機動戦士クロスボーン・ガンダムの登場兵器 DUST

機動戦士クロスボーン・ガンダムの登場兵器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 03:22 UTC 版)

DUST

この節では『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』で新たに登場したものを述べる。この時代は長く続く戦乱で技術力・生産能力が低下しており、その影響で純正の機体はほぼ存在せず、破損部を他の機体パーツで補った物や使えるパーツを組み合わせて作り上げた「ミキシングビルド」と呼ばれる機体が主流となり、高度な技術を使用するビーム兵器は維持が利かず下火になっている[16]。そのため武装は実体弾・実体武器が主体になっており、技術力低下以前は見向きもされなかった(ビーム兵器が主体ではなかった)旧式の機体が使い勝手良く、各地に放置されていた旧式機を回収・再生する動きが盛んになっている。

高出力ジェネレータを備えた小型MSは機動性は高いがビーム兵装が使えないので出力を持て余している。だが、ビーム兵器が使えない分エンジン出力を低く設定していることでザンスカール戦争当時と比べて爆発する危険性が低下している。また、小型MSは修理に要求される部品精度が高い上にミキシングビルドを行うための余裕が少なく「高性能だが故障しやすく、一度壊れると元のスペックには戻らない」や、実弾主体となったため物理的に装甲を厚くできる大型MSのほうが防御性が高いなどが旧式機の好まれる要因となっている[17]

ガンダムタイプに関する情報がやや歪んで伝わっており、機体の素性や性能に関係なく験担ぎに「ガンダム顔」にする者も多い。また、本来は高度な教育を受けるMSパイロットも大半が「操縦ができるだけのMS乗り」というレベルにまで落ちており、盗賊団などは当然として傭兵なども無学な者が増えている[18]

上記のような作品世界の設定を踏まえ、宇宙世紀0169年までのメカパーツを使用していることを条件に「レストア機」のオリジナルMSのデザイン募集が行われた[19]

作中では多くのキャラクターがパイロットスーツも着ずに宇宙に出ているが、非常用の宇宙服は機体内に常備されている[20]。事故などで漂流した際には気密を維持した状態で機体の外にまでスペースを確保する備品もある[21]。また座席シートを跳ね上るとトイレが設置している[22]石油由来のプラスチックなどはコロニーでは高価であるため、MSにはバイオプラスチックなど生物由来の部品が多数使用されている。そのため、装甲材であるガンダリウム合金などは当然食べられないが、非常時にはMSを分解して食用可能な部品を調理して食べることも可能である[23]

無敵運送

アンカー

諸元
アンカー
ANCHOR
所属 無敵運送
全高 約18.0m
武装 パイルバンカー
ヒート・セラミック弾
アックス・ガン
(ビーム・サーベル)
回転シールド
ヒート・カッター
搭乗者 アッシュ・キング

武装輸送業者・無敵運送のリーダー「アッシュ・キング」が所有するミキシングビルドのワンオフMS。

元々はアッシュの祖父にあたる「アンクル・キング」が、当時すでに名工と呼ばれていた技術者フランク・オズの工房に依頼して造られた機体。全高は約18mとU.C.0100年代以前の連邦製MSに由来している。胴体フレームには「F89」の刻印があり、胴体部はサナリィが小型モビルスーツであるF90を開発する前段階として試作したF89が使用されている。別機体のパーツによる修理・改修を繰り返した結果、原型であるF89の形状からかけ離れてしまっているが、MS以外の作業機械から武装を含めた各種パーツを流用した設計から、この時代においては破格の整備性・補給性の高さを誇る。

コクピットハッチは胸部装甲部分がコクピットブロックの1/3ごと展開して開く構造になっている。普段はコクピットの正面に3枚、左右に各1枚のモニターに外部映像を映しているが、コクピット内の一部を蹴っ飛ばすと一時的に全天モニターが作動する。

武装として左腕に装着する回転シールドや脚部に内蔵した火薬式パイルバンカー、右肩部には2発のみだがヒート・セラミック弾射出機を備える。これらの武装も大半は資源採掘用作業機のパーツから作られている。また、手持ち武器としてナックルダスター状複合武器「アックス・ガン」がある。これは実体武器としてのナックルダスター状の「斧」にベルト給弾式の銃とビーム・サーベルが組み合わされている。ただし、使用部品の品質低下からかビーム刃を発生させられるのは「12秒間」だけという制限がある。頭部正面には縦断する大小2つのヒート・カッターを装備しており、これを回転させた「頭突き」を使うほかV字アンテナ状にした「放熱モード」を持つ。

後に地球のリュグージョにあった「ムラサメ」の武装であるイカリマルを新たな武器として貰い受ける。形状は巨大な碇で、柄の収納機構やスラスターを持つ。巨大ビーム・サーベル(省エネ時はヒート・サーベル)としての機能を持ち、最大展開時は全長30mにもなる。本来はサイコミュによる遠隔操作が可能なビットとしても想定されていた。大型MAすら切断可能な絶大な威力があるものの、基本的に40m級のムラサメが使用する事を前提として作られたため、18m級のMSであるアンカーが扱うにはかなりの苦労を伴う。

