機動戦士クロスボーン・ガンダムの登場兵器 LOVE&PIECE

機動戦士クロスボーン・ガンダムの登場兵器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 03:22 UTC 版)

LOVE&PIECE

この節では『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE』で新たに登場したものを述べる。

木星帝国 / 木星共和国

モナーム

モナーム」を参照。

グランパス

型式番号JMS-T02。型式番号のTは「トライアル」を意味する。U.C.0171年時に運用されたミノフスキー・ドライブによる超長距離航行試験機。クロスボーン・ガンダム(JMSXシリーズ)を素体としてEMS-TC02ファントムを再設計したことでインターバルを挟むものの、ミノフスキー・ドライブの継続使用が可能となった機体。スラスターである「ファータモガーナ・フォーゲル」だけではなく機体側にもミノフスキー・ドライブ噴出口があってIフィールドも装備されている。そのため加速中はビーム兵器がほぼ無効化される。
非武装機であり、ライフルやサーベルといったものは一切持たないが、防御用に両腕にビームシールドのみ装備している。ただし、シールドをしぼり込むことや光の翼を使い、緊急時等には武器として近接戦闘が可能。なお、本機はテスト運用という点から複座式になっており、コクピット部分は不具合発生時の直接目視確認のため半透明装甲が施されている。

X-14

ヘリウム船団

ガンプ(U.C.0103仕様)

無敵運送

アンカーヘッド(F89改)

キュクロープス

クロスボーン・ガンダムX-13 ハーフクロス

オリンポスの下僕

X-12(U.C.0159年時)

コロニー「レム」

クレイン(U.C.0159年時)

クレイン」を参照。

ゲドラッド

型式番号ZMS-R03。U.C.0159年時にコロニー「レム」で運用されていた量産機。ゲドラフブルッケングなどのザンスカール帝国製MSの設計思想を受け継いでおり、系列的には直系の新型機に当たる機体。アインラッドの使用を前提として、車輪の機能を胴体中央部に集約することで機体の小型化にも成功している。欠点としては、そのせいで防御力が低下してしまっている。主武装は小型のビームライフル。

ネオ・コスモ・バビロニア

スレイヴ・ニル

型式番号NXM-01。ネオ・コスモ・バビロニアの量産機。ミノフスキー・クラフトを内蔵した「ケンタウロス」のような四脚型の機体。ただし、脚部に見えるのは推進システムであり、実際には歩行機能は無い。ミノフスキー・クラフトは重力下にて滑空移動を行う際に使用される。なお、クラフト自体は胴体部に収納され、宇宙空間での運用時は推進剤タンクへの換装が考えられている。現時点では未だデータ収集の段階にあり、武装は2門のマシンガンを内蔵したランスとビーム・シールドを持つが、シールドの方は技術的な問題で安定した稼働ができず、今は飾りのようなものとなっている。

注釈

  1. ^ ただし、本機はガンダムF90Wタイプの技術から開発された[8]後継機に相当し、正確にはミノフスキー・ドライブを主推進器として搭載した史上初のMSとなる[9]
  2. ^ なお、『機動戦士Vガンダム』に登場するビーム・ローターについての設定では「力場」を利用するとされ、揚力については言及されていない。
  3. ^ 宇宙世紀におけるビーム・サーベル(及びビーム・シールド)はIフィールドによって形成されており、これらのIフィールド同士が接触した場合は反発/斥力が生じて“鍔迫り合い”となる設定だが、本作では言及されない。
  4. ^ 機動戦士Vガンダム』に登場するビーム・ローターの設定では、「力場」を得られるのは重力下のみとされる。
  5. ^ 『機動戦士Vガンダム』に登場するビーム・ローターの設定では、シールド面垂直方向に「力場」を形成するとされる。

出典

  1. ^ 2011版単行本第3巻 巻頭キャラクター紹介 ハリダの解説文。
  2. ^ 2011版単行本第1巻 用語解説
  3. ^ a b c d e f g h i 原作中の登場シーンまたはコミック巻末解説で確認できる型式番号。
  4. ^ 「機動戦士クロスボーン・ガンダム メカニック設定集」より。
  5. ^ ガンダムウォーネグザのカード(2013年)で確認。『GジェネF』では未掲載。
  6. ^ Crossbone Gundam Mechanic Exposition, p. 19
  7. ^ PUNX-TRAX 発行 UGLY JADE MACHINE
  8. ^ 書籍『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]』153頁。
  9. ^ ガンダムエース05 2024, p. 28-29, 「月刊モビルマシーン」縮刷版Vol.20.
  10. ^ しかし単行本一巻裏表紙にはバックパックから有線接続された武装を持つイラストが描かれている。
  11. ^ 後にこれは相手のデスフィズの照準モードの設定によるセンサーの誤作動ということが判明。主に使われている複合センサーの場合にどうなるかは不明。
  12. ^ 第34話においてマッハ11からマッハ23への加速に約900秒かかっており、これは機体自体も4.8G加速にまでしか達していなかった事を意味する。
  13. ^ 長谷川祐一公式ブログ スタジオ秘密基地 2013.09.20 ゴースト23話 そしてデスフィズ スケッチ アーカイブ 2016年3月4日 - ウェイバックマシン
  14. ^ a b 長谷川祐一公式ブログ スタジオ秘密基地 2013.10.01 ゴッドバード第36話/サーカスMS ガラハドとラロ アーカイブ 2016年2月2日 - ウェイバックマシン
  15. ^ a b 長谷川祐一公式ブログ スタジオ秘密基地 2013.10.12 サーカスMS バンゾとバイラリナ/フォントのファーストMS アーカイブ 2016年2月2日 - ウェイバックマシン
  16. ^ 中にはビーム兵器っぽい装備をもつ機体も存在するが、内部機構を抜き取った「ガワだけ」を装甲材として利用している。
  17. ^ 15m級への小型化以前の機体の方が容積に余裕があり、代用品として別機種のパーツを使ったとしてもすり合わせが容易。
  18. ^ 第1-2話に登場した盗賊団のボスは気密が破壊されて一刻も早く安全な場所に避難しなければならない状況(この時点で市長は逃げていた)で人質を取って身代金の要求をしており、アッシュから説明されても理解出来なかった。
  19. ^ ガンダムエース連載中「機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST」オリジナルMSデザイン募集中!”. ガンダムエース (2016年11月11日). 2017年9月4日閲覧。 アーカイブ 2021年7月24日 - ウェイバックマシン
  20. ^ パイロット用に動きやすさを優先したタイプのノーマルスーツも希少品となっていて、そのため緊急時以外は着用しないでいる。
  21. ^ この備品には酸素生成能力をもつユーグレナが仕込まれており、光合成によって二酸化炭素を酸素に還元することで漂流中に消費した酸素を再利用する効果がある。
  22. ^ MS内トイレは『ガンダム Gのレコンギスタ』が初出であり、作中のMSの標準装備になっている。
  23. ^ あくまで非常時の手段であり、また当然ながら食べる事を想定して建造されているわけではないため、単に食べられるようになるだけで美味しいわけではない。





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