17歳)のようにそれより若い検事が就任している(ただし、冥と響也についてはアメリカで検事資格を取得したことが示されている)。海外の検事が活動するほか、御剣も海外出張を行っており、海外の司法機関との結びつきは強い。定年については不明だが、『1』時点で65歳の狩魔豪は現役で活動している。
現実同様、検事には秋霜烈日のバッジが配布されているが、劇中では弁護士と異なりほとんどの人物がつけていない。これについて巧は「この作品の法制度などはフィクションである」「あの世界ではバッジをつけないのがオシャレ」と解説している[62]。御剣については『検事』シリーズでポケットに入れて持ち歩いていることが判明している。
収入についてははっきりした記述はないが、『蘇る』第5話では御剣についてかなり高給であることが示されている。
裁判官
正式名称「裁判官」で現実同様裁判では「裁判長」と呼ばれる。ほぼ現実の制度と同様の扱いであるが、劇中では就任している人物が少なく、また法廷パート以外での出番も少ないことから具体的な制度や人事などについては不明である。『4』では司法長官に対して裁判長が取り入ろうとしている。裁判官バッジも物語には登場しない。
なお、本作品の法曹三者について、司法試験合格後就任までの過程については判明しておらず、司法修習などの制度が存在するのかは不明。
警察
本作品の警察は警視庁の管轄であることが劇中で示唆されている。糸鋸は所轄署の刑事課に所属する刑事であり、検事の部下という位置づけにされている。所轄署の上位機関として警察局がある。職員にはIDカードが配布されており、警察局の一部の設備を利用するにはIDカードが必要となる。定年は60歳(『検事』第5話)。
現場の初動捜査のほとんどは所轄署の刑事が担当する。『蘇る』では通報から約3分で現場に到着しており、非常に行動が速い。しかし序審法廷制度で逮捕された翌日にすぐ裁判が開廷されることが多く裁判まで捜査に十分な期間が設けられることがなく迅速に容疑者を逮捕するために現場における証拠の見落としや勘違いなども多く、結果として誤認逮捕の件数も非常に多くなってしまっている。そのため物語では「無能」扱いをされることが多いが、必ずしも警察全員が無能なわけでなく、糸鋸と番は無能だが、茜と馬堂は有能。刑事は検事から減給などの処分を受けることも多い。
なお、巧は『4』の開発の際、裁判員制度を取り入れるため足を運んだ法務省で「警察はこんな杜撰な捜査をしない」と指摘されたというエピソードを明かしている[63]
陪審員
『大逆転裁判』で登場。これまでは弁護士・検事・裁判官だけで審理を行っていたが、そこに無作為に選ばれた倫敦(ロンドン)市民6人が入り審理を見守る。陪審員は名前で呼ばれず、「陪審◯号」と数字で呼ばれる。陪審1号に選ばれた人が陪審長となり、陪審員を纏める立場になる。無作為に選ばれるため、龍ノ介の身に覚えのある人が陪審員に選ばれることがある。さらに陪審員は陪審員に選ばれたことを話してはならない規制がある。そして、6人の陪審員がそれぞれ自分の中で結論が出たときに炎弾を有罪なら黒、無罪なら白の天秤に打ち込む。また、その際に陪審員の椅子の背もたれの色も変わり、有罪なら黒、無罪なら白に変わる。6人の陪審員の評決が全員有罪もしくは無罪に集まると、たとえ証人尋問の途中であってもその時点で審理は中断され裁判官から判決が言い渡される。
ただしこれによって陪審員の評決が有罪に固まった場合、弁護側は判決を言い渡される前に「最終弁論」の権利を主張することができ、この最終弁論によって陪審員の評決を過半数覆すことができれば審理を続行することができる。その際は弁護士が証言台に立ち陪審員は被告人を有罪とした証言をすることになり、証言台に立って居た証人は証言台の後ろの左右の席に立ち待機することになる。なお「最終弁論」で陪審員が弁護士に被告人を有罪とした証言をする際は陪審1号-陪審6号の順番に話す規制がある。しかし、物語でこの最終弁論が有効だったケースは少なく、『大逆転裁判』開始時にはほぼ無意味も同然の権利となっていた。

