sniffer
「sniffer」の意味・「sniffer」とは
「sniffer」とは、一般的には「嗅ぎつける者」や「嗅ぎ鳥」を指す英語の単語である。しかし、コンピュータ科学の世界では、ネットワーク上のデータパケットを嗅ぎつけて捕捉・分析するソフトウェアツールのことを指すことが多い。このツールは、ネットワークの問題解析やセキュリティ監視、不正アクセスの検出などに使用される。「sniffer」の発音・読み方
「sniffer」の発音は、IPA表記では /ˈsnɪfər/ となる。IPAのカタカナ読みでは「スニファ」、日本人が発音するカタカナ英語では「スニッファー」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「sniffer」の定義を英語で解説
A "sniffer" is generally defined as "one who sniffs" or "a sniffing animal". However, in the field of computer science, it often refers to a software tool that sniffs out, captures, and analyzes data packets on a network. This tool is used for network problem analysis, security monitoring, and detection of unauthorized access.「sniffer」の類語
「sniffer」の類語としては「packet analyzer」や「network analyzer」が挙げられる。これらはいずれもネットワーク上のデータパケットを捕捉・分析するツールを指す言葉である。「sniffer」に関連する用語・表現
「sniffer」に関連する用語としては、「packet」、「network」、「analyzer」などがある。これらは「sniffer」が機能するための基本的な要素や、その動作を理解するために必要な概念である。「sniffer」の例文
以下に、「sniffer」を用いた例文を10個示す。 1. The sniffer detected an unauthorized access to the network.(スニッファーはネットワークへの不正アクセスを検出した。) 2. We use a sniffer to analyze the network traffic.(私たちはネットワークのトラフィックを分析するためにスニッファーを使用する。) 3. The sniffer tool helps us identify potential security threats.(スニッファーのツールは、私たちが潜在的なセキュリティの脅威を特定するのに役立つ。) 4. The sniffer captured all the packets passing through the network.(スニッファーはネットワークを通過するすべてのパケットを捕捉した。) 5. The data from the sniffer was used to troubleshoot the network issue.(スニッファーからのデータは、ネットワークの問題を解決するために使用された。) 6. The sniffer software is an essential tool for network administrators.(スニッファーのソフトウェアは、ネットワーク管理者にとって必要不可欠なツールである。) 7. The sniffer provides detailed information about the data packets.(スニッファーは、データパケットに関する詳細な情報を提供する。) 8. The sniffer can detect anomalies in the network traffic.(スニッファーは、ネットワークのトラフィックの異常を検出することができる。) 9. The sniffer is used to monitor the network for potential threats.(スニッファーは、潜在的な脅威を監視するためにネットワークで使用される。) 10. The sniffer tool is a key component of our network security system.(スニッファーのツールは、私たちのネットワークセキュリティシステムの重要な要素である。)スニッファー【sniffer】
読み方:すにっふぁー
《「においをかぎ出す人」の意》ネットワークアナライザー2に同じ。
LANアナライザ
(Sniffer から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 13:43 UTC 版)
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この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2021年9月)
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LANアナライザ(ラン アナライザ)はプロトコルアナライザの一種で、LAN上を通過するトラフィックを監視するための装置である。
製品としては測定用のハードウェアと解析機能が一体となったものや、汎用的なPCで動作するソフトウェアがある。ネットワーク上のトラフィックを特定の通信プロトコルや他の仕様に従って翻訳することが可能で、通信プロトコルの状態や上位レイヤのコンテンツを解読したり分析したりできる。
「パケットアナライザ」や「ネットワークアナライザ」と呼ばれる事もある。また「Sniffer(スニファ)」とも呼ばれることがある [1]。
概要
有線LANでLANアナライザを利用する場合は、観測対象のトラフィックをネットワークの配置や構造に応じてLANアナライザが取得可能であるようにする必要がある。かつて用いられたバス型の場合は伝送媒体の物理層のケーブルを共有するようにLANアナライザを配置する。スター型LANのHUBの場合はデータリンク層を共有するように空きポートにLANアナライザを接続する。 近年標準的となっているLANスイッチの場合はモニタリングポートを構成し、観測対象のトラフィックをLANアナライザを接続したポートに共有して流れるようにする。 無線LANでは物理層となる空間の電波伝播を共有しているため、有線LANのようにネットワークの配置や構造を考慮する必要はない。
有線ネットワーク、無線ネットワークともに、他のマシンに出入りするトラフィックを受け取るためには、全てのデータを受信可能とするプロミスキャス・モード(無差別モード)で動作させる必要がある。ネットワークデバイス・ドライバーによって、このモードをサポートしていないものもある。
初期には単に物理層の信号をデジタルデータ列として直接出力するものが多かったが、後にパケットの内容を解析して翻訳しより理解しやすい形で表示するものが登場している。どこまでがプロトコルヘッダであるかといった情報を視覚的に表示するもの、DNS関連のパケットであれば名前解決の要求であるのか応答であるのかなど、SNMP関連のパケットであればASN.1の解析と表示などが代表例として挙げられる。
LANアナライザの利用用途
LANアナライザはLAN上を流れるトラフィックを観測するもので、次のような用途で用いられる。
- ネットワーク利用を調査する
- ネットワークに関するトラブルシューティング
- ネットワークに侵入する試みを検知する
- ネットワークユーザの行動を監視し、パスワード等の秘密の情報を盗む
- ネットワーク上で用いられるプロトコルをリバースエンジニアリングする
代表的なLANアナライザ
- Sniffer Portable Professional
- Sniffer Adaptive Application Analyzer
- tcpdump
- Wireshark
- Ettercap
- dSniff
- OmniPeek
- EtherPeek
- AiroPeek
- PRTG
- Ngrep
- Xplico
- Narus
- NetVCR (アプライアンス型)
- ClearSight (ソフトウェアもしくはアプライアンス型)
- Colasoft Capsa
外部リンク
- 各アナライザの公式サイト:
- Wireshark公式サイト
- NetScout – Sniffer (the original packet sniffer)
- Ethereal
- CommView
- Ultra Network
- Packet sniffer
- WinDump
- Analyzer
- Packetyzer
- IPDump2, a portable packet sniffer
- WildPackets EtherPeek and AiroPeek
- WildPackets EtherPeek and AiroPeek
- PacMon公式サイト
- Freepeek公式サイト
- NiKSUN NetVCR ネットワークアナライザ
- ClearSight公式サイト
- Colasoft Capsa公式サイト
脚注
- ^ この語は、英語のスニッフ(sniff、においなどを嗅ぐ)に由来しており、ネットワークを通過するトラフィックを嗅ぎ取ることから命名されている。「Sniffer」はNetScout Systems(旧:Network General)が1991年5月28日米国で登録商標を取得している。
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