STARLESSとは? わかりやすく解説

STARLESS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 14:42 UTC 版)

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STARLESS
対応機種 Windows XP/Vista/7
(7は64ビットに対応) 日本語版
発売元 Empress[1]
株式会社ウィルプラス
ディレクター 聖少女[2]
キャラクターデザイン 聖少女(背景・原画も兼任)[2]
シナリオ 聖少女[2]
音楽 あるるかん
ジャンル 21st Century nymphomaniacs AVG[3][1]
発売日 2011年5月27日パッケージ版[1][3]
2011年8月12日ダウンロード版[4][5]
レイティング 18禁
キャラクター名設定 不可
エンディング数 10
セーブファイル数 200
メディア DVD-ROM
画面サイズ 1024×768 / High Color以上
BGMフォーマット Ogg Vorbis
キャラクターボイス 女性のみフルボイス
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり(既読/すべて)
オートモード あり
テンプレートを表示

STARLESS』(スターレス)は、株式会社ウィルプラスEmpressブランドより2011年5月27日に発売されたアダルトゲームソフトである[6][2]

本作は、原画家として知られる聖少女が、企画・シナリオ・背景・CG監修を手がけており、Hシーンの内容は聖少女が得意とする女性上位を中心としたマニアックなものとなっている[2]

2006年の制作発表[7]から幾度となく発売延期を繰り返していたが、最終的に2011年5月27日パッケージ版[3]、同年8月12日にダウンロード版[4][5]が発売された。2012年3月29日にはDVDプレイヤーズゲーム版が、株式会社アクラスの「アイチェリー」ブランドより発売された[8][9][10]

2011年度の「萌えゲーアワード」では、メディア支持賞部門の金賞を受賞した[11]

メディアバンクからアダルトアニメ版も発売されている[12][13][14][15]

ストーリー

夏休みバイトを探していた主人公・沢渡幸人は高額な給料に惹かれ、とある屋敷で住み込みの使用人をすることにした[10][6][16]。そして仕事始めの日、同時に採用されたという少女・御手洗優奈と共に、彼は山奥にある間宮家の屋敷を訪れる[6][16]。そこで彼は、来て早々色欲に狂った雇い主一家から卑猥な質問と回答に対する罵倒を受ける[10]。だが、一家が彼の陰茎を目にするや否や、一転して彼のそれを絶賛し[17]、最終的に彼を採用する[18]

エンディング

黒いビデオレター
研修の最終日、優奈は麻理絵の策略によって高価な壺を割ってしまい、屋敷に取り残される。
その後、優奈が凌辱される様子を収録したビデオレターが幸人のもとへ数回にわたって送られる。
新たな飼い主
研修の最終日、幸人は麻理絵の策略によって高価な壺を割ってしまい、 麻理絵の友人である君嶋へ売り払われる。
君嶋家の使用人は男ばかりであり、間宮家での生活に慣れていた幸人は少々不満に思う。
だが、その中には、間宮家の元使用人で、男性器を残したまま女性化手術を受けていた者がいた。幸人は「彼女」を欲求不満のはけ口にするのであった。
汚れた花嫁
研修の最終日、優奈は麻理絵の策略によって高価な壺を割ってしまい、性奴隷としてオークションにかけられる。
幸人はなけなしの金で優奈との婚約権を得るも、性交渉をするための権利は別の人間が落札していたため、それらの権利をすべてクリアするためには2、3年はかかると麻理絵から告げられる。
終わらぬ悪夢
研修期間を終えた幸人と優奈は麻理華から貰った車で帰ろうとする。だが、その車に細工が施されており、二人は事故に遭う。さらに悪いことに、退院した二人は家畜として飼い殺しにされる。
悪の華
幸人は幸恵から間宮家の財産を盗む計画を持ちかけられ、一度はそれに乗るも、途中で寝返り、間宮家に告げ口する。
幸恵は文字通り人間便器にされた一方、幸人は幸恵の悪事を阻止したことが評価され執事へと昇格した。
新世界
幸人と優奈は二週間の研修期間を終え、無事に帰還することが出来た。同棲生活を始めた二人は、濃厚で幸せな性生活を送った。
歪んだ結婚
研修の最終日、幸人は麻理絵の策略によって高価な壺を割ってしまう。
その代償として幸人は麻理華と結婚させられる。両性具有である麻理華は、自らの精子によって妊娠することを望んでおり、幸人とのセックスも愛のないものだった。しかも、麻理華は時折幸人にアナルセックスをすることもあった。
最悪の結末
幸人は幸恵から間宮家の財産を盗む作戦に参加するも失敗し、二人そろって拷問にかけられる。
幸恵は拷問の末に精神崩壊した上、牡馬に犯されて子を成してしまう。一方、幸人は男性器を切断された挙げ句、人間便器にされる。
逃避行の果てに
研修からほどなくして、幸人と優奈は間宮家の異常性に耐えきれず逃走を図るも失敗。
二人はオークションにかけられ、優奈は早々と落札され、犬と獣姦をさせられた。一方、幸人は買い手が見つからず、ドナーとして落札された。
新しい家族
美加子の夫の借金が完済できず、母子がオークションに出されると聞いた幸人は彼女たちを落札、結婚にこぎ着けた。裕福ではないながらも、三人は幸せに暮らした。