独自の機構として背部バックパックに4本のスラスターを取り付けた機構がある。これはスラスターを取り付けた基部とその制御OSに肝がありスラスター自体は流通品で多少型の違うものを同時に使用しても機能する融通性を持つ。上述の通りこの時代は自機を「ガンダム顔」にする者が多いが、アンカーは原型であるF89の時点でガンダム顔である。それを知らないアッシュは単なる偶然だと思っていた。

アンカーV2
諸元
アンカー
ANCHOR Version2
所属 無敵運送
武装 ヒート・セラミック弾
アックス・ガン
(ビーム・サーベル)
回転シールド
ヒート・カッター
ビーム・ライフル
イカリマル
特殊装備 インファイトモード
アウトレンジモード
搭乗者 アッシュ・キング

ルナツーでの戦い後にキュクロープスの協力を得て、フランク・オズとフォント・ボーが改修したアンカー。主な改修点は2つで、「イカリマル」を無駄なくより良く使用する事と、それにより戦闘継続時間の延長を目的に、背部スラスター基部に「イカリマル」を装備するアタッチメントを増設した他、ひざから下の脛部をキャタピラユニットに換装している。武装であるのと同時に強力な推進機関でもあるイカリマルを増加スラスターとすることで加速性能が向上し、脚部の無限軌道で重力下では高い走破力を発揮する。反面、キャタピラに換装されたことで、脚部のパイルバンカーはオミットされた。

イカリマルを推進器として利用する形態は「アウトレンジモード」、武器として利用する形態は「インファイトモード」と呼ばれ、アウトレンジモードでは手にビーム・ライフル等の射撃武装を装備して中距離・遠距離戦闘に対応し、インファイトモードでは右肩部にワイヤー収容用のドラムが増設された(ワイヤー自体の長さも伸びた)ことで攻撃半径が60mにも達している。

アンカーV3
諸元
アンカー
ANCHOR Version3
所属 無敵運送
武装 ヒート・セラミック弾
アックス・ガン
(ビーム・サーベル)
回転シールド
ヒート・カッター
ビーム・ライフル
イカリマル
モビーディック・バスター
特殊装備 ファントム・フレイム
V3スラスター
搭乗者 アッシュ・キング

光の翼を装備するための「V3スラスター」を搭載したアンカー。「V3スラスター」は以前からフォント・ボーとフランク・オズにより設計が進められていたが、「キュクロープス」との関係が途絶えたため停滞しかけるも、フランク・オズが白い獅子号用のパーツを利用して完成させた。最大の特徴は、「V3スラスター」を二つに割り背面に展開する事でかつてのファントムのファントムライトと似た炎状の「ファントム・フレイム」が展開可能になったことであり、これによりU.C.0153年時代のファントムに並ぶ推進力を発揮できるようになった。ただし、展開時間は15分程度なため、通常時は「V3スラスター」を閉じて通常のスラスターとし、V2の時と同じく「イカリマル」を背面に装備し、スラスターとする事で並行使用する。

武装は巨大な銛状の武器「モビーディック・バスター」を新たに装備する。これは対大型MA用の兵器であり、反動が強く速射できないものの、一発の攻撃力は群を抜いて高い。わざわざ新規に製造されたのはキュクロープスや賛美歌の国との決戦で相手が大型MAなどを投入してくる可能性が高いと予想されたためである。「DUST計画」実行時には盾にIフィールド発生器を仕込んでいる。

アンカーV4
諸元
アンカー
ANCHOR Version4
所属 無敵運送
武装 アックス・ガン
(ビーム・サーベル)
回転シールド
ヒート・カッター
ビーム・ライフル
イカリマル
モビーディック・バスター
特殊装備 ファントム・フレイム
V4スラスター
搭乗者 アッシュ・キング

対首切り王戦のために開発した「V4・DUSTスラスター」を装備したアンカー。元々はV3スラスターが完成もしくは効果が充分ではなかった場合に備えて並行で開発された。最速を誇るミノフスキー・ドライブとはいえ加速していく速度に限度があり、15分程度しか使えないV3スラスターではファントムライトを1時間ほど使えるバロック相手では追いつくのが精いっぱいだった。そのための解決策としてカートリッジ式の爆薬を炸裂させて発生した360°方向に放射されたエネルギーを高圧で制御し、一方向に集中し推進力に変えることで爆発的な推力を得て、一瞬でトップスピードに達する加速を得るという方式を採用したのが「V4・DUSTスラスター」である。

しかし、その加速はパイロットの安全性どころか機体の強度も無視した加速Gを発生させる代物。加速による機体全部への想定以上の負荷によるダメージと、スラスター内部で爆発物を爆発させているためスラスター自体へのダメージも大きいデメリットがあり、長時間の使用には耐えうるものではない。ファントムライトによる加速とNT能力による先読みで圧倒的に高い戦闘力を発揮する首切り王だが、機体を挙動させる速度自体は普通なため、その一瞬だけを上回る加速を求めたアッシュのオーダーだった。開発依頼を受けたフランク・オズはパイロットも機体もスクラップに変える装備に「DUST(ゴミ)」と名付けて揶揄した。「DUSTスラスター」の名はV3と並行していた時の呼称であり、由来は爆発の粉塵を推進剤にしているためである。

武装は両腕に回転シールドを装備するほか、ヒート・セラミック弾発射機は廃され、脱出用パラシュートが搭載された。「DUST計画」終盤では文字通り、安全をドブに捨てたような加速でバロックを上回り首切り王を撃破するが、機体の限界を超えたアンカーも自壊した。

白い幽霊号(ブラン・ファントム)/ 白い獅子号(ブラン・リオン)

「ファントム量産計画」に基づいて開発された試作1号機。量産性を上げる前段階として可変機能をオミットして内部機構を整理した結果、ミノフスキードライブに限って言えば原型機より若干の性能向上を果たした(具体的にはV2ガンダムの75%)。機体加熱に関する問題も解決している。しかし、機動力に主眼を置いたため、機体内部に搭載された武器はなく戦闘力は手持ち武器に左右される。

フォントを通じて無敵運送に供与され、レオ・テイルがパイロットとなる。Iフィールドの調整と噴射口を増やした結果、ファントムライトは揺れる炎ではなく機体後方へ流れる「たてがみ」の様に見える。パイロットネームもあって「白い獅子号(ブラン・リオン)」と改称された。

チャッペ

ザンスカール戦争当時の汎用機・ゲドラフがベースとなっているMS。サイド5の工房で8機製作された内、2機を武装輸送業者・無敵運送が所有している。パイロットは同メンバーのジャンガリ(1号機)とカリフ(2号機)。のちにレオが1号機に搭乗することになり、イエローだった機体にトラジマ模様が追加された。

維持が利かないビーム兵装は取り外されており火力や質量的な面では不安があるが、年式の新しい小型MSだけあって機動性は高い。「ネコ目」と称されるザンスカール系頭部センサーと実体弾を受け流す目的で施された曲面装甲から文字通り「猫」を連想する形の頭部をもつ。

ヴェルダン

マック・ストームの専用機。ミキシング・ビルド機の一種で、胴体中央部にガンダム試作2号機(サイサリス)の盾を装備している。これはU.C.0170年代においては脅威的な防御力を誇り、内蔵する爆発物も相まって戦闘力は高いが、アッシュとの対決時に機体は大破した。

グラ・ディアス

ジャワハル・ガーダルの専用機。リック・ディアスの上半身にドーベン・ウルフの脚部を合わせた構成の機体だが、右腕が2本あり、左腕部は5本のヒート・サーベルを収納するラックとなっている。U.C.0170年代ではヒート・サーベルは余り普及していないが、武器の再生は容易なため使い捨てが前提である。スカート内にはヒート・ホークを内蔵する。

ガナビィ

アメディオ・サロイモアの専用機。複数のモビルスーツを複雑に再構成した機体であり、頭部はトムリアットのバックパック、センサー類はガザD、胴体はメタス、脚部側面に備わる腕部はゼク・ツヴァイのサブアーム、脚部はモビルワーカーの物をベースにしている。全高15m程度と小型だが、可変機構を有し、ウイング部にマシンガンやミサイルランチャー等の武器を複数搭載でき、高い面制圧攻撃能力を持つ。武器自体もリサイクル品であるため、換装することで戦闘継続時間もかなりのものとなる。

カルメン

ナオミ・フィジコの専用機。頭頂高17mほどのミキシング・ビルド機。全体的には細身となっている。武装は右手のビーム・サーベルと左手のビーム・シールド。ザンスカール戦争の時の小型高性能機のジェネレーターを搭載し、ビーム武装の長時間使用が可能だが、一度使い切った後はメンテナンスでパーツを交換するまで使用できない。

ガザ・レイ

レア・ヌーヴの専用機。ガザCキュベレイを合成したミキシング・ビルド機で、アンバランスな見た目を持つ。後部スカートのファンネルラックはスラスター兼推進剤タンクになっており、使い方が分からなかったファンネル自体はまとめて手持ちのビーム銃としている。

エスカル

武装輸送業者・無敵運送の母艦。

元々は輸送船ではなくアンカー同様にアンクル・キングが小型のMS母艦として発注したもの。本体はザンスカールのタイヤ艦のパーツで、そこに別の貨客船のブリッジ部分を組み合わせてある。タイヤ部分はアドラステア級リシテア級とまた違った形状で、改良された新規パーツか新型艦の部品だったと思われる。極めて高い防御力を誇り、無敵運送の機材ではもっとも高度なテクノロジーが使われているが、艦内での連絡には伝声管なども使用している。

タガナス

ウォズモ

形式番号JMS-W04。この時代では珍しい新規設計で、木星帝国が量産し、輸出している作業用モビルスーツ。形式のWは「Work」を意味する。U.C.0165年から販売開始され、地球圏への輸出は20機ほど。頭頂高18.5mと、サイズとしては大型MSであるが、これは「大きいほうが強そう」という買い手側の需要を反映したため。同じ木星製の機体なら部品共有率も高く、ウォズモサイズの機体からならば「15m級3機分の消耗部品」が取れる。建前上は作業用であるために、非武装だが、ビーム・シールドを搭載し発生器を手首ごと90度内側に折れることで打撃武器としても使用が可能。

ビーム・ライフル、ビーム・サーベルを使用する回路は内蔵されていないが、防衛用にビーム・シールドは内蔵しているため、稼働するビーム・ライフル等が入手できれば機体を改造して使用することもできなくはない。ただし、ビーム・ライフルなどは整備するための技術や保守部品が不足しており、現存するものも少ない。そのため地球圏では現実的ではない。

タガナス・タヤカが乗機としており、機体色は青(パーソナルカラーなのか量産機の色なのかは不明)。住民への受けや士気向上のために、ここぞという時はガンダムタイプの面を取り付ける。

『X-11』ではオリンポスの下僕の本拠地に戦闘用の本機が2機配備されていた。

ビクトリーイージー

Vガンダムコア・ファイターガンイージの腕と脚とをつなげた機体。分離することは可能だが、Vガンダムのように戦闘中に再度合体することはできず、整備工場などのしかるべき施設のある場所での整備作業が必要である。元々同じ組織で開発された機体でパーツ同士の互換性も高いため性能はほとんど変わっていない。

ビーム・ライフルの有無は不明だが、この時代では希少化しているビーム・サーベルを2基、腰部ラックに装備している。

トレス・マレスが乗機としており、トレスがタガナスと結婚した際にウォズモと同じくブルーに機体の塗装を変更している。

キュクロープス

連邦内で過去に開発・生産された機体を再設計・仕様変更したものに一つ目状のセンサーが搭載されているのが特徴。この一つ目センサーはデザイン状の理由だけでなく、設計年代の異なる原型機同士で通信網やデータ管理を一本化するという目的がある。そのため、「DUST計画」に対する追撃戦時には讃美歌の国からの投降兵が乗る鹵獲機も同センサー仕様に換装され、間に合わなかった機体もセンサーが無理やり外付けされている。

ボルケーノ

諸元
ボルケーノ
型式番号 CRX-007
所属 キュクロープス
武装 頭部バルカン砲
ビーム・サーベル
マシンガン
ミサイル・ポッド
ビーム・キャノン
搭乗者 アーノルド・ジルベスター

信頼性の落ちたビーム兵器に代えて、大量の実弾を装備することで攻撃力の維持を図った実験機。両肩および両腰に計4門のビーム・キャノンを搭載するが、内部部品の品質低下は否めず、一発撃っただけで不具合が発生している。とはいえ、マシンガンや機体各所のミサイルも合わせれば火力は高く、サイド1を巡る賛美歌の国との決戦では、メルト・バロックを大破させている。その後はノエル・レイスの予備パーツを装備した「レイス・ボルケーノ」に換装される。出撃時にはアーノルドが核爆弾を持ち出すも、実際に使用されることはなかった。

ファントムV2

諸元
ファントムV2
PHANTOM Version2
型式番号 EMC-TC02
所属 キュクロープス
生産形態 試作機(特務機)
武装 フレイム・ソード(未回復)
フレイム・ガン(未回復)
ファントムライト
ビーム・バルカン
ビーム・カッター
ビーム・シールド
特殊装備 ノーズ・ローター
搭乗者 フォント・ボー

「DUST」時代におけるファントム。「キュクロープス」に所属する。区別のため便宜上「ファントムV2(ヴァージョン2)」と呼ばれ、左腕部に新装備の「ノーズローター」を装着した形態のことを指す。これはサーカスのデスフィズを参考に製造された装備で、MS形態時はローター回転部をビーム・カッターとビーム・シールドとして利用できるほか、Iフィールドの偏光によるビーム・バルカンの放射も可能。とはいえ、総合戦闘力は以前の75%程度であり、現状ではフレイム・ソードの機能も回復していない。

蜃気楼鳥V2(ミラージュ・ワゾーV2)
ファントムV2のMA形態。ノーズローターの装着により前と外観が大きく変わっている。機首に位置する重力下専用の空中航行システム[注 4]ビーム・ローターの回転により、小さな推進力を得ている[注 5]
各改修によりミノフスキー・ドライブに対する負荷は軽減されているものの、エンジンの出力は下がっているため、使用限界時間の変化はない。
ファントムV2改
諸元
ファントムV2改
PHANTOM Version2 Custom
型式番号 EMC-TC02
所属 キュクロープス
武装 フレイム・ソード
フレイム・ガン
ファントムライト
多目的攻撃兵装「クジャク」
ミスティック・シールド
特殊装備 ファントム・フレイム
搭乗者 フォント・ボー

ファントムV2の改修機。ノーズローターを改良・展開した「ミスティック・シールド」を新たに装備している。これはビーム・シールドとして機能するほか、中央部からはビーム・バルカンの発射も可能となっている。閉じて機首にした場合はミラージュ・ワゾー形態へと変形できる。その他の改修としては、ブラックロー運送によって再現された「クジャク」の装備や、長い時間をかけて調整を重ねた事で、フレイム・ソードとフレイム・ガンの再生、そして冷却剤を使用せずに1時間程度のファントム・フレイムの展開を可能とし、ファントム・フレイム自体の推進力も向上したことで、総合性能は過去の同機の中で最良の状態となった。

