硫酸ニッケルとは? わかりやすく解説

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硫酸ニッケル(II)

(硫酸ニッケル から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 03:37 UTC 版)

硫酸ニッケル(II)

無水物

六水和物
識別情報
CAS登録番号 7786-81-4 , (無水物)
10101-97-0(六水和物)
10101-98-1(七水和物)
PubChem 24586
ChemSpider 22989 
UNII 4FLT4T3WUN 
EC番号 232-104-9
RTECS番号 QR9600000
特性
化学式 NiSO4
モル質量 154.75 g/mol(無水物)
262.85 g/mol(六水和物)
280.86 g/mol(七水和物)
外観 黄色固体(無水物)
緑色結晶(六水和物)
密度 3.68 g/cm3(無水物)
2.07 g/cm3(六水和物)
1.948 g/cm3(七水和物)
融点

> 100 °C(無水物)
53 °C(七水和物)

沸点

840 °C(無水物、分解)

への溶解度 650 g/L (20 °C)
775 g/L (30 °C)(七水和物)
溶解度 無水物
エタノールエーテルアセトンに不溶
六水和物
エタノールアンモニアに易溶
七水和物
アルコールに可溶
屈折率 (nD) 1.511(六水和物)
1.467(七水和物)
構造
結晶構造 立方晶系(無水物)
正方晶系(六水和物)
菱面体晶系(六水和物)
危険性
安全データシート(外部リンク) External MSDS
EU分類 Carc. Cat. 1
Muta. Cat. 3
Repr. Cat. 2
有毒 (T)
有害 (Xn)
刺激性 (Xi)
環境への危険性 (N)
EU Index 028-009-00-5
Rフレーズ R49 R61 R20/22 R38 R42/43 R48/23 R68 R50/53
Sフレーズ S53 S45 S60 S61
引火点 不燃性
半数致死量 LD50 264 mg/kg
関連する物質
その他の陽イオン 硫酸コバルト(II)
硫酸銅(II)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

硫酸ニッケル(II)(りゅうさんニッケル に、: nickel(II) sulfate)は、化学式が NiSO4 で表されるニッケル硫酸塩であり、無水物は緑黄色の結晶。6水和物は青緑色の針状の固体である。に溶けやすく、緑色の水溶液は酸性を示す。エタノールなどの有機溶媒には溶けない。加熱すると分解して三酸化硫黄酸化ニッケル(II)を生成する。ニッケルめっきに用いられるが、毒性があるので取り扱いには注意を要する。

反応

加熱すると分解して三酸化硫黄酸化ニッケル(II)を生成する。

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硫酸ニッケル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 08:00 UTC 版)

電解ニッケルめっき」の記事における「硫酸ニッケル」の解説

硫酸ニッケルはめっき浴のニッケルイオンの供給源および、硫酸イオンによる浴の導電性維持役割がある。硫酸ニッケルが不足すると、電流効率低減しエッジ部などの高電流部に焦げ生じやすくなる

※この「硫酸ニッケル」の解説は、「電解ニッケルめっき」の解説の一部です。
「硫酸ニッケル」を含む「電解ニッケルめっき」の記事については、「電解ニッケルめっき」の概要を参照ください。

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