児玉清
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 06:36 UTC 版)
その他
- 『図書』(岩波書店の書店配布冊子)
- 総兵衛見参!(新潮文庫の「新・古着屋総兵衛」の書店配布小冊子) - 2010年11月29日、佐伯泰英と東京・青山にて特別対談。
- 柏崎ふるさとまつり(新潟県柏崎市でお盆に開催) - 直筆の絵あんどんを出品[58]。
主な著書
- 寝ても覚めても本の虫 (新潮社、2001年、ISBN 4104495018 / 新潮文庫、2007年)
- たったひとつの贈りもの-わたしの切り絵のつくりかた(朝日出版社、2003年、ISBN 4255002495)
- 負けるのは美しく(集英社、2005年、ISBN 4087747743 / 集英社文庫、2008年)
- 児玉清の「あの作家に会いたい」-人と作品をめぐる25の対話 (PHP研究所、2009年、ISBN 978-4569770048)
- すべては今日から (新潮社、2012年、ISBN 978-4104495023 / 新潮文庫、2015年)
- 人生とは勇気-児玉清からあなたへラストメッセージ (集英社、2012年、ISBN 978-4087815092 / 集英社文庫、2014年)
- ひたすら面白い小説が読みたくて-文庫解説コレクション (中央公論新社、2013年、ISBN 978-4120044922 / 中公文庫、2017年)
解説
- 上橋菜穂子『神の守り人』(下、新潮文庫)
- 遠藤展子『父・藤沢周平との暮らし』(新潮文庫)
- 北方謙三『鬼哭の剣』(新潮社文庫)
- 北原亞以子『おひで』(新潮文庫)
- 城山三郎『そうか、もう君はいないのか』(新潮文庫)
- 玉岡かおる『天涯の船』(下、新潮文庫)
- 蜂谷涼『雪えくぼ』(新潮文庫)
- 宮部みゆき『孤宿の人』(下、新潮文庫)
- 宮本輝『天の夜曲』(新潮文庫)
- 山本一力『かんじき飛脚』(新潮文庫)
- 和田竜『忍びの国』(新潮文庫)
- 百田尚樹『永遠の0』(講談社文庫)
- ケン・フォレット『大聖堂―果てしなき物語』(全4巻、ソフトバンク文庫)
- 万城目学『鹿男あをによし』(幻冬舎文庫)
- アダム・ファウアー『数学的にありえない』(下、文春文庫)
- 有川浩『阪急電車』(新潮文庫)『図書館戦争』シリーズ(角川文庫)
- トム・クランシー『レインボー・シックス 4』 (新潮文庫)
- トム・クランシー『容赦なく〔下〕』(新潮文庫)
- 爆笑問題 『爆笑問題の「文学のススメ」』(対談コラム)(新潮文庫)
- 蓮見圭一『かなしぃ。』(新潮文庫)
関連人物
- シュテファン・ツヴァイク - 20世紀初頭のオーストリアの作家で、児玉は彼の作品に感動し学習院大学独文科に進学し、卒業論文のテーマにもツヴァイクを選んだ。
- 田宮二郎 - 学習院時代の同期で、田宮の遺作となったテレビドラマ『白い巨塔』で共演した。児玉と同様、俳優であると同時にテレビ司会者としても活躍していた。
- 篠沢秀夫 - 学習院大学時代からの友人。児玉が独文2年のときに俳優になるきっかけの1つコメディ・フランセーズのラシーヌ「ブリタニキュス」の主役を演じた[8]。篠沢がALSで倒れてからの療養生活を追った『「ALS、フランス文学そして妻」〜篠沢秀夫さんの日々〜』(NHK教育、2010年9月2日放送)の番組では、児玉が篠沢の私邸へ見舞いに訪れる場面があった。
- 石坂浩二 - 『ありがとう』で共演以来、親交深い俳優。『アタック25』に解答者として出演した事がある。
- 安倍晋三 - 『文藝春秋』誌上で彼が小泉政権以降の首相にふさわしいという趣旨の寄稿をした。それをきっかけに安倍との会談が実現した。
- 博多華丸 - 児玉のモノマネを十八番とする芸人。2006年9月には『アタック25』に解答者として出演した。その際、児玉と一緒に「ダブルアタックチャンス」も行った。