黒い幽霊号(ノエル・レイス)

「ファントム量産計画」に基づいて開発された試作2号機。讃美歌の国との戦いを視野に入れて量産が始まっている。1号機から更に推進・機動力を突き詰めた結果、ミノフスキー・ドライブに限ればV2ガンダムの85%に達し、機体加熱に関する問題も解決している。しかし、機動力に主眼を置いたため、機体内部に搭載された武器はなく戦闘力は手持ち武器に左右される。機体色はキュクロープス所属ということで黒に統一され、頭部も同一の単眼型センサーユニットが採用されている。

可変機構の搭載も見送られており、MS形態・MA形態にそれぞれ固定した機体が生産される。MA型は6機ほど完成したものがアッシュたちに強奪され、予備パーツ(組み上げ済の機体それぞれにに3機分として約18機分)から組み上げられた機体を加えた15機が「DUST計画」を成功させる“光の翼隊”として運用される。予備パーツから組み上げられた機体は一部パーツをジャンク品から流用したためか過負荷によってマシントラブルを起こした。予備パーツの内1機分はV3スラスターを組むために利用された。

ハンブラ-B

形式番号CRX-139。ハンブラビの変形機構を省略してMA形態に固定し、ジェムズガン改などの小型MSのSFSとした機体。

アッシマック

形式番号CNRX-044。キュクロープスの主力となる可変MA。グリプス戦争時に運用されていたアッシマーをベースに再設計された。 下半身にも上半身の様な曲面装甲が取り付けられており、MA形態は円盤が2段重なった姿となる。

ジェムズガン改

ヘカトン・ゲイル 

サイド1を巡る賛美歌の国との決戦時に投入された、全長100mほどの大型MA。首切り王の母艦「ケルベロス」を撃破するためだけに用いられた。機体自体は巨大な収束ビーム砲として機能し、8つの収束器からのビームを集めて正面のレンズ部から発射する。収束ビーム砲は理論上では一撃で敵艦を撃破できるとされたが、技術精度が低く目的値に達しなかった。防御面ではIフィールドを展開可能。

他の欠点として高熱を発することから内部に人間を配置することができず、操作は外部からMSで行う。そのため、運用方法はサブフライトシステムのような形となっている。ケルベロスに対し善戦するものの、最後は「DUST計画」のためケルベロスの破壊を望まなかったアッシュの手で破壊される。

ムーンムーン

クレイン

傭兵カグヤ・シラトリが所有する可変MS。

基本フレームは木星・サーカス部隊製の機体「バイラリナ」で、欠損した部分をザンスカール製など別機体のパーツで補う形で組み上げられた。パーツの欠損もしくは設計資料の不足からか原型機とは変形する向きが上下逆になっていて若干バランスが悪くなっている(U.C.0159年時ではコロニー「レム」に買い取られていたが、そこの技術者が構造を理解していなかったため、変形機構が上下逆に組み合わされた結果、現在の形状となった)。脚部に内蔵されたニードルヴェスバーもエネルギー伝達機構の不具合からMA形態でしか使用できず、ビームの収束率も70%ほどにまで低下している。後にカグヤがムーン・ムーンに帰還しそこでフルチューンされた事で、非変形状態でもニードル・ヴェスバーを放てるようなり、出力も向上した。

頭部顔面のザンスカール式センサーの下半分にガンダム風ダミーマスクが装着されている。

オーテングー

エラゾ・カノー司祭長専用機。フェイス部から鼻の如く突き出た長距離バルカン砲など、機体名に違わず天狗を彷彿する外観が特徴。頭部センサーはザンスカール系の猫目であるが、その下にはガンダムフェイスが隠されている。この時代としては典型的なミキシングビルド機で元となった機体はわからない。頭部内のガンダムヘッドは18m級の機体に対して非常に小さく、15m級の機体(おそらくはヴィクトリータイプ)からの流用。武装は頭部以外にも肩部にマイクロバルカン4門、胸部に大型バルカン4門を装備するほか、格闘用の棍棒を持つ。

本機は『ガンダムエース』とゲーム『ガンダムブレイカー3』のタイアップ企画「オリジナルデザインMSデザインコンテスト・イラスト部門・将軍コース」での大賞作が基になっている。機体名称は投稿者の命名である。

ミガッサ

ムーンムーンの量産機。こちらも機体名に違わずを被ったような外観が特徴的である。地球のMS工房「ミカサ」の製品。これまでの製造数は46機。機体性能は取り立てて際立ったところはないが、独自設計の頭部と胴体を除いて手足のパーツは大抵の規格に対応する融通性があり、修理が容易となっている。武装は射撃用のマシンガンを装備し、頭部の笠はシールドとして機能する。

