U.3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 14:13 UTC 版)
概要
U.3とは、SSDをサーバーに接続するためのインターフェイス規格である。SNIAによりSFF-TA-1001として規格が定義されている。[1]
主にサーバーに組み込まれるエンタープライズ向けSSDに適用される規格であり、PCI Express (PCIe)・SAS・SATA通信をサポートしている。
PCIeの信号ラインと、SAS/SATAの信号ラインとが物理的に同じ信号線を利用している点が特徴である。
接続のためのコネクタ規格はSFF-8639であり、似た規格であるU.2と同じコネクタを使用できる。[2]
U.3は規格上U.2との完全な互換性はないものの、ベンダの実装依存により互換性がある場合がある。
U.2との相違点
- U.2ではSAS/SATA信号線とPCIe信号線が物理的に独立していたが、U.3では物理的に同一の信号線を用いて通信する。[1]
- SAS/SATA接続はU.2とU.3とで同一ピン番号の信号線が使用されるため互換性がある。
- PCIe接続はU.2とU.3とで異なるピン番号の信号線が割り当てられているため、完全な互換性はない。しかし、ベンダの実装依存によりU.2接続もサポートしている場合がある。
- 回路保護のために信号線上に必要なデカップリングコンデンサの数や容量値が、U.2とU.3とで異なる。[1]
- 一般的にU.2と比べU.3は追加の保護回路が必要になるため、信号ラインの波形品質が劣り高速動作に不向きである。
コネクタ
U.3の使用するコネクタはU.2と同一である。そのため、U.2をサポートするサーバーに搭載することが可能である。
ただし、PCIe接続での動作に互換性があるかは実装依存となる。
U.2と比較したU.3の利点
U.3対応サーバーはU.2対応サーバーと比べて少ない構成要素でシステムを作り上げることが可能である。
U.3対応のSSDはPCIeとSAS/SATA信号線が同一ラインを共有しているため、サーバー側の単一のコントローラーによってPCIe・SAS/SATAの制御が可能となる。[3]
脚注
- ^ a b c “SFF-TA-1001 Specification for Universal x4 Link Definition for SFF-8639”. 2023年8月26日閲覧。
- ^ “SFF-8639 Specification for Multifunction 6X Unshielded Connector”. 2023年8月26日閲覧。
- ^ “Evolving Storage with SFF-TA-1001 (U.3) Universal Drive Bays”. 2023年8月26日閲覧。
U3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/26 04:54 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動U3は、米サンディスクと米M-Systemsが設立した合弁事業が開発している、USBフラッシュメモリから起動するアプリケーションの管理、実行環境の標準仕様。
USBフラッシュドライブをストレージとして使うだけではなく、アプリケーション用プラットフォームとして活用することを目指している。
USBフラッシュドライブを装着すると、専用のランチャーソフト「LaunchPad」が自動起動し、そこからアプリケーションを起動できる。
U3規格に準拠するUSBフラッシュドライブでは、データ、電子メールやブックマーク、パソコンの動作設定などを安全に格納でき、ユーザーは不特定多数で共有しているようなパソコンでも安全に自身の環境を使ってアプリケーションを実行できるようになる。
2010年サンディスクはU3テクノロジーのサポートを終了した。
関連項目
外部リンク
U-3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 17:55 UTC 版)
プラーガと複数の生物の遺伝子を用いて生み出された合成生命体。各生物の特徴の調整が不完全なため、非常に歪で醜悪な姿となった。舌が異様に伸びた人間の上半身に昆虫の腹部を持ち、その巨体をトカゲのような4本の足で支えている。3段階に形態が変化し、第1形態は左腕の触手を鞭のように振り回し、相手に叩きつけたり首に巻き付けて頸椎をへし折る。第2形態は人間部分の背中から大型のプラーガが露出し、巨大なハサミのようなアゴで相手を切り裂く。ダメージによって人間部分が機能を失い、プラーガが直接肉体を制御しているのが第3形態で、巨大なアゴで地中を掘り進み、足元から奇襲攻撃を仕掛けてくる。
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