- 竹内まりや - 竹内からの依頼により、シングル『幸せのものさし/うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)』のジャケットの切り絵を作成した。
- 福山雅治 - ドラマ『美女か野獣』共演時、児玉の好きな「オリンピックおたく」ネタで意気投合し、オリンピックで一緒に観戦する友人となった(2008年7月10日、日本経済新聞「交遊抄」への投稿より)。大河ドラマ『龍馬伝』でも共演した。
- 中江有里 - 『週刊ブックレビュー』で共演した際に児玉より刺激を受け、小説家として活動[59]。
- 小池清 - 元毎日放送アナウンサー・『アップダウンクイズ』2代目司会者で、出身地が児玉と同じ。児玉も『アップダウンクイズ』に出演して共演を果たした。2012年4月に80歳で没。
- 板東英二 - 児玉が虫垂炎で入院した際に、『アタック25』代役司会を務めた。
- 浦川泰幸 - 朝日放送テレビアナウンサーで、『アタック25』後任司会者(児玉以外での進行としては実に27年ぶり)であり、2015年3月まで担当。追悼特番の司会も務めた。
- 谷原章介 - ドラマ『トップキャスター』で共演以来、親交を深め、『王様のブランチ』2代目司会者を引き受けるかどうか悩んだ際、児玉に相談してアドバイスをもらい、司会を受けることを決めた[60]。2015年4月より『アタック25』3代目司会者を務めている[43]。大河ドラマ『龍馬伝』でも共演した。
注釈
- ^ a b 現・東京都北区。
- ^ 実際の生年月日は1933年12月26日だが、戸籍上は1934年1月1日生まれ。
- ^ 翌週5月7日以降は「海外出張中」という設定となり、代わって草刈民代が出演していた。
- ^ 2022年3月26日の最終回には声のみの登場であったが帰宅する場面があり、多くの視聴者の涙を誘った[10]。
- ^ 産前産後休業のため2013年3月でいったん降板し、谷原章介が司会登板する2015年4月より復帰。
- ^ 浦川の司会卒業と同時に、問題読みを担当した角野友紀(当時ABCアナウンサー、2013年より担当)も卒業した。
- ^ 数え年は、生まれ年を1歳とするため、実際の出生日から計算した場合には生誕6日後に年が明け2歳になる。法律上は1902年に満年齢を使用する事が定められていたが、慣習上太平洋戦争後まで使われていた。
- ^ a b ノンクレジット。
- ^ 児玉の著書『負けるのは美しく』に、この時触れた古澤憲吾監督の演出ぶりなどについての記述がある[要ページ番号]。
- ^ 『テレビナイトショー』はフジテレビ・関西テレビ・東海テレビで曜日毎に制作を分担していたが、児玉が担当していた分は東海テレビが制作を担当していた。
出典
- ^ a b “史上初の大調査 著名人100人が最後に頼った病院 あなたの病院選びは間違っていませんか”. 現代ビジネス (2011年8月17日). 2019年12月20日閲覧。
- ^ a b c d ゴジラ大百科 1993, p. 119, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
- ^ a b “児玉清さん死去 アタック25の司会として親しまれる”. スポニチ Sponichi Annex. (2011年5月17日) 2017年4月8日閲覧。
- ^ a b c タブ・ハウス:インタヴュー 児玉清さん
- ^ 8月25日~8月29日の邦流は、児玉清さん文化放送 2008年8月25日配信 2022年10月25日閲覧。
- ^ 2011年2月5日放送『土曜スタジオパーク」出演時のコメント[出典無効]、著書「負けるのは美しく」より[要ページ番号])
- ^ “【エンタがビタミン♪】児玉清さん「泣く子も黙るキムタクなんだから出なさい」長女の説得でHERO出演を決めた。”. Techinsight. メディアプロダクツジャパン (2011年5月20日). 2018年2月1日閲覧。
- ^ a b 児玉清著、集英社「負けるのは美しく」より[要ページ番号]。