本機は、「オリジナルデザインMSデザインコンテスト・イラスト部門・雑兵コース」での大賞3作品のデザインを組み合わせたもの。

クロスボーン・ガンダムX13

クロスボーン・ガンダムX13改

ムラサメ

ブレイカーズ

子連れの傭兵部隊「ブレイカーズ」のMSは「オリジナルデザインMSデザインコンテスト・ガンダムブレイカー3部門」受賞作が基になっており、『ガンダムブレイカー3』での再現が可能。作中では本来ビーム兵器だったものは外見だけと設定されている。

アドマモス

キャプテン専用機。頭部はヤクト・ドーガ(クェス機)、胴体は百式、腕部はグフ、下半身ベースはガーベラ・テトラ、背部はVダッシュガンダム。固定武器はグフと同じく左腕部機関砲5門と右腕ヒートロッド。背部のビーム・キャノンはプロペラタンクになっており、高推力のバックパックとしてのみ使用されている。ランバ・ラルを模した頭部カバー、通称「ラル・マスク」を被り、僚機と共にジェットストリームアタックを仕掛けてくる。

「ラル・マスク」は、同じくコンテスト入賞作「ラルさん専用グフ」の頭部が基になっている。「ラル・マスク」自体に何らかの機能があるわけではなく、あくまでも士気高揚のためのものである。

マトマーシュ

子連れの女傭兵、お銀専用機。ガンダムEz8の胴体に頭部がギラ・ドーガドーベン・ウルフの腕部と、脚部がサイズアップしたデナン・ゾン、背部がゲルググJ。頭部センサーがエビル・Sのデュエルアイで、茶系統のカラーリングも相まって原型が良く分からなくなっているのが特徴。

ビアッゴ

ルフェルウ(イフェルウ)専用機。サイズアップしたアッガイの頭部、パラス・アテネの胴体、ジ・Oの脚部、ガーベラ・テトラの背部、さらに原典サイズのデナン・ゾンの腕部、などアンバランスな構成の機体。前述の「ラル・マスク」は常時この機体が保持している。

マガツキ改

型式番号:RMS-112R

ラジム専用機。頭部がヅダ、胴体がヤクト・ドーガ、脚部がパラス・アテネ、腕部がケンプファー、背部がドム・トローペンの機体。この機体のみ型式番号が設定されているが、あくまでも投稿者によるものである。

ヴェテラーノ

ジムIIIの頭部、ガンキャノンの胴体、ドライセンの脚部、ジ・Oの腕部、ゲルググキャノンの背部の機体。ガンキャノンのキャノン砲は胴体にそのまま保持した上でゲルググキャノンのキャノン砲が搭載されている。

ザビ・ジオン

サイド3のズム・シティを支配するザビ・ジオンが所有する機体。総戦力としては80機のMSを有する。

ガブレロ

公国宮警護機の1機。ガブスレイの改造機。

本機は、「オリジナルデザインMSデザインコンテスト・イラスト部門・フリーコース賞」での大賞作が基になっている。

サンドードック

公国宮警護機の1機。変形機構はバウンド・ドックを踏襲しているが、原型機のパーツはほとんど使用されていない。巨大な右腕はサンドージュをそのまま移植しており、MA形態では6本の脚部とクワガタムシの顎のような刃を展開する。

本機は、「オリジナルデザインMSデザインコンテスト・イラスト部門・武将コース」での大賞作が基になっている。

讃美歌の国

廃棄コロニー・グリプス2およびルナツーに配備されていた機体。

ヴァケ・ザム

盾仮面MS(呪術師のようなペイントがされたシールドを仮面のように装備する)を率いるリーダー機。見た目はマントを羽織っているバーザムだが、胴体はメタス、四肢がザクIIで、威圧のためのダミーパーツが機体各所に見受けられる。脚部の欠損はペイントとダミーパーツによる偽装で、内部はプロペラントタンクである。亡霊かゾンビの様な外観で、盾仮面MSを含め恐怖的な演出を狙っているが、機体性能は低い。

本機は、「オリジナルデザインMSデザインコンテスト・イラスト部門・アイデア賞」での大賞作が基になっている。機体名称は投稿者の命名である。

カングラザム

アッシュとアンカーの前に立ちはだかった超大型MA。上からカングリジョグラブロ(向きは逆さま)、ビグ・ザムの3機が合体した異形機で、それぞれ分離しての攻撃も可能だが、エネルギー不足から合体しないとビグ・ザムの全方位ビームを放つことができない。

本機は、「オリジナルデザインMSデザインコンテスト・イラスト部門・ミキシングビルド賞」での大賞作が基になっている。

バロック

ルナツーとグリーンオアシス・1を支配する「首切り王」ことエバンス・ジルベスターの専用機。全高は18mほど。頭部のない機体に、ガンダリウム合金の塊のブロックを7〜8個ワイヤーで繋げた、全長40mにも達する連接剣で構成される右腕をもつ。

ガンダリウム製の連接剣を質量兵器として振り回すためのコントロールユニットとしてMSを使っているだけというシンプル極まりない設計であり、MSというよりは「旋回する質量兵器」と呼べる(右手の剣部分がバロックの本体であり、そのコントロールをMSが行っている)。実弾系が主流となったU.C.0160年代ではガンダリウム合金の削りだし、ともいうべき剣部分を破壊するのは困難であり、仮に破壊できたとしても、7〜8のブロックで出来た剣の全体に対しては決定的なダメージは与えられない。 基本フレームは木星から流出した「ファントム」の物を使用している。原型機同様のIフィールドとミノフスキー・ドライブ「ファントムライト」も装備し、他のMSを凌駕する圧倒的な機動性とビーム兵器に対しては圧倒的な防御力を備えている。