アイテム

勾玉(まがたま)
成歩堂が所持する綾里家に伝わる勾玉。元々は真宵が所持していたもので、『2』第2話から成歩堂が真宵から借りて使用している。そのままではただの石だが、『2』第2話で春美が霊力を込めたことで、相手が隠し事をしていることを表す「サイコ・ロック」を見ることができる重要なアイテムとなった。『3』では糸鋸にキャンディーと間違われて食べられたり、『3』第3話では何者かに盗まれたりもした。そして、『3』第5話の事件で成歩堂が御剣に一時的に弁護士バッジと共に貸したこともある。しかし、『3』第5話の事件後、正式に真宵から貰った模様[注 5]。『2』『3』は証拠品扱いだったが、『4』以降は証拠品扱いではなく、DS・3DS版はタッチパネルまたはXボタン。スマートフォン版は画面をタップして使用することになる。『2』『3』『5』『6』でサイコ・ロックが発動してる人物に勾玉を「つきつける」際に法廷で証拠品を示す時同様「くらえ!」と叫ぶ。
基本的には勾玉を所持していなければサイコ・ロックが見えないが、勾玉が少し離れた場所にあれば持ち主はサイコ・ロックを見ることができる。ただし、勾玉の持ち主が話し相手とある程度距離が近くなければサイコ・ロックは見えず、証人や検事側と一定の距離がある法廷では、サイコ・ロックは通常見えない(『5』で例外あり)。
また、使用者である成歩堂や御剣には霊力がなく、サイコ・ロックを見るためには勾玉に込められている霊力を消費する必要があり、『5』特別編では霊力が尽きたために光らなくなり、サイコ・ロックが見えなくなってしまったが、すぐに春美に霊力を込めて貰い再び光り出した。
腕輪(うでわ)
王泥喜が常に左腕に付けている物。物語で腕輪が反応している時のみ「みぬく」を使用することができる。腕輪は特殊な金属でできており、人の体温に合わせて伸び縮みするため、常に自分の腕とぴったり合うサイズとなっている。そのため、王泥喜が証人の緊張を察知して自身の筋肉に力が入ると、腕輪が腕を締め付けるため「いつみぬけばよいか」がわかる。
モニ太(モニた)
心音が常に首にぶら下げている感情を読み取る機械。主に心音が法廷でカウンセリングとして「ココロスコープ」という能力を使用するために使う。これに自分が読み取った感情を入力し、嘘をついた証人から「ノイズ」を読み取り、相手の言葉の中でムジュンしている感情を指摘し、情報を引き出すことができる。また感情が暴走した相手にも、その原因を指摘することで鎮めることができる。他にも空中で画面を出すこともでき、成歩堂と王泥喜と会話して考え事をする際や心音が事件概要を説明する際に使用することがある。
心音の喜怒哀楽でモニ太の顔と色が変わり、喜が緑、怒が赤、哀が青、楽が黄、無感情では顔が表示されず黒になる。心音自身の感情も読み取られるために時折心音が隠そうとした本音をモニ太が勝手にしゃべってしまったり、モニ太に表示された感情の色で隠している感情をばらしてしまうことがある。

