水野真紀の魔法のレストラン 水野真紀の魔法のレストランの概要

水野真紀の魔法のレストラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/22 09:19 UTC 版)

水野真紀の魔法のレストラン

水野真紀の魔法のレストランR

水野真紀の魔法のレストラン
ジャンル 料理番組 / 情報番組
出演者 水野真紀
長野博
ロザン
宇治原史規菅広文
三ツ廣政輝(毎日放送アナウンサー)
ナレーター 橋本のりこ
製作
プロデューサー 本郷義浩(CP)
制作 毎日放送
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送枠TBS系列水曜19時(木曜19時、水曜20時、月曜19時)ローカルセールス枠
公式サイト
開始から2009年3月まで
放送期間2001年4月12日 - 2009年3月26日
放送時間木曜 18:55(開始当初は
19:00から) - 19:54
放送分54分→59分
2009年4月から2010年3月まで
放送期間2009年4月15日 - 2010年3月24日
放送時間水曜 19:55 - 20:54
放送分59分
2010年4月から2012年9月まで
放送期間2010年4月14日 - 2012年9月26日
放送時間水曜 19:00 - 20:00
放送分60分
2012年10月から2016年3月まで
放送期間2012年10月8日 - 2016年3月28日
放送時間月曜 19:00 - 20:00
放送分60分
2016年4月から2017年9月まで
放送期間2016年4月13日 - 2017年9月20日
放送時間水曜 19:00 - 19:56
放送分56分
2017年10月から
放送期間2017年10月4日 -
放送時間水曜 19:00 - 20:00
放送分60分

特記事項:
前半は大阪ガス提供枠番組
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放送開始から2009年3月までは毎週木曜日に、2009年から2012年9月までは毎週水曜日に、2012年10月から2016年3月までは毎週月曜日に放送されていたが、2016年4月からは再び毎週水曜日に放送されている。2017年10月4日からの放送時間は、毎週水曜19:00 - 20:00(JST)。

2013年10月から2017年12月までは、『水野真紀の魔法のレストランR』(みずのまきのまほうのレストランアール)というタイトルで放送。2016年10月からは、放送上「マホレス」という略称も併用している。

概要

あまからアベニュー』の後継番組として、2001年4月12日から放送を開始。MBS大阪本社のスタジオから放送されている。当初の開始時間は19:00だったが、2002年4月の平日19時台フライング編成の開始に伴って、18:55へと繰り上がった。

MBS(関西ローカル)の放送分では『あまからアベニュー』に続いて大阪ガスが筆頭スポンサーに付いている[注釈 1]が、2012年8月31日大阪ガス硬式野球部賭博による不祥事が発覚した[1]ことを受けて、2012年9月5日放送分のみ提供を自粛。MBSでは、提供クレジットの表示を見合わせたほか、オープニングのキャッチ映像を含めた大阪ガスのCMをACジャパンのCMにすべて差し替えた。

番組開始当初から一貫して、水野が「オーナー」という肩書で司会を担当。毎回2名程度のゲストを、ロケやキッチンスタジオに迎える。初回のゲストは志村けんで、初回から2012年9月26日放送分までは渡辺徹2003年10月9日から2013年3月18日放送分までは中川家もレギュラーで出演していた。

水野によれば、初代のプロデューサーは、12年間放送を続けることを目標に掲げていたという。しかし、実際には2021年4月から放送20年目に突入。水野が2004年後藤田正純(大半の地域で当番組を視聴できる徳島県第1区選出・自由民主党所属の衆議院議員)と結婚した[2]際に独占インタビューのVTRを放送したところ、通常の放送よりも視聴率が高かったという。ただし水野は、2005年に第一子の懐妊・出産を伴う産前産後休業で一時的に休演[2]。後藤田が出馬する衆議院議員選挙の公示期間中に当番組を放送する場合にも、公職選挙法との兼ね合いで当該回への出演を一時見合わせていた[注釈 2]が、当番組では代役を立てずにゲストの人数を増やすなどの対応を講じている。

2009年の4月改編でTBSテレビが平日の夕方で『総力報道!THE NEWS』を開始した際に、第2部(JNN全国ニュースパート)の放送枠を18:45 - 19:50に組んだことを受けて、当番組は同月15日から放送枠を毎週水曜日の19:55 - 20:54に移動。本編の直前(19:50 - 19:55)には、『もうすぐ魔法のレストラン』という前座番組を編成した[3][4]。放送枠のスライドは番組史上初めてであったが、視聴率は1桁台に低迷した。

2010年4月改編における『総力報道!THE NEWS』の終了・『Nスタ』の開始を機に、平日夕方のJNN全国ニュース枠が17:45 - 18:15へ移動したことに伴って、当番組では同月14日から水曜19時台での放送を再開。『もうすぐ魔法のレストラン』はこの改編で終了したものの、11月17日から2011年3月30日までは、毎週水曜日の午前(9:55 - 10:25枠)に『今夜の魔法のレストラン』という事前番組が放送された。

