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セミオートマチックトランスミッション
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/25 13:43 UTC 版)
セミオートマチックトランスミッション(英: Semi-automatic transmission、セミAT)は、車両のトランスミッションの一種で、その操作の一部(典型的にはクラッチの動作)が自動化されているが、停止からの発進や手動でのギア変更のために運転手の入力が必要である。セミオートマチックトランスミッションはもっぱらオートバイで使われた。従来型のマニュアルトランスミッションやシーケンシャルマニュアルトランスミッションに基づいているが、自動クラッチシステムを使用する。しかし、セミオートマチックトランスミッションの中には、トルクコンバータと遊星歯車機構を使用する標準的な油圧制御式オートマチックトランスミッションに基づくものもある[1][2]。
注釈
- ^ 運転席にクラッチペダルがなく、アクセルとブレーキの2つのペダルだけでありながら、手動で変速操作をしなければならないため。
- ^ 手動でギヤ比を選択できる機能も持っているものもある。
- ^ 単純に「ギアの全段を任意選択可能なシフトゲートを備えたもの」まで対象範囲を広げた場合、1960年代にアメリカ車で社外品として流行したハースト・パフォーマンス社製「His and Hers」デュアルゲート・シフターや、ホンダマチックのようなフルATも含まれうる。
- ^ 日本では1960年代の日野・コンテッサやスバル・360、スバル・レックス(初代、550cc後期型)、日産・チェリー(F10系)、日産・パルサー(N10系)の例がある。
- ^ スズキの登録商標(第5739263号)。
出典
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- ^ “UD Trucks - 燃費効率 Quon CD”. UDトラックス株式会社. 2015年2月26日閲覧。[リンク切れ]
- ^ http://world.honda.com/motorcycle-technology/hondamatic/p3.html[リンク切れ]
- 1 セミオートマチックトランスミッションとは
- 2 セミオートマチックトランスミッションの概要
- 3 歴史
- 4 市販車での採用例
- 5 モータースポーツでの利用
DFN (Dual Flatpack No-leaded)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:22 UTC 版)
「パッケージ (電子部品)」の記事における「DFN (Dual Flatpack No-leaded)」の解説
LLPと良く似た構造の薄型・板状パッケージで、LLPと同様の特徴を持つCSP用パッケージ。パッケージの2辺または4辺にパッドを備え、底面に放熱パッドを持つ。1辺にのみパッドのあるものもある。4辺に端子のあるものはQFNとも呼ばれるが、これはLLCCの別名でもあり混同を避けるために全てDFNと呼ぶことも多い。LLPとの構造上大きな相違点は、LLPの端子パッドがあらかじめ整形されてモールドの中に埋め込まれているのに対し、DFN/QFNではSOJのように側面から引き出した板状の端子を内側に折り曲げてパッドとしている点である。LLPが基本的にナショナルセミコンダクター社の製品のみで使われるのと異なり、DFNは多くの半導体メーカーで広く使われている。厚みは0.75mmが標準だが、より薄型化されたものもある。DFNとLLPのランドパターンは互換性がある場合も多く、一部のものはJEDECの規格で同じとされているが、DFNのピン数の多いものや小型サイズのものはJEDECの規格外のものが多く、互換性がない場合が多い。DFNは多くのメーカーで使われているため、LLPと比べてサイズ・端子のバリエーションが非常に多い。
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dfn
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:03 UTC 版)
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