事件

DL6号事件(ディーエルろくごうじけん)
『1』第2話(『蘇る』第2話)から登場。『1』第1話-第4話(『蘇る』第1話-第4話)の時期から15年前の2001年12月28日に発生した殺人事件。15年間未解決のまま『1』第4話(『蘇る』第4話)で時効を迎えようとしていた。
地方裁判所を襲った激しい地震で、地方裁判所が停電になり、エレベータの中で御剣怜侍の父・御剣信弁護士とその息子・御剣怜侍、法廷係官・灰根高太郎の計3名が5時間も閉じ込められ、酸欠状態に陥っていた最中、御剣信が何者かに射殺された。この事件は当時は有名で、警察も徹底的に捜査したが、手がかりは何も得られなかった。そこで、警察は極秘裏に綾里舞子の霊媒で御剣信を呼び、犯人が灰根高太郎だと判明、警察は彼を逮捕した。ところが、灰根はDL6号事件の担当弁護士・生倉雪夫の弁護を受け、無罪となった。このことで綾里舞子は警察から厳しく糾弾され、娘の綾里千尋・綾里真宵を置いて失踪してしまった。また、警察が捜査に行き詰った結果霊媒に頼ったことが何者かによって世間に公表され、警察は致命的な恥をさらしたことで笑いものになり、警察は誰がこのことを漏えいしたかを裏で捜査した。
『1』第4話までの時点では未解決となっていたが、同話で成歩堂の活躍によって真相が明らかになり、真犯人が逮捕されて事件は解決した。しかし、この事件はシリーズの主要人物たちのその後を大きく狂わせており、事件が解決した後も事件の影響は物語に暗い影を落としている。
映画版では事件の発生した年が1997年に、事件現場が裁判所の証拠品倉庫に変更されている。DVDのオーディオコメンタリーで巧は「エレベーターで窒息するはずがない」と指摘され、映画版では内容を変更したと述べている。
名前の由来は巧舟の好きなミステリー作家・泡坂妻夫のデビュー作『DL2号機事件』[要出典]
SL9号事件(エスエルきゅうごうじけん)
『蘇る』第5話で登場。『蘇る』第5話から2年前の2015年2月21日に発生した連続殺人事件。DL6号事件と対照的にこちらは解決事件となっている。
担当捜査官が罪門恭介、市ノ谷響華、多田敷道夫。担当検事が罪門直斗。
被害者が曲角 中也(まがりかど ちゅうや)、戸鉢 里恵(とばち りえ)、名栗 武史(なぐり たけし)、草葉 影丸(くさば かげまる)、八ノ巣 玉美(はちのす たまみ)、罪門 直斗。
犯人は青影丈というごく普通のサラリーマンだった。ところが決定的な証拠品もなく、動機も全て推測だったため、警察は彼を逮捕できず、焦りを感じていた。だが、彼が最後に罪門恭介の弟・罪門直斗を殺害したことで決定的な証拠品を残し逮捕され、死刑判決を受けて、事件は解決した。しかし罪門恭介は弟の死を不審に思い単独で執念深くこの事件を調査していたが、『蘇る』第5話で事件発生からちょうど2年が経過して申し送りを迎え、追跡捜査ができなくなってしまった。罪門直斗が死亡した後、後任として御剣が担当検事となり、事件解決後に御剣の黒い噂を作るきっかけとなった事件でもある。事件解決後に罪門恭介は、巡査に降格され、市ノ谷響華は検事に解雇届けを出され、多田敷道夫のみ咎めがなかった。
UR-1号事件(ユウアールいちごうじけん)
『5』第5話で登場。『5』から7年前の2020年に発生した殺人事件。大河原宇宙センターのロボット研究室で、心理学者で希月心音の母、希月真理が殺害される。容疑者は被害者の弟子で検事の夕神迅。夕神の自供と決定的な2つの証拠品から、異例の短期間で有罪判決が下る。この事件は有罪となった者が検事であり、成歩堂の証拠品捏造事件の後に起こった出来事であったために人々の法曹界への強い不信を煽り、『法の暗黒時代』が幕を開けるきっかけとなる。

法律

序審法廷制度(じょしんほうていせいど)
『1』第2話(『蘇る』第2話)から登場。本作の世界において、刑事事件の審理は、まず起訴された容疑者が有罪か無罪かのみを最長3日以内で審理する「序審」と、有罪が確定した後に被告の量刑などを審理する「本審」とに分かれている。序審法廷制度はその制度の名称。増加する犯罪に対し、迅速に処理できるように制定された。ゲーム中で主人公が参加するのは全てこの序審法廷である。成歩堂は、この制度のことを「簡単にいうと最近、犯罪が多いから、ぱぱっと片付けちゃおうという制度」と説明しており、『4』で成歩堂はこの制度に対し疑問を投げかけている。なお、映画版では「序審裁判」という名称になっている。
『1』(『蘇る』)では制度の開始時期について「2、3年前」という成歩堂の発言があるが、『3』『検事』では御剣のデビュー時である2012年(『1』(『蘇る』)の4年前)には既にこの制度が開始している。
裁判員制度(さいばんいんせいど)
『4』で登場する新しい裁判システム。その内容は、裁判員と呼ばれる人たちが裁判の様子(加えて、それ以前の調査の様子)を別室で視聴し、有罪・無罪の判断を下すというもの。成歩堂が案内役を務める。ゲーム付属の取り扱い説明書に“本当の”裁判員制度の解説があったり、法務省のサイトのURLを記載したりするなど、プレイヤーに対して裁判員制度の見識を広めようとする製作者側の意図も見受けられる。なお、実際の制度はゲーム中のものとは大きく異なる。

