小鼓とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > > 楽器 > 打楽器 > 小鼓の意味・解説 

こ‐つづみ【小鼓】

読み方:こつづみ

打楽器の一。鼓の小型のもの。能や長唄囃子(はやし)などに用いる。右肩にのせ、左手調べ緒を持って右手で打つ。小胴(こどう)。


しょう‐こ〔セウ‐〕【小鼓】

読み方:しょうこ

小さなつづみ。こつづみ


小鼓

読み方コツヅミ

ポンポポン! という柔らかな音が響く楽器

の胴に、調緒(しらべお)という麻紐で、馬皮張って組み立てます。

演奏中に、皮を舐めたり、息を吹きかけるなどして湿らせつつ叩きます
叩くときに、皮を張っている調緒握り締めたり緩めたりすることで、音に変化をつけることができます
囃子方はやしかた)のひとつ。

» 画像についてはこちら
関連用語
囃子/笛/大鼓太鼓

▼小鼓の音を聞きたいなら、こちら。
音楽/囃子(能狂言)


小鼓

読み方:コツズミ(kotsuzumi)

作者 正富汪洋

初出 明治39年

ジャンル 詩歌集


(小鼓 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/18 01:43 UTC 版)

(つづみ)は、漢字文化圏特有の伝統的な楽器のひとつで、もっとも狭義には小鼓を指す。砂時計型、または木製、ドラム缶型の胴の両面にを張ってこれをで強く張る。緒は、能楽の世界では調緒(しらべお)または「調べ」という。この緒を締めたり緩めたりすることで音色を調節しながら、一方もしくは両方の革を手またはで打って演奏する。その形態によって小鼓、大鼓、太鼓羯鼓などがある。発音については、古代インド打楽器 dudubhi または dundubhi から出たという説と、中国の都曇鼓(つどんこ)の音から出たという説がある。




「鼓」の続きの解説一覧

小鼓(こつづみ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 02:24 UTC 版)

能楽」の記事における「小鼓(こつづみ)」の解説

小鼓は、製の砂時計型の胴に、表裏2枚の革(馬革鉄製の輪に張ってある)を置き、麻紐(「調緒(しらべお)」という)で締めあげた楽器である。左手調緒持ち右肩かついで右手打ち調緒のしぼり方、革を打つ位置打ち方強弱によって音階を出すことが出来るが、能では4種類の音(チ、タ、プ、ポ、という名前がつけられている)を打ちわける。演奏にはつねに適度な湿気が必要で、革に息をかけたり裏革張ってある調子紙(和紙小片)を唾でぬらしたりして調節する。「翁」を演じときには3名の連調となる。

※この「小鼓(こつづみ)」の解説は、「能楽」の解説の一部です。
「小鼓(こつづみ)」を含む「能楽」の記事については、「能楽」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「小鼓」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「小鼓」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



小鼓と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小鼓」の関連用語



3
小胴 デジタル大辞泉
100% |||||


5
一調一声 デジタル大辞泉
96% |||||

6
弟鼓 デジタル大辞泉
94% |||||

7
脇鼓 デジタル大辞泉
94% |||||

8
一調 デジタル大辞泉
70% |||||

9
70% |||||


小鼓のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小鼓のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
NPO法人せんすNPO法人せんす
Copyright(c) 2024 NPO Sense All rights reserved.
能の誘い
ヤマハミュージックメディアヤマハミュージックメディア
Copyright(C) 2000-2024 YAMAHA MUSIC MEDIA CORPORATION. All Rights Reserved.
ヤマハミュージックメディア音楽用語ダス
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鼓 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの能楽 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS