TreeView.OnTreeNodePopulate メソッド
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文
データのサイズやカスタム コンテンツがユーザーの入力に依存する場合もあるため、ツリー構造をあらかじめ静的に定義するのは現実的ではありません。このため、TreeView コントロールはノードへの動的なデータ設定をサポートしています。ノードの PopulateOnDemand プロパティが true に設定されたノードは、実行時にノードが展開された時点でデータが設定されます。
ノードに動的に値を代入するには、まずノードの PopulateOnDemand プロパティを true に設定します。次に、プログラムによってノードに値を設定する TreeNodePopulate イベントのイベント処理メソッドを定義します。通常、イベント処理メソッドはデータ ソースからノード データを取得して、データをノード構造に配置し、値が設定されるノードの ChildNodes コレクションにそのノード構造を追加します。TreeNode オブジェクトを親ノードの ChildNodes コレクションに追加すると、ノード構造が作成されます。
メモ |
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ノードの PopulateOnDemand プロパティが true に設定されている場合、ノードには動的に値が設定される必要があります。ノードの下に別のノードを宣言によって入れ子にすることはできません。それ以外の場合、ページでエラーが発生します。 |
サポートされるブラウザ (Microsoft Internet Explorer 4.0 以降と互換性があるブラウザ) では、クライアント側のノードへのデータ設定も利用できます。この機能を有効にすると、TreeView コントロールによって、クライアント上のノードが展開された時点でそのノードに動的にデータが設定され、サーバーへのポストバックが不要になります。クライアント側のノードへのデータ設定の詳細については、PopulateNodesFromClient のトピックを参照してください。
イベントが発生すると、デリゲートを使用してイベント ハンドラが呼び出されます。詳細については、「イベントの利用」を参照してください。
OnTreeNodePopulate メソッドを使用すると、デリゲートを結び付けずに、派生クラスでイベントを処理することもできます。派生クラスでイベントを処理する場合は、この手法をお勧めします。
継承時の注意 派生クラスで OnTreeNodePopulate メソッドをオーバーライドする場合は、登録されているデリゲートがイベントを受け取ることができるように、基本クラスの OnTreeNodePopulate メソッドを呼び出してください。Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
- TreeView.OnTreeNodePopulate メソッドのページへのリンク