WH社とは? わかりやすく解説

WH社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 07:00 UTC 版)

マスター・コントローラー」の記事における「WH社」の解説

GE社ライバルであったWH社も、少し遅れて電気鉄道向け機器開発乗り出し電空単位スイッチ1904年実用化した。これは総括制御必要なもう一つ技術である空気ブレーキ開発知られるウェスティングハウスならではのアイデアで、ブレーキ用い空気圧制御制御器に応用したものであったブレーキ制御器で極力機構を共通・統合化しよう、というこのWH社の設計コンセプトは、やがてブレーキ電空同期実現するSMEE/HSC-D発電制動連動型電磁直通ブレーキ開発経てワンハンドルマスコン嚆矢となったシネストン・コントローラー(後述)の完成絶頂迎えた。 WH社(およびそのライセンス受けて製品製造した三菱電機)の場合、その型番体系は非常に合理的、かつシステマティック整理されており、以下の各種記号組み合わせたモデル存在した。 H Hand acceleration : 手動進段 A Automatic acceleration : 自動進段 L Line voltage : 架線電圧動作 B Battery voltage : 低電圧動作 M M compatible : GE社Mコントロール互換日本ではMultiple notch : 多段進段 F Field tupper : 弱め界磁機能 S Spotting : スポッティング付き 例えば、手動進段・架線電圧動作場合HL自動進段・低電圧動作弱め界磁機能・Mコントロール互換(多段進段)の場合はABFM、自動進段・低電圧動作スポッティング付き場合ABSとなる。

※この「WH社」の解説は、「マスター・コントローラー」の解説の一部です。
「WH社」を含む「マスター・コントローラー」の記事については、「マスター・コントローラー」の概要を参照ください。

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