- ^ a b “児玉清さん死去…77歳、胃がん闘病2カ月”. スポーツ報知. (2011年5月18日)
- ^ "日テレ「ワーズハウスへようこそ」最終回 児玉清さん"くしゃみ"にネット涙「寂しいけど素敵な終わり」". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 26 March 2022. 2022年3月27日閲覧。
- ^ “児玉清さんに特別賞、クニマス番組に本賞”. 日刊スポーツ. (2011年5月27日) 2017年4月8日閲覧。
- ^ 2011年2月7日付『日刊ゲンダイ』「私の本の捨て方、残し方」より[要ページ番号]
- ^ 関川夏央(「NHK・BS『週刊ブックレビュー』終了」『やむを得ず早起き』小学館 2012年pp.149-153)。
- ^ 週刊文春 2011年6月9日号『夜ふけのなわとび/被災地の本』参照[要ページ番号]
- ^ “児玉さん新聞で書評、08年に最後の寄稿”. サンケイスポーツ. (2011年5月18日) 2011年5月22日閲覧。
- ^ 週刊ブックレビュー「児玉 清 本を読む喜び」 NHKオンライン
- ^ 2011年6月26日朝日新聞朝刊40面テレビ欄より。
- ^ 『文藝春秋』2006年7月号[要ページ番号]
- ^ a b “児玉さん遺稿「われらは何をなすべきか」”. 日刊スポーツ. (2011年5月21日) 2011年7月3日閲覧。
- ^ 『文藝春秋』2011年5月特別号[要ページ番号]
- ^ 『文藝春秋』2011年4月号[要ページ番号]
- ^ 2004年2月27日放送の『徹子の部屋』出演時に切り絵の腕前を披露している(司会の黒柳徹子を表現した切り絵を作って見せた)[出典無効]。2011年5月22日に放送された『さようなら児玉清さん 〜パネルクイズ アタック25特別番組〜』(朝日放送)および、同年7月6日放送の『徹子の部屋』追悼特集において、その映像が紹介された[出典無効]。
- ^ a b “児玉清氏のご冥福をお祈りいたします” (PDF). 東リ株式会社 (2011年5月19日). 2011年5月26日閲覧。
- ^ 『さようなら児玉清さん』より[出典無効]
- ^ 児玉 清 公式ホームページ - KIYOSHI KODAMA OFFICIAL WEB SITE - 切り絵カレンダー 2012年度版
- ^ 児玉 清 公式ホームページ - KIYOSHI KODAMA OFFICIAL WEB SITE - 切り絵フレーム切手
- ^ “児玉清さんの切り絵カレンダー 切手・ポストカードセットも発売”. 読売新聞(東京夕刊). (2011年12月1日)
- ^ 「パネルクイズ アタック25 公式ファンブック」(講談社、2014年)「1章・数字で見るアタック25」p.32
- ^ a b c d e “アタック25:ついに最終回 受け継がれてきた児玉清さんの哲学 正解の確認で収録中断も”. MANTANWEB (株式会社MANTAN). (2021年9月25日) 2021年9月25日閲覧。
- ^ a b c d “「アタック25」司会の児玉清さん…番組を支え続けた36年”. 読売新聞(東京版夕刊). (2011年6月2日) 2011年6月4日閲覧。
- ^ “ファンを魅了した「児玉飴」 気遣いに満ちた「アタック25」の舞台裏”. 産経新聞. (2011年5月21日). pp. 1--3 2011年5月24日閲覧。
- ^ a b 「パネルクイズ アタック25 公式ファンブック」「8章・児玉清さんの思い出」p.137-p.146
- ^ “今日のいいともニュース2007年9月5日(水)”. 笑っていいとも資料室 (2007年9月5日). 2015年4月12日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “児玉さんは最後の1人まで見学者を見送る”. 日刊スポーツ. (2011年5月18日)