登場人物

声優はゲーム / OVAの順。

沢渡 幸人(さわたり ゆきと)
声:中澤アユム(OVAのみ)
本作の主人公である大学生。
あまり裕福ではなく、自動車の運転免許の取得を達成したものの、自家用車の所有には至っていない[10]。また、間宮家に行くまで、性交渉の経験はなかった[10]
御手洗 優奈(みたらい ゆうな)
声:望月まゆ[6][2] / 吹田潮
幸人と同時期に、間宮家の使用人となる少女[6][2]。病気を患う家族の治療費を工面するためにこの仕事に就いた経緯がある。生真面目で男性経験が皆無であるため、屋敷で行われている淫靡な狂宴を目の当たりにし、驚愕する。
眼鏡をはずして髪を解いた姿はかなりの美少女である。
間宮 麻理絵(まみや まりえ)
声:中野志乃[6][2] / 同左
間宮家の現当主として、子どもたちや何人もの使用人と共に山奥の大邸宅で暮らす未亡人[6][2]。その容姿は年齢にそぐわぬ若さを保っており、美貌を維持するため、毎日欠かさず若い男性の精液を飲んでいる[6][2]
子どもには麻理華と麻理沙の二人の娘と、京一(きょういち)という一人の息子がいる[19]
間宮 麻理華(まみや まりか)
声:一色ヒカル[6][2] / のらのねこ
間宮家の長女[6][2]。温厚な性格と聡明な頭脳を持ち、幸人に対して優しく接する[6][2]。一方で、両性具有という体質故に、幸人からは苦手意識を持たれている[6][2]
間宮 麻理沙(まみや まりさ)
声:長谷部雪奈[6][2] / 同左
間宮家の次女[6][2]。甘やかされて育ったため、自己中心的で気性が激しく、使用人を虐げて憂さ晴らしをしている[6][2]
朝霧 幸恵(あさぎり さちえ)
声:大塚玲[6][2] / MITO
主人公の教育係を務める先輩使用人[6][2]。普段はあっけらかんとしたいい人だが、こと金銭が絡むと途端に強欲な一面を覗かせる。
野々原 美加子(ののはら みかこ)
声:彩世ゆう[6][2] / 同左
息子とともに、使用人として屋敷で働いている婦人[6][2]。屋敷にいる使用人の中では一番の古株で、間宮家に絶対の忠誠と献身を捧げている。

アダルトアニメ

メディアバンクからアダルトアニメ版が発売されている。DVD全4巻。ゲーム版にあったハードコアやグロテスクな描写は皆無で沢渡と優奈も最終的に屋敷での生活に馴染み、登場人物たちが最後まで不幸にならないなど一種のハッピーエンドとも取れるラストになっている。


  1. 『STARLESS I 背徳の館』(2012年7月20日発売)[12]
  2. 『STARLESS II 官能の演習』(2012年10月26日発売)[13]
  3. 『STARLESS III 金色の淑女』(2012年12月21日発売)[14]
  4. 『STARLESS IV 淫蕩な饗宴』(2013年4月19日発売)[15]

