In The Groove
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 08:51 UTC 版)
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ジャンル | ダンスシミュレーション |
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対応機種 | AC,PS2 |
開発元 | Roxor |
発売元 | Roxor(AC),RedOctane(PS2) |
人数 | 1 - 2人 |
稼働時期 | 2004- |
デバイス | 8フットパネル |
In the Groove(以下「ITG」)は、アメリカのゲームメーカーであるRoxor社が製造・販売している音楽ゲームである。 音楽に併せて上下左右のパネルをタイミングよく踏むことでプレイする、Dance Dance Revolution(以下「DDR」)と同じインターフェイスを持つゲームである。
概要
ITGは、改造した「Dance Dance Revolution」の筐体に「StepMania」をベースに開発したソフトを入れたゲームで、基本的な部分はDDRと似ているが、独自の部分も多数存在する。
「DDR EXTREME」以降DDRの開発がストップしたことにより、同シリーズのファンによって製作され、アメリカを中心に人気を博した。
筐体は、前述したDDR筐体を改造したものと、後述する理由により、Andamiro社との共同開発によって作成された新筐体の2つのタイプが存在する。
また、筐体のキャビネット部分にはUSB端子が搭載されており、そこに持参したUSBメモリを差し込み、それを介して記録の保存や、後述するCustom Songのプレイなどに利用することが出来る。
DDRとの差異
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プレイ画面
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ITGは、画面に表示される項目の構成がDDRと異なり、ダンスゲージは各プレイサイドの端に縦型のゲージで表示され、ステップゾーンの上部に現在の達成率が表示される。
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また、画面上部には楽曲名が書かれた横型のゲージが配置されており、目盛りの推移でプレイ中の楽曲の進行度を知ることが出来る。
- スコア方式
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ITGでは達成率方式が基軸に添えられており、流れてくる矢印ノートを正しいタイミングで踏んでいくことによって達成率が加算されていき、Miss判定を出した場合等は達成率が減少する。
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理論値は100%となっており、全ての矢印ノートをFantastic判定、全てのホールドアローでYeah!判定(DDRシリーズにおけるフリーズアローでのOK判定)を取り、なおかつ後述するマインノートを一切踏まないことで達成となる。
- ちなみにITGでの判定表示は、タイミングの正確な方からFantastic,Excellent,Great,Decent,Way Off,Missの順に表示される。
- マインノート
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地雷のような形をしたノートのことで、通常の矢印ノートと共に流れてくる。
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このノートがステップゾーンに重なった時に対応する方向のパネルを踏んでいた場合、爆発のエフェクトと共にダンスゲージと達成率が減少する。
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また、矢印ノートと同タイミングかつ同方向でなければどこにでも配置することができる為、譜面の読解を難しくしたり、マインノートで文字を描いている譜面もある。
- 3箇所以上のノートの同時配置
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ITGでは矢印ノートの同時配置数に制限が無く、同時に3箇所以上に矢印が流れてきたり、両足でホールドアローを踏んでいる途中に矢印ノートが流れてくる譜面も存在する。
- 公式の譜面においては、Bend Your MindのExpert Double譜面にて最大6箇所の同時配置が存在する。
- ロールアロー
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ITG2で追加されたノートで、ホールドアローに鋸のような刻み目を付けた形で表示される。
- 見た目はホールドアローに似ているが、一定の間隔内で足を離し連打するように踏み続けなければならず、足を置いたままにしていてもBad(DDRシリーズにおけるN.G.)と判定される。
- Custom Song
- ITG2の追加パッチによるバージョンアップ版から搭載された機能。
- 筐体のキャビネット部分に搭載されたUSB端子に、持参したUSBメモリを差してプレイすることで、StepManiaで譜面を作成した楽曲をプレイすることが出来る。
- DDRシリーズにおけるEDIT機能とは、譜面だけでなく楽曲も自由自在に設定出来るという決定的な差異点がある。
シリーズ作品
- アーケード
- In the Groove (2004年7月30日稼動開始)
- In the Groove 2 (2005年6月18日稼動開始)
- In the Groove 3 (開発中止)
- Pump It Up Pro (2007年7月稼動開始)
- Pump It Up Jump (2009年稼働開始)
- Pump It Up Pro 2 (2010年7月稼動開始)
- Pump It Up Infinity (2013年2月稼動開始)
- コンシューマ
- In the Groove(PS2) (2005年6月17日発売)
日本の設置店舗
World Game Circus(ワールド・ゲーム・サーカス)にITG2が設置されていたが、2021年10月12日をもって撤去[1]となり、日本での設置店舗は無くなった。
訴訟問題
2005年5月、コナミがDDRを違法に改造したとして米Roxor社を提訴。このためITG2、およびITG3は「Pump It Up」の製造元のAndamiro社と共同開発した筐体を使用している。その後、Roxor社が敗訴し、ITGの権利をコナミが取得することで両社は合意した為、続編の開発は中止された。しかし、Kyle Wardを中心としたITGの開発者の一部はFun in Motionという会社を設立、Andamiro社と協力の上Pump It Upの派生版である「Pump It Up Pro」が事実上の続編として発売され、シリーズ作品としてPro 2、Jump、Infinityが発売された。
Kyle Wardはその後iDanceと呼ばれるITGに似た最大32人のフィットネス向けダンスゲームを開発。Step Revolution[2]を立ち上げ、「ReRave」「DittoBeat」「ReRave Plus」を開発した後、2024年2月現在はStepManiaXを開発している。
脚注
- ^ “21/10/11 筐体撤去|WGC_TENCHO|note”. note(ノート). 2023年1月30日閲覧。
- ^ “"Company - Step Revolution LLC"” (英語). 2023年1月30日閲覧。
関連項目
「In The Groove」の例文・使い方・用例・文例
- バンクーバー― マレーシアに拠点を置くBaronホテルグループはHoward Hotels Internationalを買収する交渉を行っている。
- さまざまな事業:Powersさんは、センターの青少年バスケットボールプログラムがBrookville Inquirer の記事内で最近、賞賛されたと知らせた。
- 会社の福利厚生の一部として、Adler Industriesの社員は、街のフィットネスセンターで会員権の割引を受ける権利があります。
- 先日は、Melodia Industriesの営業担当者の職にご応募いただき、ありがとうございます。
- 御社よりInglis博物館へ、引き続きご支援いただきありがとうございます。
- 博物館の後援者として、Commonwealth Industries社員の皆様は入場料が半額となります。
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- HIVを治療する際に使われる弱いプロテアーゼ阻害剤(商品名Invirase)
- The Malay Times に掲載されていた、非常勤の下級アナリストの職に関する広告についてご連絡を差し上げています。
- ‘They are flying kites.' はあいまいな文である.
- 話し中です (《主に英国で用いられる》 The number's engaged.).
- 名詞相当語句 《たとえば The rich are not always happier than the poor. における the rich, the poor など》.
- 総称単数 《たとえば The dog is a faithful animal. の dog》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- 王立オペラ劇場 《the Covent Garden Theatre のこと》.
- 英国学士院 (The Royal Society)の会報.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- 『Scotish』は、『The Scottish Symphony』や『Scottish authors』、あるいは、『Scottish mountains』のような、より正式な言葉遣いの傾向がある
- STD(神学博士)はラテン語のSanctae Theologiae Doctorに由来する
- 『The boy threw the ball(少年がボールを投げた)』は、能動態を使う
固有名詞の分類
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