shut
別表記:シャット
「shut」とは、閉まる・閉めるという動作もしくは閉まっている状態を表す英語表現である。
過去形も過去分詞も、現在形と同じ「shut」なので注意が必要である。
「shut up」とは、「口を閉じろ」つまり「黙れ、しゃべるな」と相手に命令する英語表現である。非常に強い言葉であるため、フォーマルな場面ではおろか、日常生活でも使わない方が好ましい。しかし、最近は若者の間で「マジで?!」という驚きを表す表現としても用いられることがある。
一方で、「戸締りする」「密閉する」「閉じ込める」などの意味もある。
「shut down」とは、「閉鎖する」や「(コンピューター)を停止させる」という意味の英語表現である。日本語でもパソコンの電源を切る際に「シャットダウンする」と言うように、日本でも広く浸透し馴染みのある言葉になっている。
「shut-eye」とは、「睡眠」のことである。「I need to get some shut-eye(少し眠りたい)」のように、口語で用いることが多い。
他動詞として用いた場合、「I shut the door quickly.(私は素早くドアを閉めた)」「It's cold, so shut that window quickly.(寒いからすぐに窓を閉めて)」のように、「閉められる対象」を必要とする。この例文では閉められる対象はドアや窓。
自動詞として用いた場合、「The door shuts automatically.(そのドアは自動ドアである)」のように、「閉まるもの」が主語になる。
形容詞としての用法は、「The door is shut properly.(ドアはきちんと閉まっている)」「The banks are shut on weekends.(銀行は週末は休みである)」のように、「閉まっている状態」を表現する際に用いられる。
「shut」に名詞としての用例はあまりないが、派生語の「shutter」は「pull down the shutter(シャッターを下ろす)」「press the shutter(カメラのシャッターを押す)」など、お店が閉店時に下ろす「シャッター」やカメラ用語の「シャッター」といった、カタカナ語として日本人の生活に溶け込んだ語を示す英単語である。(「shatter(粉々にする)」と混同しないように注意)
「shut」とは、閉まる・閉めるという動作もしくは閉まっている状態を表す英語表現である。
「shut」とは・「shut」の意味
「shut」は、「閉まる」や「閉める」を意味する動詞として使用される場合と、「閉じた」という状態を表す形容詞として使用される場合がある。この単語で表現できる「閉じる」ものは扉やフタにとどまらず、目や口・本・店など、多岐にわたる。名詞としての用例は稀であるが、「閉じること」・「(金属の)継ぎ目」といった意味で用いられることがある。「shut」の発音・読み方
「shut」の発音記号は、/ʃʌt/である。日本語で表記する場合は、「シャット」となるが、「ト」はハッキリとは発音せず、弱く「トゥ」と発音する。「shut」の活用変化一覧
三人称単数現在 shuts、過去形 shut、過去分詞 shut、現在進行 shutting過去形も過去分詞も、現在形と同じ「shut」なので注意が必要である。
「shut」の語源・由来
「shut」は、「素早く閉める」「かんぬきをする」という意味の古英語「scyttan」、中世英語「shitten,shetten」が語源となっている。「口を閉ざす」「出入りを防ぐ」といった用例は14世紀半ばから見られ、15世紀後半までに「閉じて」という形容詞としての用法が記録されている。「shut」の対義語
「shut」の対義語は、「開ける」を意味する「open」である。「shut」の類義語
shutの類義語と言えば「閉める」を意味する単語で「close」がある。「shut」と「close」の基本的な意味は同じだが、「shut」は勢いよくピシャリとドアを閉めるニュアンスを含んでいる。また、「shut」は形容詞として用いても「shut」のままだが、「close」は形容詞として使用する場合「closed」に形が変わる。これは、どちらも「閉じた」を意味する過去分詞から出来上がった形容詞であるが、「shut」の過去分詞は「shut」であり、「close」の過去分詞は「closed」であることに起因している。「shut」を含む英熟語・英語表現
「shut up」とは
「shut up」とは、「口を閉じろ」つまり「黙れ、しゃべるな」と相手に命令する英語表現である。非常に強い言葉であるため、フォーマルな場面ではおろか、日常生活でも使わない方が好ましい。しかし、最近は若者の間で「マジで?!」という驚きを表す表現としても用いられることがある。
一方で、「戸締りする」「密閉する」「閉じ込める」などの意味もある。
「shut down」とは
「shut down」とは、「閉鎖する」や「(コンピューター)を停止させる」という意味の英語表現である。日本語でもパソコンの電源を切る際に「シャットダウンする」と言うように、日本でも広く浸透し馴染みのある言葉になっている。
「shut-eye」とは
「shut-eye」とは、「睡眠」のことである。「I need to get some shut-eye(少し眠りたい)」のように、口語で用いることが多い。
「shut」の覚え方
「shut」の覚え方は、「(勢いよく)閉める」という「shut」の意味と組み合わせて、「シャッと閉める」と覚える。「shut」の使い方・例文
動詞としての用法は、「閉める」という他動詞としての用法と、「閉まる」という自動詞としての用法の二種類ある。他動詞として用いた場合、「I shut the door quickly.(私は素早くドアを閉めた)」「It's cold, so shut that window quickly.(寒いからすぐに窓を閉めて)」のように、「閉められる対象」を必要とする。この例文では閉められる対象はドアや窓。
自動詞として用いた場合、「The door shuts automatically.(そのドアは自動ドアである)」のように、「閉まるもの」が主語になる。
形容詞としての用法は、「The door is shut properly.(ドアはきちんと閉まっている)」「The banks are shut on weekends.(銀行は週末は休みである)」のように、「閉まっている状態」を表現する際に用いられる。
「shut」に名詞としての用例はあまりないが、派生語の「shutter」は「pull down the shutter(シャッターを下ろす)」「press the shutter(カメラのシャッターを押す)」など、お店が閉店時に下ろす「シャッター」やカメラ用語の「シャッター」といった、カタカナ語として日本人の生活に溶け込んだ語を示す英単語である。(「shatter(粉々にする)」と混同しないように注意)
「shut」の例文・使い方・用例・文例
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