学校

勇盟大学(ゆうめいだいがく)
『3』『4』で登場した大学。成歩堂龍一の母校。『3』で呑田菊三と美柳ちなみ、『4』で河津京作が在学していたことが明らかになっている。劇中では芸術学部、薬学部、文学部、理工学部の存在が判明。『3』第1話で事件現場になる。『大逆転裁判』で明治時代から創設されていたことが判明。成歩堂龍一の先祖・成歩堂龍ノ介と龍ノ介の親友・亜双義一真の母校でもあった。
私立テミス法律学園(しりつテミスほうりつがくえん)
『5』に登場した学校。『5』第3話で事件現場になる。教育課程は基本的に通常の高校と同じ(15歳以上で入学、3年間就学)だが、法曹三者を育成するための専門課程があり、希望した進路に応じて弁護士クラス・検事クラス・裁判官クラスに分けられている。制服の色もクラスによって異なる。模擬裁判を行うための裁判所を模した教室など、設備は整っており、王泥喜は「オレが通っていた学校とは大違いだ」と言っている。また実務についている法曹関係者を講師で呼ぶことがあり、物語で成歩堂と響也が呼ばれた。成歩堂は「異議あり!」の指の角度などを教えた。響也と『検事2』に登場した一柳弓彦はこの学校の卒業生であり、同期である。

国家

日本(にほん)
全シリーズに登場した国家。
ボルジニア共和国(ボルジニアきょうわこく)
『4』第3話に登場する歌姫・ラミロアがやってきた国で『検事』第2話に登場するジンク・ホワイト2世の出身国でもある。『検事』において北欧にある小国であることが明かされた。「ボルジニアの布」「ボルジニアのマユ」という特産品がある。劇中では言葉が通じないということを表現するため、象形文字のようなもので描かれている。巧舟自身が製作した『ディノクライシス』の舞台でもある。
クライン王国(クラインおうこく)
『6』に登場した国家。「霊媒」が裁判や外交など、国家の運営の主軸を担っており、王位継承権を有するのは霊媒ができるだけの霊力があると見込まれた王女のみ。真宵によれば倉院流霊媒道の創始霊媒師の綾里供子はここで修行を積み現在の倉院流霊媒道が発展し、倉院流霊媒道の家元となる霊媒師は最終的にクライン王国での修行が必須とされている。(第3話)
英国(えいこく)
『大逆転裁判』に登場した国家。