2012年10月8日から、放送枠を毎週月曜日の19時台に移動。同日のみ18:55からの拡大放送を実施したほか、長野博(出演開始の時点ではV6のメンバー)と小林さとねがレギュラー陣に加わった。小林はハイヒールモモコの長女で、当番組への出演を機に芸能活動を本格的に始めている[5]。さらに、2日前(6日)からはTwellVでも放送開始した(ただし遅れネット)。

2013年10月7日放送分から、タイトルを「魔法のレストランR(まほうのレストランレヴォリューション)」と改めたうえで、再リニューアルを実施。2014年4月14日放送分からは、高橋真麻フリーアナウンサー・元フジテレビアナウンサー)がレギュラー陣に加わった。高橋による関西ローカル番組のレギュラー出演は、当番組が初めてであった[注釈 3]。また、番組開始以来収録に使用してきたMBSスタジオ in USJ大阪市此花区)の閉鎖および、毎日放送本社B館(同市北区茶屋町)の運用開始(4月4日)に伴って、同月14日放送分から収録先をB館のBスタジオに変更している。

2016年4月13日から、放送枠を三度水曜日の19時枠へに移動。MBSでは、当該時間帯で実施していた『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』(TBSテレビ制作)の同時ネットを、遅れネットによる後日放送へ移行させた。同番組に代わって『東大王』がレギュラーで放送されるようになった2018年10月改編以降も、遅れネットの措置は続けられている。また、通常は20:00 - 21:57に編成されている『水トク!』(TBSテレビ系列の特別番組枠)を19:00から放送する場合には、前半の時間帯を当番組のレギュラー版か2時間スペシャル版に差し替え。『水トク!』内の番組については、当番組の終了後に関西ローカル向けの短縮版を放送している。

2016年10月からは、「マホレス」の略称を用いるとともに、タイトルロゴなどを一新。「マホレス」と書かれた二重丸状のロゴを、映像の左隅に常時表示させている。2017年4月からは、ミシュランガイドに「(飲食店選びや調理で)絶対にミスしたくない」というニュアンスを重ねた「ミスらん」を番組のコンセプトへ据えるとともに、河田直也(毎日放送アナウンサー)をロケ企画の進行役に迎えている。また、このリニューアルを機に、ロザン宇治原史規菅広文)が出演するロケ企画を定期的に放送するようになった。

放送開始から18年目に入った2018年の初回放送(MBSでは1月10日)から、番組タイトルを『魔法のレストラン』へ戻す一方で、スタジオでの調理パートを「得するかけ算レシピ!」(料理の味に加えて栄養を考慮した調理法を紹介する企画)にリニューアル。水野・長野・河田が続投する一方で、ロザンを正式にレギュラーに起用した。

なお、河田は2021年の4月改編から平日夕方の報道・情報バラエティ番組『よんチャンTV』(水曜分は当番組の直前まで生放送)全曜日のパーソナリティ(総合司会)へ異動することに伴って、同年3月で当番組を卒業。改編後の初回(4月7日放送分)からは、河田の後輩アナウンサー・三ツ廣政輝がロケを進行している。

その一方で、2020年頃からは、日清食品とのコラボレーション企画として番組オリジナルのカップヌードル(「トマトスープ→担々麺」「関西風すき焼きヌードル」)を開発。当番組の放送開始20周年とカップヌードルの発売開始50周年を迎える2021年の11月に、地域・期間限定商品として発売していた。日清食品ではカップヌードルに関するコラボレーション企画の依頼を一切固辞していたが、当番組のロケで水野が同社の担当者と会った際に「周年記念企画」を打診したところ、史上初のコラボレーションが実現。「トマトスープ→担々麺」(阪急うめだ本店および阪急百貨店公式ショッピングサイト限定で販売)ではイタリア料理・フランス料理・中華料理の要素を融合させていて、カップヌードルシリーズ史上初めてスプーンを付けているほか、湯を入れてから出来上がるまでの待ち時間をシリーズ史上最短の1分に設定していた。同月3日(文化の日)には、放送枠を2時間に拡大した[注釈 4]うえで、『水野真紀の魔法のレストラン~グルメ賢者100人が選ぶ!関西ど定番グルメNo.1決定戦 20周年記念特別企画『魔法のレストラン×カップヌードル』コラボ』という特別番組を放送した[2]

放送時間の変遷

期間 放送時間(日本時間
2001.4.12 2002.3.28 木曜 19:00 - 19:54(54分)
2002.4.4 2009.3.26 木曜 18:55 - 19:54(59分)
2009.4.15 2010.3.24 水曜 19:55 - 20:54(59分)
2010.4.14 2012.9.26 水曜 19:00 - 20:00(60分)
2012.10.8 2016.3.28 月曜 19:00 - 20:00(60分)
2016.4.13 2017.9.20 水曜 19:00 - 19:56(56分)
2017.10.4 現在 水曜 19:00 - 20:00(60分)