評価

阿部広樹は、共著『超エロゲー ハードコア』の中で、本作は聖少女が過去に手掛けた『Bible Black』以上に内容が濃い抜きゲーだとし、特に登場人物の一人である京一の性癖がマニアックであると評価している[20]。 また、阿部は本作が『Bible Black』以上にスカトロシーンが多い点についても触れ、ユーザーから「クソゲー」と呼ばれていることに対して理解を示している[20]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 「STARLESS」、『超エロゲー ハードコア』,p.178.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 稀代の美少女絵師・聖少女が描き出す、妖艶な美女たちの淫靡な狂宴! 『STARLESS』2011年5月27日発売!”. Game-Style. ビートニクス. 2012年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  3. ^ a b c エンプレスブランドのタイトルラインナップ”. Empress. 2014年4月13日閲覧。
  4. ^ a b Empress『STARLESS』”. Empress. 2014年4月13日閲覧。
  5. ^ a b Empress『STARLESS』”. Empress. 2014年7月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s PUSH!!(2011年6月号) p.175.
  7. ^ Empress「STARLESS」製品情報公開”. D-Dream (2008年4月22日). 2014年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  8. ^ STARLESS”. アイチェリー. 2014年4月13日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  9. ^ リンク集 - アイチェリー”. Game-Style. ビートニクス. 2007年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  10. ^ a b c d e 「STARLESS」、『超エロゲー ハードコア』,p.179.
  11. ^ 萌えゲーアワード 2011年度 受賞タイトル発表”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2013年10月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  12. ^ a b STARLESS I 背徳の館”. メディアバンク. 2016年3月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  13. ^ a b STARLESS II 官能の演習”. メディアバンク. 2016年3月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  14. ^ a b STARLESS III 金色の淑女”. メディアバンク. 2014年4月13日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  15. ^ a b STARLESS IV 淫蕩な饗宴”. メディアバンク. 2016年3月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  16. ^ a b 【Game-Style】『STARLESS』ストーリー”. Game-Style. ビートニクス. 2010年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。
  17. ^ 「STARLESS」、『超エロゲー ハードコア』,p.180.
  18. ^ 「STARLESS」、『超エロゲー ハードコア』,p.181.
  19. ^ 「STARLESS」、『超エロゲー ハードコア』,p.182.
  20. ^ a b 「STARLESS」、『超エロゲー ハードコア』,p.183.

参考文献

  • 多根清史、箭本進一、阿部広樹「STARLESS」『超エロゲー ハードコア』太田出版、2012年10月、178-183頁。

外部リンク


スターレス

(STARLESS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/30 14:55 UTC 版)

スターレス
キング・クリムゾン楽曲
収録アルバムレッド
英語名Starless
リリース1974年10月6日 (1974-10-06)
録音1974年8月 (1974-08)
ジャンル
時間12分18秒
レーベルアイランド・レコード
作詞者リチャード・パーマー・ジェイムス
作曲者
プロデュースキング・クリムゾン
レッド収録順
「神の導き」
(B-1)
スターレス
(B-2)
ミュージックビデオ
「Starless」 - YouTube

スターレス[注釈 1]: Starless)は、キング・クリムゾンの7枚目のスタジオ・アルバムレッド』(1974年)の最後に収録されている曲。

概要

1969年に『クリムゾン・キングの宮殿』でデビューして以来、メンバーチェンジを繰り返しながら[注釈 2]常に新たなサウンドを探求してきた1970年代のキング・クリムゾンの最後を締めくくる[4]にふさわしい壮大な楽曲である。プログレッシブ・ロックイエスの『危機』(1972年)やピンク・フロイドの『狂気』(1973年)などの代表作によって1970年代前半に最高潮に達していた。しかし1970年代半ばからパンク・ロックが台頭すると、その人気、音楽性ともに衰退の一途をたどった。「スターレス」はそのような衰退が始まる寸前の1974年に発表され、プログレッシブ・ロックの鎮魂歌とも称される重要な作品になった。

アメリカの音楽誌ピッチフォークは、本作を「キング・クリムゾンが録音した曲の中で最も素晴らしいもの」と絶賛している[5]。また、イギリスの音楽誌ラウダー・サウンドは、史上最高のプログレッシブ・ロックソング100曲の中から、本作を第9位に選出した[2]