その他

倉院流霊媒道(くらいんりゅうれいばいどう)
『1』『2』『3』『6』に登場しており、非常に霊力の強い家系である綾里家(霊力を有するのは女性のみ)に伝わる“本物の”霊媒術。始祖は綾里供子。他の流派も存在する(『2』の春美の発言から)。名前はクラインの壺からとられたもので、作中では「倉院の壺」と呼ばれる品が度々証拠品として登場する。
倉院流霊媒道の特徴
霊媒の最中、霊媒師自身の意識は完全に途絶え、何も知覚できない状態となり、霊媒を終えた後もその間のことはまったく記憶に残らない。そのため霊媒師自身が霊と意思の疎通をとることはできない。霊媒中は肉体にも変化が起こり、容姿は霊媒対象と同じものに変わり、生前の人格そのままに振る舞う。ホクロなどごく小さな特徴まで再現され、霊媒師本人の外見的特徴はせいぜい装束と毛髪のスタイルくらいにしか残らない。霊媒をするかどうかの主導権は完全に霊媒師側にあり、霊の方から勝手に身体に入り込むことはできない。だが霊媒師が未熟だった場合、霊媒には成功してもその霊を制御しきれなくなる場合がある。なお、霊媒を行うには、霊媒師が霊媒対象となる霊の「顔」と「本名」を知っていなければならない。
チャーリー
成歩堂の事務所に置かれている観葉植物。初登場は『1』第2話からで名前が判明したのは『1』第3話から。種類は「コルディリネ・ストリクター」。事務所が千尋のものだったころから置かれていた。成歩堂によると、「事務所のマスコットキャラクター」。真宵や春美に水を過剰にやられたり、茜の特製化学肥料で妙に黄色くなったりと、散々な目に遭っている。前述したように、成歩堂が来る以前から事務所にあるので、みぬきからは「センパイ」と呼ばれている。
ホテル・バンドー
成歩堂法律事務所の向かいにあるホテルの名前。『1』では「板東ホテル」という名称で小さなビジネスホテルだったが、ある事件以来有名になり「ホテル・バンドー」という名のホテルになり、徐々に大型化していった。『2』には同系列の「ホテル・バンドー・インペリアル」が登場し『3』では街の一角に「バンドーランド」を建設しており、『検事』ではそれが舞台となった。宿泊料金は「ホテル・バンドー」(板東ホテル)が一泊につきシングル6000円、ツイン11000円。「ホテル・バンドー・インペリアル」は1部屋に2名まで宿泊可能で40000円。来賓用のロイヤルスイートは10万円以上になる[64]
『大江戸戦士トノサマン』シリーズ(『おおえどせんしトノサマン』シリーズ)
『1』第2話から登場。子供向けの人気番組。真宵や10歳前後くらいのヤング、さらに御剣までもが夢中になっている特撮ヒーロー番組で、「大江戸戦士トノサマン」「小江戸剣士ヒメサマン」は毎週金曜日[65]夕方5時に放送していたが、「大江戸戦士トノサマン・丙!」から毎週日曜日朝8時に放送が変更された。英都撮影所で製作されている。「大江戸戦士トノサマン」のストーリーは、ネオ・エドシティを舞台に悪の宿敵アクダイカーンと死闘を繰り広げるというもの。ネオ・エドシティにはネオ・フジヤマも存在する。もう1つの子供向けの番組「忍者ナンジャ」とはライバル関係。ストーリーについては登場人物の口からある程度が語られるのみだが、ゲームの中の世界ではライバル番組を押しのけ絶大な人気を誇っている。成歩堂の携帯の着メロもトノサマンのテーマである。御剣も隠れファンの一人(詳細は御剣怜侍を参照)。
2016年度上半期に始まった「大江戸戦士トノサマン」が、怪人アクダイカーン役の俳優・衣袋武志が殺害されたために突然の打ち切りになってしまったが、ファンの期待に応えるために2016年度下半期の「小江戸剣士ヒメサマン」が制作、そして2017年度の「大江戸戦士トノサマン」の続編「大江戸戦士トノサマン・丙(へい)!」、2018年度には、トノサマンがヒメサマンと結ばれ、間にはワカサマンという子供ができるストーリー(大江戸亭主トノサマンOTTO)に繋がる。2025年の『4』の時点でもシリーズは続いており、「電動伝道師サマンサマン」に続く最新シリーズのタイトルは「ボージャク武人ナニサマン」である。
また、サウンドトラックでは「トノサマンのテーマ」に歌詞が用意されており、ゲーム中では『検事』で子供が口ずさんでいる。2012年の「逆転裁判10周年 特別法廷」では水木一郎がステージ上で歌った。
忍者ナンジャ(にんじゃナンジャ)
『2』第4話から登場。子供向けの人気番組。舞台は室町時代。忍者としては駄目なナンジャには、美しい声という素晴らしい武器が。真っ赤なギターを片手に室町時代の芸能界に殴り込み、スターダムに伸し上がるサクセスストーリー。『2』の荷星の発言によると、元は映画のリメイク作品としての企画だった(『1』第3話で英都撮影所内にポスターが貼られている映画「武士節」が同様のストーリーである)。光映撮影所で製作されており、「大江戸戦士トノサマン」シリーズとはライバル関係で、いつもトノサマンに負けている子供向け番組だが、「全日本ヒーロー・オブ・ヒーロー」で惜しくもグランプリを逃してしまうほどの人気である。放送は「大江戸戦士トノサマン・丙!」からの放送時間と同様毎週日曜日朝8時に放送されている。持ち歌は「抜け忍ララバイ」。2017年の事件で出演の藤見野イサオを失い、番組は打ち切られた[65]。しかし、『検事』第5話で2019年3月14日に『大江戸戦士トノサマン・OTTO』と共に舞台形式のショーが上映された。美雲は「忍者ナンジャ」のファン。