  1. ^ 前半は単独提供で、他に複数の企業がスポンサーに名を連ねている後半にも、大阪ガスのアイキャッチ映像が放送されている。大阪ガスのサービスエリアは基本としてMBSの放送対象地域内(関西地方)に限られているため、あいテレビで放送された際には、大阪ガスに代わってローカルスポンサーが提供。他のTBSテレビ系列局で放送された際には、スポンサーを付けなかった。
  2. ^ 後藤田は2021年10月31日執行の第25回衆議院議員総選挙に徳島県第1区と比例四国ブロックへの重複立候補で臨んだが、水野本人は選挙運動に携わらず、公示期間中のレギュラー放送(10月20日27日)にも通常どおり出演。結局、後藤田は徳島県第1区での当選を初めて逃したものの、比例四国ブロックで復活当選を果たした。
  3. ^ 在阪局制作のテレビ番組としては、『有吉弘行のダレトク!?』(関西テレビの東京支社で制作されていた全国ネット番組)に次ぐレギュラー出演。
  4. ^ TBSテレビと大半の系列局では当日の19:00 - 22:57に『東大王×世界くらべてみたら合体4時間スペシャル!世界のSDGsをくらべてみたら』(系列全体にわたるSDGs啓発キャンペーン「地球を元気にするWEEK」と連動した特別番組)を編成したが、毎日放送では当番組2時間スペシャルの放送を優先する関係で、『東大王×世界くらべてみたら』の1時間短縮版(収録映像をTBS側で事実上『くらべてみたら』パートのみに編集した番組)を21:57 - 22:57にテレビユー山形山陰放送と同時ネット。当番組2時間スペシャルの終了から『東大王×世界くらべてみたら』1時間短縮版開始までの時間帯(21:00 - 21:57)を、『東大王』レギュラー版(2021年10月13日にTBSと一部の系列局で放送済み)の遅れネットに充てた。
  5. ^ 「HERO's」の条件に沿わないが、陳建一陳建太郎親子が登場することもあった。
  6. ^ 近鉄大阪線奈良県三本松駅以東、沿線の駅から離れた店も対象。
  7. ^ 長らくコンビで出演していたが、2015年5月28日にいくよが胃がんにより死去。
  8. ^ 司会を降板した後も本業(俳優業)を中心に幅広く活動していたが、敗血症のため2022年11月28日に61歳で逝去。毎日放送では、同年12月2日(金曜日)放送分の『よんチャンTV』で河田が訃報を伝えるとともに、当番組へ12年間にわたってレギュラーで出演したことに対する謝意を述べた。
  9. ^ ハイヒールモモコの長女(出演開始時点で10歳)。モモコと共に出演することも多い。
  10. ^ 2015年3月28日に放送された特番『魔法のレストランR 15周年SP 7つの夢がかなう! 魔法の島セントーサ!』が最後の出演。
  11. ^ 2015年5月28日に胃がんにより逝去。
  12. ^ 2016年4月以降は、レギュラーで出演している『ソレダメ!〜あなたの常識は非常識!?〜』(テレビ東京の制作で関西地方ではテレビ大阪が同時ネット)の2時間スペシャルを19:00から放送する週に休演していた。
  13. ^ レギュラー放送される前後にも不定期放送された。
  14. ^ TBS系列下のMBSで『こんばんは仁鶴です』から一社提供番組を持っていた。
  1. ^ “硬式野球部における不祥事について” (プレスリリース), 大阪ガス株式会社, (2012年8月31日), https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2012/1198626_5712.html 2020年9月22日閲覧。 
  2. ^ a b c 水野真紀「スタッフ、出演者みんなの表現の場」、MBS「魔法のレストラン」20周年 コラボ企画も(『スポーツニッポン2021年10月22日付記事)
  3. ^ “オーサカキングも終了…毎日放送「4月大幅改編」”. Sponichi Annex 大阪 (スポーツニッポン新聞社). (2009年1月8日). オリジナルの2009年8月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090831153018/http://www.sponichi.co.jp/osaka/ente/200901/08/ente216418.html 2020年9月22日閲覧。 
  4. ^ “水野真紀の魔法のレストランが激戦区で新装開店”. Sponichi Annex 大阪 (スポーツニッポン新聞社). (2009年2月19日). オリジナルの2009年2月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090226172934/http://www.sponichi.co.jp/osaka/ente/200902/19/ente217740.html 2020年9月22日閲覧。 
  5. ^ “V6長野とモモコ長女が魔法のレストラン”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2012年9月19日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20120919-1019875.html 2020年9月22日閲覧。 


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