原型機であるファントムとの違いとして、組み上げる段階で改造に時間的な余裕があったため、各部に冷却パイプを増設したため機体サイズが若干大型化しており、冷却効率が向上した分ファントムライトを1時間ほど連続使用できる。頭部がないのは象徴的な意味だけではなく、外部情報を感知するセンサー類が一切装備されていない。パイロットである首切り王は光ひとつないコクピットでサイコミュによる操作で機体をコントロールしている。

バロック改

再投火の日における戦闘の損傷箇所を改修したバロック。破損したファントムのフレームベースの左腕部には新たにサーカス機のガラハドの腕が取り付けられた。この腕にはIフィード発生器が搭載されており、なおかつコントロールもオリジナルのガラハドのワイヤーによる有線コントロールではなく、サイコミュによる無線で行われる。

バロック改・改

サイド1を巡る決戦時に左腕部が複腕化する改修を行い、新たにデスフィズの腕も追加したバロック。これにより、ガラハドとデスフィズ双方の腕を同時使用可能とした。操縦には機体全体に配置された木星製バイオ脳が一役買っている。

メルト・バロック

巨大な海洋生物のような姿をした異形の大型MA。全長は50mを超える。内部にはバロック改・改が収容されている。サイド1を巡る決戦時に対キュクロープスおよびアッシュ用として首切り王が乗り込み、戦場に投入した。強力なIフィールドを展開でき、さらに実弾の跳弾を狙った曲面装甲を採用したことで強固な防御力を誇る。全体の設計はカオスレルの小型版と呼べる(これは首切り王がかつての「ゴールデン・エッグス」のデータを参考にしたため)。

武装はフレキシブル・ノーズ・キャノンを2門装備するほか、22基のダガー・ファンネルを搭載する。これはバロックの右腕と同じくガンダリウムの塊で、サイコミュの遠隔操作により凶悪な性能を発揮し、大群すら相手取れるが、その複雑さからコクピット内にはサイコミュのコントロール要員を6人乗り込ませて補助とする必要があるほか、ファンネル自体もその重さから大量の推進剤を必要とするために幾度も本体に戻さねばならない点、そしてその際に速度が低下する点がデメリットとなっている。そのため機体内部の殆どは補給用の推進剤で占められている。

ケルベロス

首切り王の母艦。建造途中で放棄されたマザー・バンガード級3番艦の船体に、不完全ながらミノフスキー・ドライブを装備している。宇宙船ドックで長い間放置状態にあったものを賛美歌の国が買い取り、エオス・ニュクス号のデータをドライブ技術開発の参考にし、10年近くもの年月を掛けて改装された。不完全とはいえ、作中時点では地球圏最速の船となっている。

サイド1でのキュクロープスやアッシュとの決戦にて、エオス・ニュクス号の突撃を受け、さらに「この船は私だけのもの」と敵に渡すまいとする首切り王のメルト・バロックの攻撃によって完全に破壊・轟沈する。

ビガン

ケトル・ゾン

フロンティアIV

G・G(ゴージャス・ガンダム)

フロンティアIVの地方領主、ミリオ・ビリオンの専用機。金に糸目を付けない彼が作り挙げた超高性能機で、全身に金色の耐ビームコーティングを施し、高出力ジェネレーターを搭載する。名前や各部の装飾はミリオの趣味による。武装はメガ・ビーム・ライフルと左腕部の大型クロー。機体自体の性能は申し分ないものの、肝心のパイロット(ミリオ)の腕が悪く、総合的には不安が残ってしまっている。

R・G(レッド・ガンダム)/ B・G(ブラック・ガンダム)

ミリオ・ビリオンのG・Gの護衛機として開発され、彼の親衛隊が乗る機体。赤いR・Gと黒いB・Gの2機が存在する。ベースはU.C.0120~U.C.0130年時代の小型機で、武装は腰部にヴェスバー、背部にメガ・ビーム・キャノン(共に使用回数は3回程度)、バックパックにスプレー・ビーム・ポッド(中身はマイクロ・ミサイル)を備えており、戦闘力はG・Gよりも上である。

アンサリード

ミリオの母艦で、ビリオン家当主に代々受け継がれている超高級艦。艦名のアンサリード(unsullied)とは、「よごれ知らず」という意味。グワジン級やレウルーラ級といった艦艇のパーツを使って改良され、現在では初代艦の原型が残るのはブリッジのみとなっている。先代の頃は艦内にサウナやテニスコートまであったという。大気圏突入は可能だが、離脱の方は艦単独では不可能。