オニャンコポン
『2』第4話から登場。ヒーロー番組であるが、『検事2』での茜の発言によると「放送時間も制作会社も謎」というミステリアスな番組らしい(御剣は「製作会社がつぶれただけ」と考えている)。『検事2』で猿代草太がきているシャツに描かれているのもオニャンコポンである。時の支配者ズルワーンを相手に戦う謎のエスニック・ヒーロー。「全日本ヒーロー・オブ・ヒーロー」にノミネートされており、コアな人気があるが、『5』では『クイズ逆転推理』にて成歩堂が「今時オニャンコポンの人気じゃテレビ出演は無理だろう」と発言しており、人気は落ちてしまった模様。なお、『オニャンコポン』はガーナのアシャンティ人に伝わる神であり、『ズルワーン』はズルワーン教における創造神・時間の神の名前。
脚立(きゃたつ)
シリーズ各作品に必ず1回は登場し、ハシゴとの違いがしばしば議論される。成歩堂編では真宵や茜、糸鋸などが脚立のことを「ハシゴ」と呼び、成歩堂に正されるが「同じようなもの」「もっとホンシツを見よう」と返されるというもの。『4』では、逆に主人公である王泥喜が「もっとホンシツを見よう」という立場になっている。さらに『4』では王泥喜に「面倒だから、まとめて『キャシゴ』と呼ぼう」と言われてしまった。『検事』では、御剣怜侍が「ハシゴ」、美雲が「脚立」と言い、『検事2』では、馬堂が「ハシゴ」、御剣信が「脚立」と言う。また『2』『3』では暖炉の違いについて、『大逆転裁判』ではシャベルショベルスコップについて類似の会話が展開される。
タイホくん
警察のマスコットキャラクター。モデルは現実の警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」。『1』第4話からの警察署・刑事課の背景の人形で登場。刑事課の課長が考えたキャラクターであり、『1』では刑事課のマスコットに留まっていたが、『2』では所轄署の、『3』では警察そのもののマスコットになり、新しい仲間「タイホちゃん」も加わった。「タイホくん」と「タイホちゃん」が結婚する時は、互いに手錠を掛ける。『蘇る』第5話では課長の命令で糸鋸の手で「ダンシングタイホくん」という動くベニヤ板製のロボットが作られ、『逆転裁判』シリーズでキャラクターの仲間入りを果たす。また『蘇る』第5話では事件に強く関わり、成歩堂たちに散々迷惑をかけた。タイホくんに関して、真宵や春美は「カワイイ」と賞賛しているものの、御剣は「カイブツ」「うごめくベニヤ板」と表現しており、かなり評価が分かれている。
『2』第1話・『検事』第1話で須々木マコがタイホくんの服を着ており、バンドーランドのマスコットキャラクターにもなっていた。7年後の世界の『4』では、ガリューウエーブのマスコットキャラクターとして人気を博していて、Tシャツ、ギター化、着ぐるみ化などされ、「レッドタイホ」などの亜種も登場した。『検事』第3話で「プロトタイホくん」「ワルホくん」が新たに加わり、「タイホくん」「タイホちゃん」「プロトタイホくん」「ワルホくん」がキグルミで登場した。『レイトン教授VS逆転裁判』にも「ミスター・タイホ」が登場。
ベントーランド
『蘇る』第5話から登場した弁当屋。普通でまともな弁当を売るが、中には個性的で食べられない弁当も売る。『検事』第2話では羽咲空港でベントーランドの販売員が登場している。
ガリューウエーブ
牙琉響也がリーダー&ボーカル&ギターを務める大人気ロックバンド。メンバーの5人全員が警察関係者で、デビュー曲「恋の禁固刑・13年」をはじめ、発表した曲は全てミリオンセラーになっている。作中で判明しているメンバーは響也と眉月大庵のみ。結成した理由は響也によると「女の子に振り向いてもらいたいから」。『検事』第3話ではマークのみ登場する。現在は解散している。

注釈

  1. ^ 『1』『蘇る』は「!」、『6』はクライン王国では「御魂」、日本では「弁護士バッジ」。
  2. ^ 名称はペリー・メイスンに由来する[18]
  3. ^ ただし一部画面が4:3のままで左右端が黒くなっている。
  4. ^ モーリス・ルブランルパン対ホームズ』同様、Sherlock Holmesのアナグラム
  5. ^ 『5』第5話で成歩堂が「真宵ちゃんから貰った」と語っている。
  6. ^ この他、「守るべき真実の為に、全ての嘘をひっくり返せ。」「異議あり!」といったフレーズがある。[73]
  7. ^ 演じる本村自身も弁護士である。
  8. ^ 2012年2月10日の『スッキリ!!』(日本テレビ)「スッキリエンタメ 略してスッタメ」で、阿部が出演したシーンのメイキングが放送された。
  9. ^ SCRAPのリアル脱出ゲームサマーキャンペーン『謎夏2015』の一環として実施。

出典

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