- ^ “さよならミスターアタックチャ〜ンス”. 日刊スポーツ. (2011年5月18日) 2011年7月12日閲覧。
- ^ “【復刻】児玉さん「アタック25」への想い(2011年2月19日、日刊スポーツ大阪版)”. 日刊スポーツ. (2011年5月17日) 2011年5月17日閲覧。
- ^ “児玉清が肝機能障害で無期限休養”. スポーツ報知. (2011年5月12日)
- ^ a b c “児玉さん“後任”浦川アナへ助言「自分なりのアタックを」”. スポニチ Sponichi Annex. (2011年5月19日) 2017年4月8日閲覧。
- ^ 児玉さん追悼特番、加藤アナ「ショック」 サンケイスポーツ 2011年5月20日閲覧
- ^ 児玉清さんご逝去に伴うお知らせ 朝日放送『パネルクイズ アタック25』公式サイト 2011年5月17日閲覧
- ^ “児玉清さんを追悼「パネルクイズ」特番”. 日刊スポーツ. (2011年5月18日)
- ^ “児玉清さん「胃カメラのんでおけばよかった」スタッフに漏らす”. スポーツ報知. (2011年5月20日)
- ^ a b “谷原章介「アタック25」3代目司会 40周年新たなスタート”. Sponichi Annex. (2015年2月12日) 2015年2月15日閲覧。
- ^ 1975年4月から続く長寿番組 「パネルクイズ アタック25」は 2021年秋 幕を閉じます 朝日放送テレビ株式会社、2021年7月2日配信 (PDF)
- ^ “アタック25:今週末最終回 歴代Pが語る、長寿番組になった理由<前編>「変わらないルール」が支持され46年”. MANTANWEB (株式会社MANTAN). (2021年9月24日) 2021年9月25日閲覧。
- ^ 負けるのは美しく(自著)「第1章 名もなき雑魚として」より[要ページ番号]
- ^ パネルクイズアタック25公式ファンブック 読めば25倍面白くなる(アタック25番組40周年特別委員会・編、講談社 2014年9月)4章「番組トリビアにアタック!」より[要ページ番号]。
- ^ 週刊現代 2011年7月9日号 p.170~173 北川大祐「感動の第2弾 父・児玉清 家族と過ごした「帰らない日々」」
- ^ “【エンタがビタミン♪】児玉清さん「泣く子も黙るキムタクなんだから出なさい」長女の説得でHERO出演を決めた。”. Techinsight (2011年5月20日). 2017年12月4日閲覧。
- ^ 2008年7月10日、日本経済新聞「交遊抄」への投稿より。
- ^ “歴代ディレクターからの祝辞”. 福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ. ニッポン放送 (2013年8月27日). 2017年12月4日閲覧。
- ^ “福山雅治、児玉清さんを偲ぶ「永遠に龍馬の父」”. オリコン (2011年5月22日). 2017年12月4日閲覧。
- ^ “サラメシ 2012年4月9日放送回”. gooテレビ (2012年4月9日). 2017年12月4日閲覧。
- ^ 週刊文春 2007-06-14 p.140~144「阿川佐和子のこの人に会いたい 第683回」
- ^ a b 東宝特撮映画全史 1983, pp. 536–537, 「主要特撮作品配役リスト」
- ^ “STEAM BOY”. メディア芸術データベース. 2016年8月17日閲覧。
- ^ 児玉清 - オリコンTV出演情報
- ^ お盆恒例ふるさとまつりが14・15日に - 柏崎日報(2009年8月11日)、2023年5月10日閲覧。
- ^ “【中江有里】児玉清さんから刺激を受けて作家デビュー 2作目の小説を上梓”. 夕刊フジ. (2013年2月28日) 2015年6月8日閲覧。
- ^ “児玉清さん、谷原章介の司会挑戦を後押し”. nikkansports.com. (2011年5月21日) 2015年2月15日閲覧。
固有名詞の分類
- 児玉清のページへのリンク