SoftBank時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/23 22:20 UTC 版)
「Yahoo!ケータイ」の記事における「SoftBank時代」の解説
2006年10月より、Yahoo!ケータイへ一新された。トップページがYahoo!そのものになり、ソフトバンク携帯電話にはY!ボタンを設置し、ワンタッチで携帯版Yahoo! JAPANにつながることが特徴的である。天気予報・株価・ニュースがすぐに見られるというのがメリットである。なお、翌2007年5月にはYahoo!動画(ベータ版)も見られるようになった。競合他社のi-modeやEZwebと比べてコンテンツ量の差は少なくなったが、勝手サイトについては他社より厳しい1ページあたり300KB(正確には307KB)までしか読み込めない制限がある。 Yahoo!ケータイへの変更当初は、ゴールドプランなどを契約するSoftBank 3GユーザのうちS!ベーシックパックを契約していない回線では、Y!ボタンを押しその先のなんらかのリンクをクリックするとS!ベーシックパック(315円/月)の契約が成立するとされたことから、一部にはツークリック詐欺ボタンなどと揶揄された。 Yahoo!ケータイトップページの内容は、サービス開始の2006年10月から2008年6月までは、2007年12月までPC版Yahoo! Japanで使用されていたデザインに基づいていた。2008年1月にPC版Yahoo! Japanは本家(アメリカ)Yahoo!と同様のデザインにリニューアルされたが、Yahoo!ケータイはそのままだった。その後、2008年7月に現在のPC版に近いデザインに変更された。 Yahoo!ケータイの3G専用サービスについてはSoftBank 3Gを参照。 アドレスは「任意の文字列@softbank.ne.jp」。ただしiPhoneでは、MMS用のアドレスとは別途の専用アドレスとして「任意の文字列@i.softbank.jp」が当てられる(即ち、2種類のアドレスが割り当てられる)。 同社サービスの独特な仕様として、SSL接続のページ(「https://〜 」 で始まるページ)にアクセスする際には、原則として自動的に同社が用意するSSLゲートウェイサーバ(secure.softbank.ne.jp)経由の接続になるという特徴がある(HTML内のリンクなども自動的に同サーバ経由のリンクに書き換えられる)。しかしこの仕様は同社独特のもののため携帯サイトの開発者側で特別な対応が必要になることに加え、非SSL状態とSSL状態でCookieの共有ができないことなど一部問題もあることから、同社では2011年1月末でSSLゲートウェイを原則廃止する方針を明らかにしている。ただし、結果的にこれが実行に移されたのは、2011年6月30日となった。
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