Rubber Duck Project 2009とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Rubber Duck Project 2009の意味・解説 

ラバー・ダック (ホフマン)

(Rubber Duck Project 2009 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/01 05:35 UTC 版)

ラバー・ダック英語: Rubber Duck)は、オランダ芸術家フロレンティン・ホフマンが制作した、アヒルのおもちゃを巨大化したパブリックアートであり、これを世界各地で展示するプロジェクトの名でもある。

ホフマンによると、ラバーダックは年齢や人種に関係なく、子供のころの記憶や、思い出を思い起こさせ、幸せや喜びの象徴でもある[1]

概要

ラバーダックは2007年からオランダをはじめ、フランスドイツブラジルベルギー日本ニュージーランド香港中国アゼルバイジャンアメリカオーストラリア台湾ベトナム韓国などで展示された。外側はポリ塩化ビニルのシートを組み合わせて風船状に作られており、水上に浮かべた台の上に接合され、台上に置かれた送風機で膨らませている[2]。2009年にはベルギーでの展示で42か所も刺されるという被害にあったこともある[3]。香港で展示したものは高さが16.5メートルと、今までで2番目に高いアヒルである。常に地元で制作しているため、もし何者かに襲われた場合でも、簡単に修復できる[4]

日本では、2009年に大阪府市統合本部などが大川で開催したイベント「水都大阪2009」の際に、八軒家浜に高さ9.5メートルのラバー・ダックが設置され、この主催者である千島土地が、2010年以降も大阪市や尾道市でのイベントにラバー・ダックを提供している[5]

2013年5月2日から6月9日まで香港のビクトリア・ハーバーで展示された[1]際には、中国各地でホフマンの作品を模した巨大アヒルが各都市に出現した[6]。また、巨大ラバー・ダックと天安門事件が関連付けられたコラージュ写真がインターネット上に出回ったため、6月5日には新浪微博でこの「黄色いアヒル」の検索ができない状態になった[6][7]

ギャラリー

脚注

外部リンク


「Rubber Duck Project 2009」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Rubber Duck Project 2009」の関連用語

Rubber Duck Project 2009のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Rubber Duck Project 2009のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのラバー・ダック (ホフマン) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS