STARLIGHT (吉井和哉のアルバム)とは? わかりやすく解説

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STARLIGHT (吉井和哉のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 00:47 UTC 版)

STARLIGHT
吉井和哉スタジオ・アルバム
リリース
録音

アメリカ合衆国

日本

  • みかんスタジオ(仮)
ジャンル ロック
時間
レーベル TRIAD / 日本コロムビア
プロデュース 吉井和哉
チャート最高順位
吉井和哉 アルバム 年表
ヨシー・ファンクJr. 〜此レガ原点!!〜
2014年
STARLIGHT
2015年
SUPERNOVACATION
2015年
『STARLIGHT』収録のシングル
  1. クリア
    リリース: 2015年1月28日
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STARLIGHT』(スターライト)は、吉井和哉の7枚目のオリジナルアルバム2015年3月18日日本コロムビアから発売された。

解説

オリジナルアルバムとしては『The Apples』以来約4年ぶりとなるアルバム。また、バンド時代の古巣となる日本コロムビア内のレーベル・TRIADに移籍後、初のアルバム。

アルバムのジャケットはシングル『クリア』に続き、糸山泉がデザインを手がけている。

シングル『クリア』とのW購入応募特典として、抽選で2000名に「吉井和哉 手形レプリカ」がプレゼントされた。

プロモーション企画として、通例、東京や大阪の繁華街のみで走行することの多いアドトラックが、日本全国の11都市を1台で、本作の全曲を流しながらキャラバンする「STARLIGHT“一番星”TOUR」が実施された。

カバーアルバム『ヨシー・ファンクJr. 〜此レガ原点!!〜』から立て続けに制作された。本作はカバーアルバムと対になるようなアルバムで、洋楽の原点を消化した[1]。 カバーアルバムが手応えのある作品になったことで逆にプレッシャーになり、また、50歳以降の吉井和哉をどう描いていくかで歌詞に悩んだというが、アルバムが完成し改めて聴きなおしたとき、いままで表に出さなかった幼少期の吉井和哉や、THE YELLOW MONKEY時代の吉井和哉、ソロになってからの吉井和哉がブレンドされ、新しい吉井和哉が表現できていたことに気づいたという[2]

楽曲について

  1. Hattrick'n
    新五捕物帳」「大江戸捜査網」などの時代劇をイメージした。仮タイトルは「くのいち」で、その後「ハットリ君」から現在のものとなった[2]。読み方は「ハットトリッキン」。
  2. (Everybody is)Like a Starlight
    アルバム名の由来になった曲[3]。リードトラックとしてPVが製作された。
  3. You Can Believe
    最初はすごくファンタジーな歌詞だったというが年齢的に無理があると思い、その後「思いつく言葉がない」というところから歌詞を書き直したところ、スラスラと言葉が出てきたという[2]
  4. 紅くて咲こうとした恋の
    Vシネマのタイアップをイメージして作った曲[2]
  5. TOKYO NORTH SIDE
    俳優・山田孝之のドキュメンタリードラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』(テレビ東京系)エンディングテーマ。作詞は山田孝之。山田が持ち込んだ詞に吉井が曲をつけて出来上がった曲。ドラマで使用されているバージョンは山田が歌唱、吉井が全演奏をしている。
  6. 迷信トゥゲザー
    ビートルズカム・トゥゲザースティーヴィー・ワンダー迷信がモチーフになっている。
  7. Route69
    『ヨシー・ファンクJr. 〜此レガ原点!!〜』と並行して制作された楽曲ということもあり、昭和歌謡を意識している。
  8. Step Up Rock
    ラモーンズダムドのような、若者にむけて歌うパンク・ロックバンドをイメージして作られた。人生の半ばで過去も未来もみえるような立場になった吉井が、いまの少年たちにむけて歌った曲という[1]。吉井のなかではこのような曲を「老(おい)パンク」と呼んでいるそう。
    歌詞は吉井の十代のころの原体験が綴られている。
  9. STRONGER
    ジョン・レノンの楽曲「マザー」がモチーフになっている。吉井曰く、少年吉井和哉を引っぱり出して歌わせた曲[2]
    終盤に入ってくる音はある賛美歌の動画の音声で、その動画を曲頭から同時に再生し途中から音を混ぜてみたところ面白い音像になったという。
  10. クリア
    13thシングル。シングル曲がオリジナルアルバムのラストを飾るのは吉井のソロ作品では初めてのこと。

収録曲

CD
通常盤・初回限定盤
全作詞・作曲: 吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之)、全編曲: 吉井和哉。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「Hattrick'n」吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之
2.「(Everybody is)Like a Starlight」吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之
3.「You Can Believe」吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之
4.「紅くて咲こうとした恋の」吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之
5.「TOKYO NORTH SIDE」吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之
6.「迷信トゥゲザー」吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之
7.「Route69」吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之
8.「Step Up Rock」吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之
9.「STRONGER」吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之
10.クリア吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之吉井和哉(#5のみ作詞: 山田孝之
合計時間:
初回限定盤DVD
2014.12.28 NIPPON BUDOKAN
YOSHII KAZUYA SUPER LIVE 2014 ~此コガ原点!!~
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.WEEKENDER  
2.VS  
3.シュレッダー  
4.MUSIC  
5.点描のしくみ  
6.ビルマニア  
7.襟裳岬(コーラスとして、八千代少年少女合唱団、伊達市立伊達東小学校のみなさんが参加している。)  
8.アバンギャルドで行こうよ  
9.SUCK OF LIFE  
10.FINAL COUNTDOWN  
11.「クリア」  
12.「ボンボヤージ」  
合計時間:

参加ミュージシャン

初回限定盤DVD
2014.12.28 NIPPON BUDOKAN YOSHII KAZUYA SUPER LIVE 2014 ~此コガ原点!!~

  • 吉井和哉 - ボーカル、ギター、タンバリン
  • 日下部正則 - ギター
  • 吉田佳史(TRICERATOPS)- ドラムス
  • 鶴谷崇 - キーボード
  • 三浦淳悟 - ベース

脚注

  1. ^ a b FM802 「BRIGHT MORNING」2015年3月27日
  2. ^ a b c d e 「Talking Rock!」2015年4月号
  3. ^ TOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」2015年3月2日



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