児玉源太郎と親族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 21:22 UTC 版)
「坂の上の雲 (テレビドラマ)」の記事における「児玉源太郎と親族」の解説
児玉源太郎(こだま げんたろう) 演:高橋英樹(10歳:黒濱優至) 好古在学時に陸軍大学校の教官を務め、好古が結婚する際には勧め仲人をしている。乃木希典とは親友で彼を「乃木のジジイ」と呼ぶ。 日露戦争開戦直前、参謀本部次長・田村怡与造の死により、事実上の降格人事を自ら引受ける形で参謀次長に就任。開戦直前、隠遁生活を送る乃木に現場復帰を要請した。 日露戦争では満州軍総参謀長を務める。当初は「竹矢来でも組んでおけばいい」と旅順要塞を軽視していたが、乃木の第三軍が多大な犠牲者を出したことで認識を改め、これ以上の犠牲を出さないため指揮系統を無視して第三軍の指揮に介入し、味方が進撃しながら援護砲撃するという作戦(いわいる同士討ち可能性が大きい)を断腸の思いで実施し、二〇三高地を陥落させる。また好古に秋山支隊を編成させロシア軍右翼を脅かすなど、満州における陸軍の作戦を主導する。奉天会戦の勝利を見届けると終戦工作に従事するため帰国した。 児玉久子(こだま ひさこ) 演:守田菜生 源太郎の姉。 野田(のだ) 演:中島陽典 児玉源太郎の秘書。
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