2014年に始まったトリプルドラム期にも再びレパートリーとして取り上げられ、アンコールの最後で披露されることが多くなった[注釈 3]。「最後の世界ツアー」とアナウンスされた2021年の「MUSIC IS OUR FRIEND」ツアーでも度々披露され、世界最終公演となった同年12月8日の東京公演(渋谷オーチャードホール)ではアンコールの最後に演奏されて彼等の歴史を締めくくった。

制作

キング・クリムゾンはロバート・フリップ(ギター、メロトロン)、ジョン・ウェットン(ベース、ヴォーカル)、デヴィッド・クロス(ヴァイオリン、ヴィオラ、メロトロン)、ビル・ブルーフォード(ドラムス、パーカッション)の4人編成で、1973年3月からほぼ年内一杯をアメリカとヨーロッパのツアーに明け暮れた後、1974年1月7日にジョージ・マーティンがロンドンに所有していたAIRスタジオで新作アルバムの制作を開始した[6]

ウェットンは以前書いたバラード「Starless And Bible Black」をキング・クリムゾンの新曲として録音しようと考えた。彼はこの原題を詩人ディラン・トマスのラジオ劇「アンダー・ミルク・ウッド (Under Milk Wood)」の一節から引用した[6]。1月末、彼はドイツ在住の作詞家で前作『太陽と戦慄』(1973年)からキング・クリムゾンの楽曲の作詞を引き受けるようになった同郷の旧友リチャード・パーマー・ジェイムスと共に同曲を書き直し、2月1日には両親の家でピアノとカセット・レコーダーを用いてデモ・テープを作成した[7]。3月上旬に4日間に渡って行なわれたリハーサルで、彼はアコースティック・ギターを弾いて同曲をメンバーに披露したが、期待に反してフリップとブルーフォードは同曲を嫌って録音を拒否した[7][8][注釈 4]。結局「Starless And Bible Black」という原題だけが採用され、アルバム・タイトルと収録曲の一つである即興インストゥルメンタル[注釈 5]のタイトルに流用された。

リハーサルのわずか数日後、ウェットンはフリップ達に頼まれて同曲を再び披露した。その結果、一度は葬り去られたはずの同曲はフリップとクロスが書いたメロディとコード、ブルーフォードが自宅でピアノを弾いて書いたエイトノートのベースのモチーフが付け加えられて[7]、3月15日のリハーサルを経て10分を超える大作に生まれ変わった[7]。彼等は同月にアルバム『暗黒の世界』を発表すると、3月19日から4月2日までヨーロッパ・ツアー、4月11日から7月1日まで[注釈 6]北米ツアーを敢行して精力的な活動を繰り広げ、本作を未発表曲として披露した[注釈 7]

クラシック音楽畑出身のクロスは会場の音響の不備やロックならではの大音量に疲弊し[9]、ツアー終了と同時に脱退した[10][注釈 8]。フリップら3人は帰国直後の7月8日にロンドンのオリンピック・サウンド・スタジオに入り[11]、8月にかけて新作アルバムをレコーディングした。本作も収録されることになり、パーマー・ジェイムスによって歌詞の一部が再度手直しされ[4][注釈 9]、冒頭のヴァイオリンのパートがギターに置き換えられ、元メンバーのイアン・マクドナルドメル・コリンズ[注釈 10]をゲストのサクソフォーン奏者に迎えて制作された。前作に収録されたインストゥルメンタル「Starless And Bible Black」との混同を避けるために曲名が「Starless」に短縮された[12]

構成

本作の長さは12分18秒で、アルバム『レッド』の収録曲の中で最長である。前半はメロトロンとギターの主題で始まり、サックスを絡めた抒情的なボーカル曲である。中間部は、4分の13拍子で構築される。ウェットンのベースから始まり、フリップが2本の弦で単音のフレーズを反復させ、ブルーフォードの不規則なパーカッションが加わって徐々に緊張を高めていく。後半は、再びサックスが加わってスピード感のあるジャジーなサウンドに一変し、激しいギター、ベース、緻密なドラミングは、8分の13拍子までテンポを上げる。最後は、前半のメロディーをリプライズし、メロトロンとサックスの主題で幕を閉じる[13]

カバー

「スターレス」はニール・モーズマイク・ポートノイなどによってカバーされている。作曲家クレイグ・アームストロングのアルバム『As If to Nothing』(2002年)では「Starless II」として収録されている。元メンバーのイアン・ウォーレスが結成したCrimson Jazz Trioのアルバム『King Crimson Songbook Volume One』(2005年)ではジャズのアレンジが施された。