ネオ・1バンチ

プシケー

サイド1の行政執行機関代行官であるタルス・バンスの専用機。全高22m。ロングコートを羽織ったかのような外見を持つ、超重装甲型MS。「住民を守る盾」という設計思想に基づいた防御性能に偏りを置く機体で、オリジナルと言える部分はクァバーゼをベースとした胴体部と頭部のみであり、他は廃棄MSの装甲を幾重にも貼り合わせている。そのため、装甲や手足は損傷時にパーツを交換して修復可能。反面、武装は特に内蔵されておらず、攻撃方法は格闘のみ。なお、タルスの立場から出撃した回数は少ない。

その他

キャノン・ボール

U.C.0080年から使われ続けている「ボール」にザンスカール製の二輪戦闘車両「ガリクソン」を繋げたミキシングビルド兵器。どちらも元々大量に作られていた代物であったため、宇宙でも(重力が働く)コロニー内でも使えるようにニコイチにした。2人乗りで、砲台であるボール側と車体であるガリクソン双方にパイロットが必要。

ショートショルダー


注釈

  1. ^ ただし、本機はガンダムF90Wタイプの技術から開発された[8]後継機に相当し、正確にはミノフスキー・ドライブを主推進器として搭載した史上初のMSとなる[9]
  2. ^ なお、『機動戦士Vガンダム』に登場するビーム・ローターについての設定では「力場」を利用するとされ、揚力については言及されていない。
  3. ^ 宇宙世紀におけるビーム・サーベル(及びビーム・シールド)はIフィールドによって形成されており、これらのIフィールド同士が接触した場合は反発/斥力が生じて“鍔迫り合い”となる設定だが、本作では言及されない。
  4. ^ 機動戦士Vガンダム』に登場するビーム・ローターの設定では、「力場」を得られるのは重力下のみとされる。
  5. ^ 『機動戦士Vガンダム』に登場するビーム・ローターの設定では、シールド面垂直方向に「力場」を形成するとされる。

出典

  1. ^ 2011版単行本第3巻 巻頭キャラクター紹介 ハリダの解説文。
  2. ^ 2011版単行本第1巻 用語解説
  3. ^ a b c d e f g h i 原作中の登場シーンまたはコミック巻末解説で確認できる型式番号。
  4. ^ 「機動戦士クロスボーン・ガンダム メカニック設定集」より。
  5. ^ ガンダムウォーネグザのカード(2013年)で確認。『GジェネF』では未掲載。
  6. ^ Crossbone Gundam Mechanic Exposition, p. 19
  7. ^ PUNX-TRAX 発行 UGLY JADE MACHINE
  8. ^ 書籍『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]』153頁。
  9. ^ ガンダムエース05 2024, p. 28-29, 「月刊モビルマシーン」縮刷版Vol.20.
  10. ^ しかし単行本一巻裏表紙にはバックパックから有線接続された武装を持つイラストが描かれている。
  11. ^ 後にこれは相手のデスフィズの照準モードの設定によるセンサーの誤作動ということが判明。主に使われている複合センサーの場合にどうなるかは不明。
  12. ^ 第34話においてマッハ11からマッハ23への加速に約900秒かかっており、これは機体自体も4.8G加速にまでしか達していなかった事を意味する。
  13. ^ 長谷川祐一公式ブログ スタジオ秘密基地 2013.09.20 ゴースト23話 そしてデスフィズ スケッチ アーカイブ 2016年3月4日 - ウェイバックマシン
  14. ^ a b 長谷川祐一公式ブログ スタジオ秘密基地 2013.10.01 ゴッドバード第36話/サーカスMS ガラハドとラロ アーカイブ 2016年2月2日 - ウェイバックマシン
  15. ^ a b 長谷川祐一公式ブログ スタジオ秘密基地 2013.10.12 サーカスMS バンゾとバイラリナ/フォントのファーストMS アーカイブ 2016年2月2日 - ウェイバックマシン
  16. ^ 中にはビーム兵器っぽい装備をもつ機体も存在するが、内部機構を抜き取った「ガワだけ」を装甲材として利用している。
  17. ^ 15m級への小型化以前の機体の方が容積に余裕があり、代用品として別機種のパーツを使ったとしてもすり合わせが容易。
  18. ^ 第1-2話に登場した盗賊団のボスは気密が破壊されて一刻も早く安全な場所に避難しなければならない状況(この時点で市長は逃げていた)で人質を取って身代金の要求をしており、アッシュから説明されても理解出来なかった。
  19. ^ ガンダムエース連載中「機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST」オリジナルMSデザイン募集中!”. ガンダムエース (2016年11月11日). 2017年9月4日閲覧。 アーカイブ 2021年7月24日 - ウェイバックマシン
  20. ^ パイロット用に動きやすさを優先したタイプのノーマルスーツも希少品となっていて、そのため緊急時以外は着用しないでいる。
  21. ^ この備品には酸素生成能力をもつユーグレナが仕込まれており、光合成によって二酸化炭素を酸素に還元することで漂流中に消費した酸素を再利用する効果がある。
  22. ^ MS内トイレは『ガンダム Gのレコンギスタ』が初出であり、作中のMSの標準装備になっている。
  23. ^ あくまで非常時の手段であり、また当然ながら食べる事を想定して建造されているわけではないため、単に食べられるようになるだけで美味しいわけではない。





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