thuja plicataとは? わかりやすく解説

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ベイスギ


北米大陸アラスカ州南東部からカリフォルニア州北西部およびロッキー山系分布してます。ベイスギと呼ばれていますが、米国産のスギ類ではありません。日本ネズコあるいはクロベ:T.standishiiと同類で、しいて日本名をつけるとすればアメリカネズコと呼ぶべきでしょうまた、スギ特有の芳香はなく、別の芳香ありますので、すぐに別物であることがわかります。この木材は、耐久性が高いため、米国のある部族インディアン人々は、この木材使ってトーテムポール作ってます。

木材
心材の色は赤褐色で、このことから多分ベイスギの名が出たのでしょう。しかし、スギとは違って、色が不均一で、汚れたような感じ与えますこのために、表面に出るような用途使いにくいといえます。しかし、最近では、木材漂白および染色技術進歩して美しい材面に加工することが出来ます木材保存性は非常に高いです気乾比重平均値は0.38で、むしろ軽軟な木材です。加工容易な反面、強い木材ではありません。

用途
集成材の板、建築建具クーリングタワーの板、屋根柾(シングルウッドという別名をもつ理由)など、どちらかといえば耐久性が高いが強さをあまり必要としない用途用いられます。その結果一見しては、ちょっと天然スギ美しいスライスドベニヤのようなものが、ベイスギから作られるようになってます。製材の際に出来鋸屑のために、作業をする人々いわゆる“ベイスギぜんそく”がおきることが、大きな話題となったことがありました


米杉

読み方:ベイスギ(beisugi)

ヒノキ科園芸植物

学名 Thuja plicata


アメリカネズコ

(thuja plicata から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/27 00:07 UTC 版)

アメリカネズコ学名: Thuja plicata)は、裸子植物マツ綱ヒノキ科クロベ属(ネズコ属[15])に分類される常緑針葉樹の1種である。材はスギにやや似ており、木材業などではベイスギ(米杉)[注 2]とよばれることが多い。クロベ属の中では最も大きくなるであり、樹高70メートル、幹直径6メートルに達することがある。小枝は平面状に分枝し、十字対生する鱗片状のによって扁平に覆われる。"花期"は春、球果は秋に熟し、瓦重ね状の対生する鱗片状の果鱗からなる。北米西部のアラスカからカリフォルニア州北部に分布する。材は建築材などに広く利用されており、日本などへも多く輸出されている。自生地の先住民は、トーテムポールなどさまざまな形で利用していた。




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