ライブ演奏では、ウェットンが結成したスーパーグループエイジア、彼がゲストボーカリストを務めたハンガリーシンフォニック・ロックバンドのアフター・クライング[14]、マクドナルドとコリンズが参加したトリビュートバンド21stセンチュリー・スキッツォイド・バンドがカバーした。

日本では俳優の髙嶋政宏がソロシングル「こわれるくらい抱きしめたい」のB面で、ANTHEM柴田直人がカバーアルバム『STAND PROUD! II』(1999年)で取り上げた。モルゴーア・クァルテット弦楽四重奏編曲した[15]

備考

パーソネル

ゲスト

脚注

注釈

  1. ^ 日本発売当時の邦題は「暗黒」である。
  2. ^ 1969年に結成されたキング・クリムゾンは1971年11月まで4作のアルバムを発表する度にメンバー・チェンジを繰り返し、メンバーを一新して再出発した1972年10月からは3作のアルバムを発表する度にメンバーを失っていった。
  3. ^ キング・クリムゾンのセットリストは日替わりであり、本作も毎回演奏された訳ではない。
  4. ^ ウェットンによると、フリップ達は「何の反応も示さず、ただ自分達が履いていた靴の先っぽを見つめていた」。彼は冷たくかつ残酷に拒否されたと受け取った。
  5. ^ 前年11月のアムステルダム公演で収録された。
  6. ^ 5月の一時帰国の後、6月4日から二巡目が始まり、7月1日にセントラル・パークで行なわれたニューヨーク公演で幕を閉じた。
  7. ^ 『ザ・グレイト・ディシーヴァー〜ライヴ1973-1974』(1992年 (1992))やライヴ・アルバム『USA』(1975年)の30周年記念CD(2002年)に、'Starless'として収録された。
  8. ^ バンド側から脱退を勧告されたという話しもある。
  9. ^ 彼は本作の歌詞を合計4回書き直したという。
  10. ^ 2014年に始まったトリプルドラム期のメンバーであり、復活した同曲を約40年ぶりに演奏した。

出典

  1. ^ The Road to Red”. rollingstone.com (2014年1月3日). 2022年5月10日閲覧。
  2. ^ a b The 100 Greatest Prog Songs Of All Time”. loudersound.com (2018年3月26日). 2022年5月10日閲覧。
  3. ^ King Crimson talks ever-changing band,music”. Foster's Daily Democrat (2017年11月9日). 2022年5月10日閲覧。
  4. ^ a b Smith (2019), p. 440.
  5. ^ Red King Crimson”. pitchfork.com (2017年9月10日). 2022年4月22日閲覧。
  6. ^ a b Smith (2019), p. 172.
  7. ^ a b c d Smith (2019), p. 175.
  8. ^ Bill Bruford (2009). The Autobiography: Yes, King Crimson, Earthworks, and More. Jawbone Press. ISBN 978-1-90-600223-7. https://books.google.co.jp/books?id=z_7VsmxN0sYC&redir_esc=y 
  9. ^ Smith (2019), pp. 181–184.
  10. ^ Smith (2019), pp. 185–189.
  11. ^ Smith (2019), p. 190.
  12. ^ John Wetton (King Crimson, U.K., Asia): The Complete Boffomundo Interview” (2016年9月15日). 2022年4月22日閲覧。
  13. ^ King Crimson Red”. sputnikmusic.com (2010年5月17日). 2022年4月22日閲覧。
  14. ^ STRUGGLE FOR LIFE”. PROG ARCHIVES (2005年7月4日). 2022年4月22日閲覧。
  15. ^ 結成20周年を迎える、モルゴーア・クァルテット~『21世紀の精神正常者たち』”. TOWER RECORDS (2012年5月21日). 2022年12月20日閲覧。
  16. ^ Nicolas Cage's Slasher Freakout 'Mandy' Makes Prog Rock Kick Ass”. vice.com (2018年10月11日). 2022年5月7日閲覧。

引用文献

  • Smith, Sid (2019). In the Court of King Crimson: An Observation over Fifty Years. Panegyric. ISBN 978-1916153004 




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